11月2日(金)午前6時20分、3台の車で大山ゲート前の米軍提供施設となっている道路に入ることに成功した。入り口は、警察により検問が強化されていて入れないが、脇道の警備体制が緩んでいた隙をついたものだ。午前6時15分、電話で現地の警備状況を最終確認し、「今だ!」ということで、細い脇道を通り、この道路に入りこんだ。
そして、上り、下りの車線に車を停め、1時間以上、米兵車両の進入を阻止した。9月末にゲート前の封鎖が警察により強制排除されて以来、久しぶりのゲート前での実力行動だ。
3台目の車(右側)も提供施設に入りこんだ。機動隊があわてて、ゲート前に侵入阻止の鉄柵を並べた。)
「We are Furious!」=「我々は怒り狂っている!」
警察があわてて駆けつけ、窓をドンドンと叩く。そして、「駐車違反です。左側に寄せてください」「車を動かしてください」「免許証を見せてください」などと叫び続けたが、結局1時間以上もそのまま頑張った。ただ、この付近は道幅が広く、3台の車では完全に封鎖はできなかった。Yナンバーの車は、警察の誘導により、我々の車の脇を徐行しながら少しずつ通過していった。それでも、今日はゲートから出てくる車は極端に少なかった。きっと、基地内で、大山ゲートは通行不能だから、他所に回れと指示があったのだろう。
大型の軍用車両や、バス等については完全にストップさせることができた。
窓ガラスをドンドンと叩き続ける警察官
ゲートへの進入路には、大型の軍車両やバスなど、たくさんの米軍関係車両が動けなくなっていた。 大成功だ。
午前7時半、もう1時間以上も頑張ったので、予定通り行動を中止した。私の車は、上に向いていたので、少し走ってまた脇道を下ったので、警官らに停められることもなかった。しかし、2台の車はそのまま下に降りたので、そこで停止させられ、免許証を提示させられるなどした後、Tさんが「駐車違反」で青切符を切られてしまった。Tさんは、こうした行動を何回も続けているので、その見せしめだろうか?
午前8時半、大山ゲートでの行動を終え、野蒿ゲートに向かった。
今日は、野蒿ゲートの米軍関係車両の通行量が多く、特に、大型の軍用車両が沢山通過したという。皆が入り口に集まって抗議し、かなりの時間、軍用車両の通行を阻止したそうだ。大山ゲートが通行不能となったので、こちらにまわったのだろう。
なんと海兵隊員が、ゲート横の木に登り、我々の撮影をはじめた。皆で抗議する。
朝のラジオニュースで、今朝未明、米兵による家宅侵入、中学生への暴行事件が起こったことを知る。午後6時からは、その抗議行動が行われたが、その様子は次のブログに掲載しよう。