チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

台風の雨の中、辺野古新基地建設反対・翁長知事追悼の県民大会に7万人が集まった!

2018年08月12日 | 沖縄日記・辺野古

 8月11日(土)、那覇市で開催された「土砂投入を許さない! ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める県民大会」に参加した。 

 台風14号が近づき、開催が危ぶまれたが、予定どおり決行されるというので、傘やカッパ、ビニールシートなどを持って参加した。当初は、17日の土砂投入を許さないという県民大会として企画されたのだが、8日に急逝した翁長知事の追悼集会の意味合いが強くなったので、中止になっては困るのだ。

 1時間前には会場に入ったのだが、参加者が続々と詰めかけてくる。開催前、6月23日の慰霊の日の式典での翁長知事の「平和宣言」の音声が流された。当時もやせ細ってはいたが、「辺野古に新基地を造らせないという私の決意は県民とともにあり、これからも微塵も揺らぐことはありません」と力強く述べられていた。会場は静まり、知事の声に聞き入っている。ほんの少し前のことだとは信じられず、やはりこみ上げるものがある。

 県民投票の会の元山君のお礼の挨拶の後、大会が始まった。知事の次男、雄治さんが声を詰まらせながら知事の最後の言葉を報告。山城博治さんの力強い挨拶に会場の雰囲気が高まる。時折、雨が降りしきるが、皆、大会に集中し動かない。

 事務局から、「まだまだ多くの方が入口で入れなくなっています。もう少し詰め合ってください」と放送が入る。「現在時点で参加者は6万人です」という知らせに大きな拍手がわき上がった。

 知事職務代理となった謝花副知事が演壇に立った。副知事は、「県は撤回すべき事由があるとの結論にいたり、撤回に向けた手続として沖縄防衛局に対し聴聞をし、審理が終了した。撤回は県政を預かる我々として、辺野古に新基地は造らせないという翁長知事の強く熱い思いをしっかり受け止め、毅然として判断する」と、「撤回」の方針に変りがないと表明した。

 一刻も早く、埋立承認に「撤回」に踏み切ってくれることを期待したい。

 最終的には参加者は7万人という報告があった。

 

 一緒に行った連れ合いのブログ「すいーと雑記帳」もあわせてご覧下さい。

 

 

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