チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

辺野古への石材海上搬送を許さない!---本部町役場前で緊急抗議集会

2017年12月06日 | 沖縄日記・辺野古

 12月6日(水)、朝、辺野古に寄ってゲート前で挨拶をした後、本部町に向かった。本部町が、辺野古への石材海上搬送のために本部港(塩川地区)の岸壁使用許可を出そうとしているため、本部町島ぐるみ会議の呼びかけで役場前での抗議集会が開かれた。

 急な呼びかけだったが、集会には70名近くの人たちが集まった。町会議員のNさんの挨拶の後、私が今までの経過と問題点について報告した。「県条例を無視した今までの本部町の杜撰な港湾管理行政をそのままにして、新たに辺野古への石材海上搬送のために港の使用許可を出すことは許されない。なんとしても岸壁使用許可を出させないように頑張ろう」と訴えた。

 集会の後、皆で役場に入り、総務課長に「塩川港の平和利用を守ろう!」という600名余の署名を手渡した。

 当初は、今日にも、岸壁使用許可が出されるのではないかと言われていたが、反対運動が盛り上がりもあって今日中の許可は阻止することができた。しかし本部町は早期の許可に向けた動きを強めており、今後の取組みを強める必要がある。

                      (本部町役場前で)

 集会終了後、数人で建設課長のところに行った。昨日、建設課長は、那覇、離島向けの石材搬送のための岸壁使用許可は、従来どおり、申請書の提出を求めず、口頭で許可をしたと説明した。しかし、それは県港湾管理条例に違反するため、沖縄県からも指導を受けているはずだ。ところが課長は昨日、「県からは何の話しもありません」と、県の指導を否定した。

 また、荷さばき地が5800㎡も安和港桟橋工事のためのコンクリート製品製作の作業場として使われている。我々の指摘により県も、「適正ではない。県を指導する」と問題を認めた。ところが、昨日、建設課長はやはりこの問題についても、「県からは何の話しもありません」としらを切ったのだ。

 そこで、今朝、沖縄県庁港湾課を訪ね、照屋課長にこの点について尋ねた。課長は、驚いた様子で、「本部町とはこれらの問題を話し合っていますよ」と説明した。本部町建設課長がウソをついていることは明らかだ。

 今日、建設課長にそのことを指摘すると、課長は、怒ったように「県からは何の話しもない」とだけ言って逃げ去ってしまった。本部町建設課長の虚偽説明は許されない。

 本部港(塩川地区)では、今日もダンプトラックが頻繁に出入りし、台船への石材積込みが続いていた。また、港の一角では、岸壁に砕石が大きく積上げられている(下の写真)。このような砕石の仮置きは、荷さばき地使用許可を得る必要があるはずだが、この箇所では荷さばき地の使用許可は出されていないはずだ。これも違法行為の疑いが強い。

 また、港の一角には、ダンプトラックのタイヤを洗った汚濁水が貯められていた。きちんと汚水処理がなされているのか?

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