期中試験の準備で忙しい中、”忙里偷闲 ” で時間を作り ”忙中有闲”と
少し意味合いが違うが、 古琴の学術講演会に出席する。
敏行楼3Fの講堂で2:30より開催される。 狭い講堂なので座席の確保を
目指して15分前に会場に入り前から2列目の席を確保する。
時刻通り
先ずは両講師の紹介と古琴の歴史紹介で始まる。
最初に 劉 善教 講師 肩書は画面に;
演奏の様子
春秋戦国時代には有ったそうで 孔子も古琴の名手だったそうである。
自然の中でゆったりと時が流れていく感覚である。
古琴の作り方の説明;
唐時代から7弦が定着し明代までに各流派が出来たらしい。
作り方をスライドで紹介する。
写真が多いので割愛する。
次に 湛山寺の妙鏡法師が仏教の観点から音楽を述べ、古琴は禅の時 静
かに呼吸するが如く自然界を肌で感じるように説明があり。
演奏に入る。
最後の演奏は 中国の方なら殆ど知ってる ”流水”で締める。
音色、リズム、 雰囲気 等長閑な木陰でそよ風に吹かれて寝転んで聞けば
心洗われ、無垢な気持ちになれそうだ。
勉強の時間を割いての3時間は得難い物になった
ソレコソンコレコソが中国の奥深さ多様性、ひとすじなわではいかぬ、、、。
ソウハイワレテも、現実にその現実の中で生きる庶民は、大衆は堪りませんでしょうに。
彼等も歳を取ると故郷に帰りたい、静かにのんびり暮らしたい気持ちは内在してると思います。
稼いだ大金を抱えて外国に出て行く人の愛国心はどんなものなのでしょうか?
もっとも近代化をしたはずの日本でも政治家の評判も、実態の清潔さもまだまだほど遠いというのが、お互いの現実ですから、民度を上げていくしか方策はないのでしょう。
政治や経済について語ることは、ミョウに憚れますね。
禅の修行時使われるのですか?
さっそく 鴎鷺忘機 検索Uチューブで聴きました。
心が落ち着きました。風景写真を見て三年前に行った
西湖を思い出し、旅愁にひたりました。
「流水」の曲も素晴らしい演奏等珍しい発見ありがとうございました。歴史のある中国に魅かれますね。