
ゲーンパーガイ
ゲーンは汁もの、パーは森、ガイは鶏。
ゲーンパーは、へび、蛙、イノシシなどジビエで作られるものが多いそう・・・。どきどき。


現地では丸鶏をぶつ切りにして使うそうですが、
この日は砂肝と鶏ももで。

ゲーンパーペーストは、ほぼレッドカレーと同じですが、
唐辛子が小さくて辛みが強いものを使っているそう。




材料たち。

バイガパオとバイホラパー。
丸い方が、ガパオ。
最近ようやく見分けられるようになってきた・・・。


ガシャーイはジビエの匂いを消すのに必須。

初めて見た、生胡椒。
日本では冷凍の物が売ってるそうですが、冷凍のものを使う時は、
冷凍のまま投入しないと、真っ黒になってしまうそう。

鶏肉が柔らかくなるまで煮て、


材料がんがん入れて火が通ったら味を整えて出来上がり。

ゲーンムーテーポー
ゲーンは汁物、ムーは豚、テーポーは魚の種類(タラみたいなやつらしい)
中部のカレーだそうで、昔はテーポーを使っていたそうですが、テーポーが手に入りづらくなったため、
ほぼ豚肉になってるそうです。

ココナツミルクは濃い部分と薄い部分に分けておきます。
濃い部分は主に油として使って、風味を与える役割、
薄い部分は主に煮込むのに使うそう。

ココナツミルクの濃い部分を炒めていきます。

だんだん分離してくる。

分離したらカレーペーストなどを入れ、
香りがたつまで炒めていきます。


豚肉も加えて、


更にココナツミルクの薄いところを入れて、
蓋をして弱火でじっくり煮ます。
この時点で少しとろっとしてるくらいに整えると、空芯菜を入れた時にちょうどよくさらさらになります。

たっぷり空芯菜。

投入して火が通るまでは混ぜずにそのまま。

沸騰したら一回混ぜて出来上がり。

ゲーンキョウワーンヌア
ゲーンは汁物、キョウは緑、ワーンは甘い、ヌアは牛肉。
こちらも中部のカレー。


ココナツミルクで牛肉をじっくり煮て行きます。

茄子は一気にしゅっと皮を剥くのがポイント、とのことですが、
早すぎて撮影できず。

現地では緑の丸茄子を使います。

初めて見た、こぶみかんの実。



ココナツミルクでしっかりカレーペーストがそぼろ状にぽろぽろしてくるまで炒めて、

野菜を加えて、

ペースト入れたら完成。
野菜たっぷりでおいしそう。

さて、完成


実食ー


グリーンカレー。
牛肉が柔らかく煮えてて、野菜もたっぷりで、おいしい。

豚のカレー。

森のカレーは、さっぱり。
ハーブもたっぷりで深みがあって、
するする行ける。