先日、広島のチェロ大好き集団の一泊合宿&セミナーに、指導の講師として参加しました。
山口のとある山の上の施設を借りての、とても濃い~い二日間でした。
実は5月に1000人のチェロのコンサートに合わせてセミナーを開いた時、参加された方に今回の合宿の予約を受けてました。
この度はその時に受講された方も多数参加されてましたが、総勢40人くらいでした。
セミナーの曲目は、ゴルターマン「セレナーデ」と賛美歌を少々。
セミナーは朝10時から始まりました。
最初からいつもと違う感じになりましたよ。だって、30分も調弦してたんです。 何故かというと、日頃殆んどの皆さんは目の前にピッチトレーナーという機械を置いて合わせておられるのに、今回は僕がオーケストラの調弦のように、コンサートマスターのAから、みんなで合わせるようにさせてしまったからなんです。何しろ、最初のA線がほぼ全員揃ったのが15分後、このままいくと、調弦で1時間が終わるか?と思いましたが、幸いその後はちょっと要領が解られたようで、スピードアップして30分で終わりました。
それから、とりあえず全曲弾いてもらい、皆さんの腕前を拝聴させていただき、休憩になりました。
皆さんも、僕も、意味が違うと思うけど、ちょっと先が見えてホッとしたかな?
その後は、賛美歌、ゴルターマンと続いていきました。
内容は詳しくは述べませんが、大まかに言うと、
どうやったら早く濁りが取れるか?
和音をきれいにハモらせるにはどういうことが大事か?
大きい音小さい音はどうやって出すのが良いのか?
フレーズはどうやったら聞こえるか?
あとは皆さんから日頃の疑問についてお答えする時間もありました。
夕方になり、既に恒例の行事となっていた「夕日を見る」ことに。
さて、この後通常のセミナーでは考えられない光景を見たのでした。
晩御飯のときに、結構沢山のかたが既に晩酌(ビール)を始めたのでした。
まだ、セミナーは夜も続くのですが…。いいのかなあ???
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で、僕もちゃっかり飲んでしまうことに。
そして、夜の懇親会(宴会)がやってきました。
まず、またしてもびっくりしたのは、宴会場に行ったら透け透け冷蔵庫のなかにびっしりとビールにワインが詰まっていたんです。もしかしてこれ我々のですか?と聞けば「はいそうです!」と二の返事。
お酒は特に弱いほうではないけど、ガンガンいくと次の日が危ないので、なるべくチャンポンにならないように努めたのですが…?
そういえば、自家製の
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芋焼酎を振舞っておられましたが、これが結構いける感じだったですねえ。いやいやかなりの人材がおられる、並みの団体ではない。ウム、チェロは
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でも、人生を謳歌されている姿は、脱帽でした。
何しろ、合宿の常連さんは、この瞬間を待ち焦がれておられたように、皆さん生き生きとしてフィーバーしまくってました。
いやあ、中年パワー恐るべし!!!(失敬、年齢がバレテしもうた
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)
当然、あるべくして二次会の会場(誰かの部屋)に招待され、質問攻めに遭う。確か寝たのは2時過ぎで、朝ごはんは7時半。セーブして飲んだはずだったけど、やはりちょっと飲みすぎたか食欲無し。
何とか起きて朝食会場にまではたどり着き、胃袋に味噌汁だけでも入れて、そのあと朝風呂に直行。少しお酒を抜いてから、セミナー再開。
何とか昼御飯までには身体のほうも少し回復してきました。
最後はもうひとつの楽しみでもある発表会。
ここでは、セミナーで練習した曲以外に、皆さんがこの日のために練習した出し物があるんです。
ホントに楽しそうに弾いておられたのが印象的でした。
あ、今回僕の弟子の一人がアシスタントで参加してくれていたのですが、
締めに二重奏を少し演奏しました。やんややんやの拍手を頂き、アンコールとして僕の無伴奏の演奏がちょっとだけありました。
ということで、ホントに楽しくもあり、大変でもあり、濃くもありの二日間でした。
皆様、ホントにお疲れさまでした。