つれづれ日記

チェリスト秋津のつれづれな日記です。

エネルギア賞受賞者のコンサート

2009年10月31日 18時36分28秒 | Weblog
先日、エネルギア音楽賞の受賞者によるコンサートがありました。
歌、ピアノ、ヴァイオリン、チェロによるコンサートでしたが、僕は、モーツァルトからフィガロの結婚よりケルビーノのアリア「恋とはどんなものかしら」を歌、ピアノ、ヴァイオリン、チェロの4人で、ヘンンデルの「パッサカリア」をヴァイオリンとチェロで、ベートーヴェンピアノトリオ「街の歌」の3曲を弾きました。
メンバーは最長老が何と僕。一番若い方との年齢差は推定20年くらいでしたか?
まあ、仕方がないけど実力や経験や楽器の違い、レパートリーの豊富さは、聴衆の方々に伝わることだったと思いますが、問題は今後に向けての新しい課題や目標などが、若い共演者が抱けたら、僕も本望なんですけどねえ。

まあ、室内楽は一日や二日で様になるはずもないのでありまして、今後に期待してコンサートのあとの打ち上げも盛り上がったのでした。
ではまた

先日のコンサートのこと

2009年10月21日 06時58分24秒 | Weblog
そういえば、この前の田川でのコンサートのことについて、ちょっとお話します。

例によって、僕はプログラムにコメントを載せるのですが、今回ベートーヴェンのソナタの2番g-mollが一番メインだったのと、この曲を演奏するに当たり、繰り返しが非常に意味があると僕は思ったので、そこのところを前もって皆様にお話する必要があるということで、面白いコメントとなりました。
ちなみに、伴奏者のかたにこのコメントをお知らせした時は、電話の向こうで思いっきり笑われていたのが印象的でした。

では、それをお伝えします。

聴きどころ

今夜のベートーヴェンの2番のソナタについて是非お話しておきたいことがあります。
この曲には「くどさ・しつこさ」と表題を付けたいのです。
音楽にはリピート記号というのがありまして、同じところを繰り返すことなのですが、実際は、コンサートの時間の都合で繰り返しをしないで演奏することが多々あります。
しかし、今夜の場合この繰り返しをするかしないかで大きく内容に関わる話なので、少ししんどいですが書いてある通りに演奏したいと思います。
海外に出てみますと、日本人と西洋人の違いに気がつくのですが、会話をしているとき往々にして日本人は大体解ったら「イエス!」と言って、さっさと終わりたがりますが、西洋人は納得するまで、「すみません、もう一度お願いします」と言って食い下がります。
オーケストラの練習でも、日本のオケは短時間ですぐ形になりますが、外国では時間がかかるそうです。単純に器用、不器用というのもどうかと思いますが、多少関係のあるお話かも知れないですね?
では、今夜は是非外国人になった気分を味わって下さい。


と、このようなものを、プログラムに載せました。
しかも、コンサートでも更にお話した後に演奏したわけですが、その甲斐あってか、演奏会終了後にCDを販売した時に、あるご婦人から「今夜はベートーヴェンが一番良かったです」と言って購入していただきました。

その話を伴奏の方にお話したら、演奏者自身のあのような解りやすいコメントがあったことは、今夜のコンサートが成功した大事な要素ですよ。というようなことを言われました。

ということで、演奏会に来れなかった方にも、一部コンサートの雰囲気をお伝えして終わります。

ではでは


うちの住人になる?

2009年10月19日 16時30分01秒 | Weblog
あの、この前登場したカエル君ですが、実はどうやらうちに住み着くつもりのようです。



と言って記事にしようと思っていたのもつかの間、このところの冷え込みに耐え切れなくなったか、とうとう引越しを決めたようです。

ところで、このてのカエルは冬眠をするのでしょうか?
実は、この撮影をした場所は二階なのですが、ベランダにいろいろプランター植えの植物たちがいます。
ひょっとして、そのどれかの土の中に冬眠してくれたらいいのになあ???
僕がカエルだったら、どのプランターに潜り込もうかと見回してみたら、一番うっそうと茂っているミントの森を選びそうですが、果たして真実は如何に!



ではでは


P.S.実は、カエル君、また舞い戻ってました。

お騒がせしました。


決まりました

2009年10月19日 05時34分30秒 | Weblog
先日お伝えした新車購入に関することですが、ついに決まりました。



そうなんです、トヨタの「ノア」に決定しました。

そこで、その決定に至る経過を聞いてください。

実は、最初から僕の中ではマツダの「ビアンテ」が気になる車でした。
理由は、HPでの開発担当者のコメント「運転して楽しい車」ということでした。


さて、先ずはお店に行って実際に車を見て、試乗しました。
僕はまず試乗させてもらい、そのあとで車の内部のことを調べ、オプションの決定をした後、大体の見積もりを出してもらいました。
今回の購入理由が「家族が沢山乗って、快適に移動できる車」「セミナーの時なるべく沢山のチェロと人間が乗ること」でしたから、先ず公平に評価を出すべく、調べる項目として、スタイル、乗り心地、使い勝手、安全性、値段、ディーラーの対応等を見ていきました。

さて、一回目の試乗の際は、お互いに運転をして中の乗り心地やシートの感じを確かめました。ところが、いきなり「ノア」で二人とも二列目シートに乗車時、酔ってしまいました。かたや「ビアンテ」では、全く感じなかったし、運転フィーリングはなかなかのものでしたし、車酔いは全くありませんでした。
このことは、かなり大問題ですから、この時点では「ビアンテ」一歩リードでした。ただ、試乗した道、また同じ日の同じ時間帯で比較していないので、正しい評価ではない、ということで、後日再度試乗したのです。

その時は、意外に「ノア」で二人とも全く問題なかったのに、「ビアンテ」で僕だけが酔ってしまいました。前回と逆転してしまったのです。
ということは、車で酔ったのでなく、運転操作のちょっとしたことで、二列目は酔うということだったのです。

トヨタは、全ての項目に80点を出す優等生。
マツダは他社にない特徴を出して、ユーザーに訴える感じです。
もちろんそれぞれの会社の車に求めるコンセプトが違うので、そこから先は好みの問題であって、出来不出来が多少あっても大したことではないと思えるのでした。

元々「ビアンテ」に盛り込んだ運転フィーリング、エコ性、安全性など、「ノア」と比較して20万円高の付加価値を見出すかどうかで、最終的な決断が決まる、という大事な点で、最後にトヨタとマツダの差が出たのでした。

結論は、担当の接客態度で決まってしまいました。
要するに、マツダの支店での対応が悪かったのが、本当に残念です。
あそこで、もっと違う対応があれば、結果は逆転していたと思えるのに!
いや、でもそれを言うなら、トヨタの誠意は素晴らしい!のひと言。

あ、誤解を招くといけないので補足しますが、「ノア」が魅力がないと言っているわけではありません。それより「ビアンテ」が気になったというだけですから。

また、嫁さんと意見が分かれたときに、気まずい感じで長く尾を引きたくなかったので、二人で納得のいく結論を出して決定することを、しっかり打ち合わせして決めています。あしからず!

と、こんな感じで振り返ること2週間、明けても暮れてもカタログと睨めっこして、他のことが手につかない状態のまま、先日の田川でのコンサートを迎える訳にはいかなかったので、その前に何とか決断したのでした。

でも、「逃がした魚は結構大物だった!」的後味は、まだしばらく続きそうです。

マツダさん、車作りだけじゃ折角のいい車売れないよ!

では、愚痴溢しはこれにて! 


決断の時せまる

2009年10月13日 07時48分20秒 | Weblog
実は、最近はまっていることがあります。

今、新車を購入しようと思っているのです。
タイプは8人乗りワンボックスです。
それから始まった、各社の出しているカタログ、ホームページ等の資料集めに始まり、試乗車に実車して乗り心地や使い勝手等のことを調べて参りました。

そこで、現在はトヨタ「ノア」とマツダ「ビアンテ」の二つに絞られました。
この両者のそれぞれのよさはあるものの、価格でかなり開きがあるのと、嫁さんと僕の車に対する意見の相違があることが、これからどのように解決させていけるかが大問題です。

それにしても、同じ四足の車というもの、乗り心地はどうしてこうも違うんでしょうかねえ?

明後日が山場になりそうですが、演奏会の直前に頭は車のことで一杯になっていると、コンサートのお話中に話があらぬ方向に行かなければいいのですが・・・?

ではでは



長崎までひとっ走り

2009年10月11日 08時00分42秒 | Weblog
先日、久しぶりに長崎の長与までひとっ走りしてきました。
僕のお袋の車を借りて、ピューンと快調に飛ばして行ってきました。

車は某ドイツ製の小さい車ですが、新車の慣らし運転の時期も終わり、そろそろしっかり回してやらないと、おばちゃま車になってしまうので、車のためにも高速でしっかり回してやろう、ということで、ちょうどいいタイミングでの久々の高速のドライブだったのでした。
オートマチックですが、マニュアル感覚にシフト出来るようになっていたので、アップダウンの際に意図的にギアを選択したりして、車のパワーとコーナリング性能を確かめつつ、限界とまではいかないまでも攻めつつ、かつ安全に努めた運転で行ってきました。

広島ー博多間はなんなく走りきり、二人レッスンをしてからその続きにまた長崎に向けて走りました。
例の1000円効果なんでしょうね、いつもはスイスイ走れる長崎自動車道も、二車線とも割と一杯でしたが、無事に夕方には到着しました。

でも、その目指した先には、夏に平和コンサートでお世話をして下さった長与の役場の方々が、僕のために用意してくださった最高の素材を使ったバーベキューが待っていたのです。



サザエの壷焼き、ワタリガニの茹でたもの、牛肉、豚、鶏、ソーセージにつぼ鯛の味りん干し、大海老、烏賊、松茸と見間違うほどの良い形と良い味の椎茸、甘い味がぎゅっと詰まったとうもろこし、等など。





いつもなら例によって焼き奉行をしているのですが、今回は皆さんに客人になってて下さいと勧められ、素直にすんなり引き下がり、ただただ食事に堪能したのでした。

本当にどれも美味しく、はるばる長崎まで飛んでいった甲斐がありました。

あとでお礼にチェロを出して生演奏をしたのでした。
そしてその晩は、バーベキューを庭先でやらせて頂いたお宅に一泊して、次の日はまた博多に戻り、レッスンを済ませて次のリハーサルのため、北九州市のほうに移動したのでした。


ではまた


ヒキガエル

2009年10月02日 20時34分49秒 | Weblog
最近、虫の音がやかましくなってはいたが、こいつはその上をいく大音量で鳴くのです。

お名前は、「ヒキガエル」
身体は小さくても蝉とかと同じ位の音量で鳴きます。

「ケーッ、ケケケケケ!」「ケケケケケッ!」

そばの柿の木にいるのだとばっかり思っていたら、ついに見つけたのです。

そして、次の日の昼間にはいなかったのに、次の日にはまた同じところにいました。どうやら、住処にしているのかな?
それにしても、もう少し自然のものに溶け込んでいればいいのに、こんな都会的な金属の隙間に身を置いて、何考えているんでしょうかね???

ではまた