つれづれ日記

チェリスト秋津のつれづれな日記です。

コロナ対応について

2020年12月11日 09時00分00秒 | 報告
皆さま
とうとう新型コロナ感染が、いよいよ猛威を振るってまいりました。
いろんな災害と違い、もう例外なく、どこに行っても人ごとではなくなっております。
今年の大晦日は、予定では「ゆく年来る年コンサート」を開催する予定でおりましたが、残念ですが開催を中止とさせて頂くことといたしました。どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。
また、合わせて大晦日の除夜の鐘も打たないことにいたします。
願船坊が此処に建立してから、除夜の鐘を打たない年は多分なかった事と思います。
それでも、この度の広島の感染予防の観点から鑑み、今回の決定をいたしました。
そして、開けて新年の元旦会も中止とさせていただきます。

では今一度整理しますと

① ゆく年来る年コンサート
② 除夜の鐘
③ 元旦会

以上の行事を中止とさせていただきます。

願船坊住職
願船坊門徒会


ご報告とお知らせ

2020年09月22日 07時54分40秒 | 報告
みなさま

このところ急に朝晩が涼しくなってまいりましたが、お元気でお過ごしでしょうか。

さて先日9/13に、無事に平和コンサートが終えることが出来ました。
コロナ禍の中、沢山のお客様にお越しいただきましたこと。また、アンケートに有難いお言葉を沢山の方々から頂き、本当に開催して良かったと思いました。
会場に用意した医療従事者の方々への募金箱にも、温かいお気持ちを沢山頂戴しましたので、早速、安佐市民病院様宛に寄附をさせていただきましたこと、みなさまにお知らせします。

尚、毎週水曜日の朝6時半からの「朝活・朝コン」は、誠に申し訳ありませんが、23日はお休みさせて頂きますので、どうぞご了承ください。

皆様にお知らせします

2020年06月09日 12時47分54秒 | 報告
みなさま

ここに来て、暑さが急に増してきましたが、お変わりないですか?

さて、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策として、4月に入ってから願船坊のいろんな行事を中止とさせていただいておりましたが、今週の水曜日の「朝活・朝コン」より再開をいたします。

また9月の恒例の「平和コンサート」は今のところ、三密への対策を万全にさせていただいた上で、開催予定です。

詳しい内容については、7月中にHP上でお知らせいたします。


今こそ自分にできることを

2020年04月15日 04時23分29秒 | 報告
みなさま

昨今の新型コロナウイルスの事では、 3月頃ではまだよその所の出来事という気持ちでいましたが、今や広島県下でもクラスターが出来てしまい、本当に他人事ではなくなり、にわかに落ち着きのない緊迫した日常に様変わりしてしまいました。

まず、当願船坊の対応について、みなさまにお知らせいたします。

当面の間、以下のお寺の行事を自粛いたします。

中止する行事

毎週水曜日開催 朝活・朝コン
毎月一回開催 日曜学校
5月10日(日)開催予定 「お庭コンサート」


ところで先日テレビの番組で現在のインドの様子を伝えていました。町並みの向こうにヒマラヤ山脈が見えていました。インドも最近は大気汚染が進んでいて、遠くの景色は見えないのが当たり前になっていたようです。このコロナウィルスのことにより、社会の日常が激変したためでしょう。でもこのことが私たちに何かを教えてくれているんじゃないでしょうか。

今世界中がこのコロナウィルスによりこれまで築き上げてきた文明生活と言うものが、根底から考え直す時期になっているのかもしれませんね。

そういえば仏教の捉え方の中に「今ここにある当たり前と思っているものは、本当は何一つ当たり前と言うものはない」
と言う教えがあります。

また、ある仏教書に書いてあるのですが、

ひとの生を うくるはかたく
やがて死すべきものの
いま生命あるはありがたし
正法を 耳にするはかたく
諸仏の 世に出づるも
ありがたし 『法句経』182番

2500年前、釈尊が発見された天地の真理は、「縁起」の一言で表現されてます。例えば時計の部品の1つが故障したら、時計全部が止まる。つまり1つの部品を動かす背景に、時計を構成している部品のすべての働きがあるように、私1人を生かし、木一本を育てる背景に全地球、全宇宙の働きがある。その命の尊さに目覚めよ、と言うのが縁起の教えです。
天地総力の働きをいただいていると言う点では、人間も動物も1本の木も皆同じであり、命の尊さにおいては全く平等と仏教では説く。
ただし授かりの働きが違う。天地いっぱいの働きを一身にいただいて、今私はこうして呼吸ができ、考え、筆を運ぶと言うことができると言うことを、自覚する働きをいただいているのは人間だけだと言う。
自覚する働きをいただいた人間として、命を授かることができた喜び、それが『法華経』の「人の生をうくるはかたく」の一句なのです。
しかし、そんな素晴らしい人間の命をいただいて生まれてきても、その尊さを説いてくださる教えに出会えなければ気づくことができない。幸い命の尊さを解く人と教えに出会うことができた。それが次に、

正法を耳にするはかたく
諸仏の世に出づるも ありがたし

の一句でしょう。
しかし、どんなにすばらしい人がこの世にお出ましくださり、 すばらしい教えを説いてくださっても、聞く側にアンテナが立っていなければ、人にも教えにも出会うことはできません。

「私が苦しみから救われる」のではなく、「苦しみが私を救う」のです。

これはローマ法王の側近としてバチカンで活躍しておられた尻枝正行神父の言葉だそうです。
苦しみから逃れて救われるのではなく、苦しみに導かれてアンテナが立ち、人や教えに出会うことで救われる。苦しみはアンテナを立てよと言う仏様からの慈悲のプレゼントといただくのである。

さて、苦しみの最たるものは「死」といえよう。
葬儀の1つの大きな意味は、死者が全身心をあげて残った者たちに語りかける遺言の一言を聞くところにあるのではないか。
最期の遺言とは何か。

「死ぬんだよ。あなた方も。必ずこの日が来る。しかも予告なし、待ったなしに。いつ死んでも良いような今日ただいまの生き方をしなさい」

とかく人々は死を忘れる。人は死を嫌い死から眼をそらそうとする。葬式は嫌でも死を目の前に突きつけられる時、死を見据えることにより、本気で生命とは何か、生きるとはどういうことかを考えることができるのです。

「問う、死の宣告は仏の慈悲か」
「答えて曰く、人は皆、死の宣告を受けているものです。ただつまらないことに心を奪われて、その声が聞こえないだけです」と。

「法句経」の「死すべきものの、いま生命あるはありがたし」の心をいただくのであります。

今は音楽家としてより、一僧侶としてのお話でした。

なまんだぶ

新年のご挨拶

2020年01月02日 18時35分00秒 | 報告

皆様
新年あけましておめでとうございます。
例年に比べて、あたたかい新年のような気がいたします。
今年は、両親も含め家族全員風邪もひかずに、元気に正月を迎えることができました。
しかし、昨年災害に遭われた方々にとっては、どんなお気持ちで年を越されたのかと考えると、手放しでめでたいと言っている場合ではないかもしれませんね。

誰もが、明日、何が起こるか分からない身であります。1日1日を大切に、生かさせていただきましょう。
皆さまが心穏やかに過ごされることを祈念しております。

南無阿弥陀仏

願船坊


2019/12/30

2019年12月30日 15時20分00秒 | 報告

平成から令和へと年号が替わって今年も残すところあと僅かとなりました。
今年も振り返りますと様々な事がありましたね。
海外では、パリのノートルダム大聖堂が火事になったこと。香港の大規模デモ。微用工問題で韓国との関係悪化のことでしょうか。国内では、何と言っても天皇陛下の即位礼。テニスの大坂なおみさんの全豪オープン優勝でランキング1位。探査機はやぶさの小惑星着地成功。バスケットボールの八村さんのNBAドラフトでの快挙。ラグビーW杯の日本が8強に。ローマ法王の来日など、また競泳の池江瑠花子さん白血病公表に代表される悲しいニュースもたくさんありましたね。高齢者の暴走運転事故。あおり運転事故。京都アニメーション放火。東日本台風大雨災害。沖縄首里城焼失など、なかなか日々の生活のこと、気持ちや心の切り替えもままならない方々もたくさんおられることを思いますと、新年に向けて「良いお年を!」と声掛けできない向きもあるでしょう。
しかし、そのようなことをほんのひと時忘れて、お腹の中から笑っていただき、新しい年の一つのページを、この「願船坊新春落語会」で始めて頂くのはいかがでしょう。

改めまして年明け1/18(土)に開催いたします、新春落語会のご案内をさせて頂きます。

この度、願船坊で2度目となる落語会に、お迎えいたします桂春蝶師匠は、一昨年前にお越しいただいた噺家さんです。
今回は私と何か新しい事が出来るかも知れません。お話にチェロで相槌を打つとか?

いやはや、全く具体的には何も決まってないのですが、その気になれば出来なくはない話ですので。

また、休憩中には境内にて、深川にあります「ana菓子工房」の焼き菓子・ドリンクセットも振舞います。こちらも大変人気のお菓子屋さんです。(焼き菓子・ドリンクセット代はチケット代に含まれています)
 
どうぞ皆さまお誘いあわせの上、願船坊の新春落語会にお越し下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。


詳しい内容はチラシをご覧下さり、お早目のお席のご予約を頂きたく思います。
尚、お席の指定はしておりませんので、当日少しでもお早目にお越しいただければ、良い席にお座り頂けます。
 


「秋津智承の世界」vol,1 後日談

2019年05月02日 12時25分21秒 | 報告
先日の東京でのコンサートは、かつての私の青春時代を過ごした東京の知人、また長いお付き合いのある知人、その他には僧侶関係でも親族の方、宗派のお偉方の方など、本当に温かい沢山のお客様に恵まれ、また私の晴れ舞台に快く力を貸してくれた、たくさんの仲間たちに恵まれ、「演奏家冥利に尽きる」の言葉通り、私にとっては至福の数日間となりました。

演奏会に足を運んでくださった方々には、本当に有難うございました。

次回のコンサートに期待してくださいましたことも、本当に有難いことです。

何れまた、年内にご案内させていただきます。



謹賀新年

2019年01月04日 07時13分28秒 | 報告
皆さま、新年のご挨拶が出遅れてしまいました。
ここに改めまして、年頭のご挨拶を。

さて、昨年末のことですが、
大晦日のゆく年来る年コンサートでは、厳寒の中、沢山の方々にご来場、また還暦のお祝い、災害の義援金をいただきまして、ありがとうございました。
先ずは、御礼申し上げます。

実は我が家は長女の中学受験を控えていて、只今追い込み中!
でありまして、正月返上で家族一丸となって彼女を見守り、叱咤激励しながらの日々でございます。

そんな中、嫁(坊守)は暮にインフルになり、ゆく年来る年コンサートには、ギリギリで復活をして何とか事なきを得た感がありましたが、無理がたたり、中々ペースが上がってこないのであります。

次女は、姉の受験戦争に巻き込まれ、いろんな我慢を強いられていて、可愛そうな事になっています。そのフォローは母親が基本ですが、長女の勉強の手ほどきは母親なので、微力ながら私が次女の遊び相手に。

そして自分のことですが、先ずは還暦騒ぎのこと。
広島のコンサートは、弟子の子が手を挙げて幹事をしてくれたお陰で、何とか終える事が出来ました。が、しかし「ゆく年来る年コンサート」に関しては、計画は自分で起こしておきながら、その準備、宣伝に関わる事がなかなか滞って捗らず、自己嫌悪に陥っておる中での見切り発車的ではありましたが、事無きを得た事でありました。

昨年一年間を振り返って見ますと、出来た事に対する自負、評価に対しては、素直に受け止め、出来なかった事に対する事に関しては、自分からは言い訳はなし、愚痴は出ても引きづらないようになり、周りからの慰めの言葉によって生かされている自分に目覚め、
この、「謝罪」と「感謝」に尽きる一年でした。言葉を変えると「ごめんなさい」と「おかげさまでありがとう」を沢山連発した事でした。

能力は次第に落ちている現実を踏まえての今年一年、皆様に見守っていただきながら、頼られるひととなりたいものです。

いくつかのお詫び
「かけはし」「お寺の掲示板」「ホームページの掲載」などなど。

どうか気長に待ってやってください。
よろしくお願いいたします。



その後のこと

2018年03月07日 22時40分08秒 | 報告
翌日、主治医の先生に向かうべき病院を指示いただき、そこでの診断は「良性発作性頭位めまい」というものだった。頭の中には問題がなかったこと。これだけが判っただけでも安心した。原因は、ストレス、過労、心配事、運動不足などなど、今の自分に全部当てはまったものだった。
また、この日の天候が以上な陽気であったということ。急激な気圧の変化に、身体がついていけなかった為とも言われた。現にその日、同じような症状を訴えた患者さんが何人か来られたと、主治医が言っておられた。

この度は、いろんな人に多大なご迷惑、またご心配をおかけしましたこと、面目ない次第です。