第13回平和コンサートのお知らせ

大変ご無沙汰しております。酷暑の夏も終わりを迎え、豪雨災害に心を痛めた今夏でした。
例年以上にあわただしく日々が過ぎ、ブログも滞りましたこと、お詫び申し上げます。

さて、今週末になりましたが、自坊の本堂で、第13回平和コンサートを開催いたします。
この度は、平和コンサートとしては初めてのピアノトリオです。

前半は、チェロソロで、平和コンサートおなじみの曲になりますが、鳥の歌やコル・二ドライなど、皆さまとご一緒に平和について思いをはせるひと時になれれば、と思っております。
後半は、ドヴォルザークのピアノトリオ「ドゥムキー」です。人生における悲しみと喜びが織り交ぜて表現されている、と作曲家自身がコメントしております。皆様の人生と照らし合わせて頂きながら、お聴きくださいましたら幸いです。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

9月2日(日)午後3時より
願船坊本堂にて
入場無料（会場に災害義援金箱を設置しております）
駐車場：境内横にあります

おそくなりました

お待たせしました。
先月の平和コンサートのことについて、お話しします。



気がついてみれば10回目の平和コンサートとなりました。
今までやってきたコンサートは、基本チェロ6本によるアンサンブルでした。しかし、今回なかなかメンバーを集めることができず、やむなく私とピアノでのコンサートとなりましたが、10回目の記念的コンサートなら、スペシャルな曲にどんな曲を持ってくるか少し悩みました。

そこで突然ある曲のことを思い出しました。
それがこの度のブロッホ作曲、ヘブライ狂詩曲「シェロモ」です。テーマは「嘆き」でした。
物語は戦争で命を落とした息子に対するソロモンの王様の悲しみの音楽です。表現が嘆きや怒り、時にはすさまじい憤りの音楽を呈しています。ちょっとインパクトのある曲を今回敢えて聴いてもらいたい、という気持ちで選んだのでした。

戦後70周年を迎え、戦争を体験した人はどんどん少なくなっていく中、愛するひとを失ったものの悲しみ、怒り、憤り、憂い、祈りなどを、このコンサートを通して共有するすることの意義を感じてもらえたら、ということでした。



実は、このコンサートに来られた何人かの方から、このようなメッセージをいただきました。

「今日のコンサートに来るまでは沈んでいたが、また明日からの生きる力をもらった」このかたは最近奥さまを亡くされた方です。

また「自分の中に閉じ込めていたものを引き出してくれた、または代弁してくれたような気持ちになった」このかたは、最近息子さんを亡くされた方です。

久しぶりにアンケートのお願いをしましたら、これら沢山の嬉しい内容のコメントをいただきました。

以上、長くなりましたが報告まで。

朗報です

先日、平和コンサートのご案内をいたしましたが、追加の大曲を皆様にご披露できるとことになりました。

曲目は、ブロッホ作曲「シェロモ」チェロとオーケストラの為のヘブライ狂詩曲という曲です。これを、今回はオーケストラのパートをピアノの丸山さんに引き受けていただいてます。
実はこの譜面が実に大変で、楽譜が時々三段になったり、右手の拍子と左手の拍子が違うところがあったりする曲です。
本当にオーケストラのパートが複雑で大変なので、今回は僕はソロパート以外に時々オーケストラのパートを弾いています。

滅多に演奏会で取り上げられることがない曲、ブロッホ作曲「シェロモ」《ソロモン王の歎き》に、どうぞご期待ください。

無事に終わりました

長いようであっという間に今年の平和コンサートも終わりました。

今年は、新しいメンバーもふたり入ったりして、いつになく緊張感のある合宿になりました。

伊藤くん、豊田くんの二人が加わったことで、いつになく緊張感のある、かつ新鮮な空気もあり、日を追うごとに連帯感も出て、最後は信頼関係も出来ました。
常連のメンバーも、今年の空気に刺激を受け、レベルの向上を見たようでした。
コンサート後は、恒例の打ち上げ。

今年はTシャツをつくり、スタッフのおじさんたちとも連帯感も出来ました。

では、スナップ写真はおまけです。






ではでは

そして最終日！

今日はいよいよ最終日３日目の平和コンサートです。
会場はうちのお寺「願船坊」です。
只今リハーサル中。
ムシムシと湿度のすごい中、頑張っています。
お近くの皆様、是非聴きにいらしてくださいね。

２日目

昨日はムシカでの平和コンサートでした。
連日の疲れも出ず、無事に終わりました。
いつ演奏しても、温かいお客様で一杯の会場です。
関係者の皆様ありがとうございました。

まずは１回目終わりました

昨夜、グラントワでの平和コンサートが終わりました。
息つく暇なく、今日はムシカでのコンサートです。
コンサートの内容は、またツアーが終わってからゆっくり。

お揃い、そしてやってきました

今日から３日間コンサートがはじまります。
まずは島根県益田市のグラントワにやってきました。
家から車で２時間、あっという間に到着です。

そして今年はお揃いのＴシャツを作りました！
とあるデザイナーさんのご好意で可愛いイラスト付きです。

さぁ、気分を盛り上げてチーム秋津、頑張ります☆

chisho

始まりました！

昨日から平和コンサートの合宿が始まりました。
毎年ですが、大変過酷な合宿なんです。
朝9時から夜10時までみっちり練習‥まるで学生のようですが。
それに加えて深夜はオリンピック！
いやあ、今年は充実の1週間になりそうです。
金曜日は島根県益田市「グラントワ」、土曜日は広島市の音楽茶房「ムシカ」、日曜日はうちのお寺「願船坊」にて平和コンサートを開催します。
お近くの方はぜひ聴きにいらしてください＼(^_^)(^_^)／
ではではまた。
chisho

平和コンサートを振り返って(その2)

昨日は反省点をお話ししましたが、好印象のこともありました。

実は今回初めて平和コンサートにピアノが入ったことです。
姫路在住の丸山さんにお願いしてポッパーの「レクイエム」、ショーソン「小品」、ブルッフ「コル・ニドライ」を伴奏してもらいました。

鎮魂と浄化のイメージで選曲をしてきていましたが、今回「ショーソン」の曲だけは口直し的な発想で、明るい、少し官能的な曲を演奏しました。

当日の聴衆の方々の反応はいまひとつだったように感じたのですが、あとから何人かの方が「良かったです」とのコメントを頂きましたので、僕としても嬉しかったのです。
なぜなら、少なくとも僕自身は気持ちよく弾けて嬉しかったからです。


では、平和コンサートについてのコメントは、ひとまずこれにて。

P.S.　もしよろしかったら、コンサートに来られた方でコメントいただければ幸いです。