つれづれ日記

チェリスト秋津のつれづれな日記です。

年末のコンサート

2011年12月24日 14時08分37秒 | コンサート
みなさま、今年も残すところあと僅かになってきましたが、追い込みでお忙しくされていることでしょうね。

さて、年末の大みそかといえば、紅白歌合戦を見たり、おせちを作ったり、初詣に繰り出したりと例年の行事が組み込まれている方がほとんどなのではないでしょうか。

実は周知の通り、お寺では「ゆく年くる年コンサート」を開催します。
昨年お休みしたもので、今年再開したことを広くお知らせしたいのであります。

時間は夜9時からからです。お車でもお越しください。会場は願船坊です。可部の旧国道の信号のところに係の者がおりますし、ナビをお持ちなら、082-812-2221か、お寺「願船坊」で検索ください。

今年は、例年になく弟子たちの参加が少なく、総勢5人とちょっと寂しいのではありますが、今年の仲間でしっかりやらせてもらう所存でおります。

メインはフランク・ヴァイオリンソナタになるかとは思いますが、大みそか恒例の曲もよういしておりますピアノは夏にお招きした丸山さんに来ていただけることになってます。

今年は、3月の大震災以来暗いムードの多かった一年を振り返りながら、新しい年へ向けて希望を見ていきたいと思います。

どうぞ、寒い夜になろうかとは思いますが、皆様とご一緒に音楽に包まれた大みそかを持ちたいと思います。

お気をつけてお越し下されば幸いです。


終りました

2011年12月21日 09時00分00秒 | コンサート
先日の砥部でのコンサートは、いろいろな意味でとても有意義な数日でした。



まずは、久しぶりの再会に期待と懐かしさをもって臨んだのでした。



しかし、それにしても会場の砥部オーベルジュリゾートは、日常からの隔絶というか、VIPな待遇を受け、ある意味夢のような数日を過ごしました。
そういう意味でも、今回僕を指名してくれた山本君に感謝!感謝!

暗い一年の最後に良い時間を過ごせたとの、共演の山本裕康さんの弁でした。
コンサートは喩えて言えば、学校で師弟の関係にあった頃から、しばらくぶりに共演して、師匠と自分の距離が少しは縮んだかと思ったものの、コーナーを回って直線になってみたら、縮むどころか遥か前を走っていて、参った! というようなコメントを会場で話していました。

コンサートは前半チャペルで僕がバッハの6番を演奏したのですが、リハーサルの時ちょっと残響が有り過ぎる感じだったので、それなりに頭の中でシュミレーションして臨んだのですが、本番で音を出した瞬間「やられた!」と。
全然響きが違った上に、僕のところに音が返って来ないんです。

いやあ、この手の事はよくあるので、それなりに組み立てを切り替えましたが、プレリュードの間は、頭の中では「まいったなあ! うんんと、じゃあこの手でいくか!」なあんてね。

次のアルマンドからは、落ち着いて弾けたかな?
あとで聞いたら、お客さんの中には涙を流しておられた方がおられたと聞き、またしても演奏家冥利に尽きるだったのでした。

デュオの時は、山本君がかなり緊張しているように見えたものの、それを気にしていると自分の足を引っ張られることに繋がりかねないので、こちらの乗りに逆に巻き込んでしまいました。

以前も話したかもしれませんが、僕の2重奏というものに対してのイメージは、武道の真剣勝負のように考えています。
そういう意味では、山本君からは殺意や敵意のようなものは一切感じなかったですね。いい人過ぎるのも、どうなのかな?と、。



そうそう、練習である種の音が問題になり、僕の弓を使わさせてあげたのですが、どうやら気に入ったみたいで、本番もそれを引き続き貸してあげたのでした。

最後の写真は、次の日お別れの時の写真です。




上、左から、山本君、僕、上甲さん
下、左から、山本君、コック長、僕、上甲さん

以上です。

砥部にいます

2011年12月16日 15時53分42秒 | コンサート
昨日から愛媛県の砥部に来てます。



チェロの山本裕康くんと砥部オーベルジュリゾートでのコンサートです。

まず、本当に素晴らしいロケーションありで、建物の造りも贅を尽くしておられるし、食事も地産地消で素晴らしいですし、随所にもてなしの心が温かく伝わる、極上の幸せを頂けました。

写真はフランス産の生ハムです。




今夜はそれに見合う音楽を演奏を提供出来るか、真価を問われます。

ではまた

とどのつまり

2011年12月12日 11時33分44秒 | 戯言
このあいだ、レッスンを終えてリビングに戻ったときのこと、なにやら部屋中に漂っている妙な空気を感じる。

そおっと覗いて見たら、トドと、たぬきと、口の開いて気の抜けた物体がのびていて、そこら一帯に「すいま」が漂っていたのだ。

その中をスイスイ泳ぎながら「スイマー!スイマー!」と近寄っていたら、下から物体に「ギョロ!」と睨まれた。

すかさず、「スイマセン」

失礼しました