これは西村重長(元禄10〜宝暦6・1697〜1756年)の浮世絵です。
制作年は不詳。タイトルは「新吉原月見座敷」。
新吉原になってから、揚屋は揚屋町一ヶ所にまとめられましたので、
豪遊をする武士や大名はあまり他の町と関わることなく、揚屋で一から十まで完結することができました。
庭のある平屋建ての大きな揚屋では、襖を開け放しておのおののグループで楽しんでいたようです。
三味線を弾く遊女、その左で扇拍子を取りながら何かを唄っている客、
つい立ての左に見世の男衆が控えています。
揚屋に呼べるのは最高位の遊女、太夫か次のランクの格子だけです。

制作年は不詳。タイトルは「新吉原月見座敷」。
新吉原になってから、揚屋は揚屋町一ヶ所にまとめられましたので、
豪遊をする武士や大名はあまり他の町と関わることなく、揚屋で一から十まで完結することができました。
庭のある平屋建ての大きな揚屋では、襖を開け放しておのおののグループで楽しんでいたようです。
三味線を弾く遊女、その左で扇拍子を取りながら何かを唄っている客、
つい立ての左に見世の男衆が控えています。
揚屋に呼べるのは最高位の遊女、太夫か次のランクの格子だけです。
