昨日に引き続き、蔵左衛門氏の思い出話を。
私が蔵氏と知り合ったのは、今から30数年前のことです。
蔵氏は50半ばの男盛りで、六本木の防衛庁裏に「蔵」を出店するなど、
仕事もぎんぎんの頃でした。
蔵氏は不思議と女を惹き付けるフェロモンが溢れている方で、常に女が取り巻いていました。
もちろん、その手腕と面倒見のいい人柄から男の信奉者も多く、
深夜までやっているキャフェ水野は、そういった人たちの溜まり場でもありました。
私は仕事違いの彼らを見ているのが面白くて、
また、蔵氏の人生観といったものが興味深くてほぼ毎日のようにキャフェ水野に入り浸っておりました。
人生色々ある、というのを学んだのも、白と黒の間にグレーがある、というのを学んだのもこの頃です。
いやー、実に様々な職種の人々がここに集ったものです。
彼らから見れば、三味線弾きの私などは実にレアーな職業に映ったでしょうが、
私から見れば、画家とか、モデル、車のデザイナーのほうが
よっぽど珍しく、まぶしい職業に見えたものです。
皆、”きんざら会”のメンバーで、蔵氏亡き後も交流は続きそうです。
このめちゃくちゃなメンバーこそが、蔵氏の意図していたメンバーなのだ、
ということを、昨日皆が改めて認識したようです。
右の眉の濃い男性は、ホンダのシビックをデザインした、
ロスホンダの元社長、大塚氏です。
少々ご酩酊のようす。
私が蔵氏と知り合ったのは、今から30数年前のことです。
蔵氏は50半ばの男盛りで、六本木の防衛庁裏に「蔵」を出店するなど、
仕事もぎんぎんの頃でした。
蔵氏は不思議と女を惹き付けるフェロモンが溢れている方で、常に女が取り巻いていました。
もちろん、その手腕と面倒見のいい人柄から男の信奉者も多く、
深夜までやっているキャフェ水野は、そういった人たちの溜まり場でもありました。
私は仕事違いの彼らを見ているのが面白くて、
また、蔵氏の人生観といったものが興味深くてほぼ毎日のようにキャフェ水野に入り浸っておりました。
人生色々ある、というのを学んだのも、白と黒の間にグレーがある、というのを学んだのもこの頃です。
いやー、実に様々な職種の人々がここに集ったものです。
彼らから見れば、三味線弾きの私などは実にレアーな職業に映ったでしょうが、
私から見れば、画家とか、モデル、車のデザイナーのほうが
よっぽど珍しく、まぶしい職業に見えたものです。
皆、”きんざら会”のメンバーで、蔵氏亡き後も交流は続きそうです。
このめちゃくちゃなメンバーこそが、蔵氏の意図していたメンバーなのだ、
ということを、昨日皆が改めて認識したようです。
右の眉の濃い男性は、ホンダのシビックをデザインした、
ロスホンダの元社長、大塚氏です。
少々ご酩酊のようす。