これは伊東深水(明治31〜昭和47・1898〜1972年)の日本画だ。
タイトルは「爪びき」、制作年は不詳だ。
壁によりかかって三味線を爪弾く芸者か。
この頃は指掛けというものがまだポピュラーではなかったようで、
このように襦袢を引っ張り出して指掛けがわりにしていたのだ。
当然早い手のある長唄などは弾けないので、端唄か小唄かの類いだろう。
タイトルは「爪びき」、制作年は不詳だ。
壁によりかかって三味線を爪弾く芸者か。
この頃は指掛けというものがまだポピュラーではなかったようで、
このように襦袢を引っ張り出して指掛けがわりにしていたのだ。
当然早い手のある長唄などは弾けないので、端唄か小唄かの類いだろう。