西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

忠臣蔵二段目

2017-10-23 | 役者絵
これは2代目歌川国貞(文政6〜明治13・1823〜1880年)の役者絵だ。

昨日、一昨日の絵と同じシリーズで
慶応1(1865)年5月の市村座
「忠臣蔵形容画合」(ちゅうしんぐらすがたのえあわせ)の舞台を描いている。

桃ノ井下部橘平 市村家橘/同紀の平 沢村訥升/同鶴平 坂東彦三郎
とある。

この段は人間が演ったのだ。
それにしても浄瑠璃を弾いたり、語ったり、人形を遣ったりと、
役者はよく働くものだ。えらい!