これは2代目歌川国貞(文政6〜明治13・1823〜1880年)の役者絵だ。
昨日の絵と同じシリーズで
慶応1(1865)年5月の市村座
「忠臣蔵形容画合」(ちゅうしんぐらすがたのえあわせ)の出語りを描いている。
忠臣蔵は人形浄瑠璃の「仮名手本忠臣蔵」が本家本元だから、こういう演出があるわけだ。
黒子は嵐吉六。
役は人形遣いとなっている。
「与市兵衛 定九郎 人形早替わり」とある。
定九郎の人形を遣っているのは市村家橘だ。
家橘の名の上に西川伊三郎とあるのは、伊三郎役という意味だろう。
伊三郎家は人形遣いの名門で、この時は4代目だ。
昨日の絵と同じシリーズで
慶応1(1865)年5月の市村座
「忠臣蔵形容画合」(ちゅうしんぐらすがたのえあわせ)の出語りを描いている。
忠臣蔵は人形浄瑠璃の「仮名手本忠臣蔵」が本家本元だから、こういう演出があるわけだ。
黒子は嵐吉六。
役は人形遣いとなっている。
「与市兵衛 定九郎 人形早替わり」とある。
定九郎の人形を遣っているのは市村家橘だ。
家橘の名の上に西川伊三郎とあるのは、伊三郎役という意味だろう。
伊三郎家は人形遣いの名門で、この時は4代目だ。