春興鏡獅子―11
以上で上の巻「小姓」は終わる。
踊りを所望された弥生は、最後に祭壇に飾ってあった
獅子頭を手に取って踊る。
するとどこからともなく、2匹の蝶が飛んで来て、
獅子頭に戯れる。
やがて不思議が起こり、
獅子頭が勝手に動き出す。
弥生が獅子頭に引っ張られるように、
2匹の蝶を追って、花道に引っ込むと、
舞台正面の雛段(演奏者の座っている山台)
が真ん中から割れ、2匹の胡蝶の精が二畳台に乗って現れる。
先ほどの蝶の精、という演出だ。
胡蝶の精は色々なおどりを披露する。
その間に、弥生が後ジテの獅子の精に変身するという、段取り。
ちなみに下の巻は「胡蝶」という。
〓 〓 〓
tea breaku・海中百景
photo by 和尚
以上で上の巻「小姓」は終わる。
踊りを所望された弥生は、最後に祭壇に飾ってあった
獅子頭を手に取って踊る。
するとどこからともなく、2匹の蝶が飛んで来て、
獅子頭に戯れる。
やがて不思議が起こり、
獅子頭が勝手に動き出す。
弥生が獅子頭に引っ張られるように、
2匹の蝶を追って、花道に引っ込むと、
舞台正面の雛段(演奏者の座っている山台)
が真ん中から割れ、2匹の胡蝶の精が二畳台に乗って現れる。
先ほどの蝶の精、という演出だ。
胡蝶の精は色々なおどりを披露する。
その間に、弥生が後ジテの獅子の精に変身するという、段取り。
ちなみに下の巻は「胡蝶」という。
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tea breaku・海中百景
photo by 和尚
