goo blog サービス終了のお知らせ 

西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

浮世絵 子供

2013-07-11 | よもやま話 (c)yuri saionji

国周筆の「大夫の子供」(明治25・1892年)。
(大夫・太夫二種の表記が混在している)
浄瑠璃太夫の子が、親父の真似をして弾き語りをしている。
子供用の小さい二番三味線がすでにあったのが驚きですが、
6歳の6月6日から稽古を始める習慣があったのですから、さもありなんですよね。

子供が両足の間にお尻を落として座っているところを見ると、人形浄瑠璃の義太夫だろう。



浮世絵 芸者

2013-07-10 | よもやま話 (c)yuri saionji
これは国周筆の「開化三十六会席」(明治11・1878年)のうち、「浅草代地」。

これから宴会があるのでしょうね。
座って調子を合わせているのが、柳橋 きの国やの、喜代治姉さん。
口にくわえているのは、糸のようだ。
我々は糸が湿ってしまうのでこんなことはしませんが、仕草としては粋だねぇ。
立っているのが柳橋 松本の、その平姉さん。
まだ浴衣を着ているようなので、お支度はこれからですかね。


浮世絵 芸者

2013-07-09 | よもやま話 (c)yuri saionji
これは国周筆の「開化三十六会席」(明治11・1878年)のうち「深川」。

三味線を持っているのが深川芸者、おくら姉さん。
なにかささやいているのが金瓶の遊女、静。頭の形とかんざしの数が豪華。
芸者は遊女の邪魔をしてはいけないから、質素なのですよ。