踊り 2018-12-06 | 浮世絵 これは豊原周延(とよはら ちかのぶ・天保9〜大正元・1838〜1912年)の浮世絵だ。 制作年は1890年、タイトルは「二十四孝見立画合」(にじゅうしこうみたてえあわせ)。 踊っているのは娘、三味線を弾いているのは芸者ではなさそうだから 娘の親だろうか。
娘 2018-12-05 | 浮世絵 これは豊原周延(とよはら ちかのぶ・天保9〜大正元・1838〜1912年)の浮世絵だ。 制作年は1896年、タイトルは「あづま 三味線」か。 娘がこれから三味線を弾こうと立ち上がるところを書いているようだ。
芸者 2018-12-02 | 浮世絵 これは月岡芳年(つきおかよしとし・天保10〜明治25・1839〜92年)の役者絵だ。 制作年は1878年、タイトルは「見立て たい尽・はやくもらいたい」 芸者が、早く盃に酒をついでもらいたいという絵だ。 書き入れは 「君より他によい人は ないと思うも気のせい 私はとんと世間見ず 井の中に住む船宿の 軒にばらつく あられの音の やめば夜中に訪れる 靴の音より憂しつらし あさかの沼の底深く 首たけするも 思案の外わいな」
明治の芸者 2018-12-01 | 浮世絵 これは月岡芳年(つきおかよしとし・天保10〜明治25・1839〜92年)の役者絵だ。 制作年は1871年、タイトルは「東京料理すこぶる別品・釆女町 酔月楼」 東京の会席料理屋に呼ばれた芸者。 箱屋が長袋に入れたままの三味線を持っている。
町師匠 2018-11-30 | 浮世絵 これは月岡芳年(つきおかよしとし・天保10〜明治25・1839〜92年)の役者絵だ。 制作年は明治21( )、タイトルは風俗三十二相 三味線の町師匠を描いたものだ。 三味線の皮の乳首あとがばかに広いのだが、猫ではないようだ。 色紙の書き入れは 「たのしんでいそう 嘉永年間師匠の風俗」