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西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

明治の芸者

2018-12-14 | 浮世絵
これは月岡芳年(つきおかよしとし・天保10〜明治25・1839〜92年)の役者絵だ。
制作年は1871年、タイトルは「東京料理すこぶる別品・山谷八百善」

江戸から明治になってまだ間がないのに、芸者の雰囲気はずいぶんと変わったものだ。

    

どら息子

2018-12-12 | 浮世絵
これは月岡芳年(つきおかよしとし・天保10〜明治25・1839〜92年)の役者絵だ。
制作年は1880年、タイトルは「教訓善悪図解・家蔵を失う息子」とある。

遊女屋で遊びほうける息子に悪玉がまとわり付いている。
芸者が弾いているのは長唄「老松」の〽︎松の太夫の打掛は…のくだりようだ。
こんな場所で老松など弾いていたのだ。

   


長唄

2018-12-09 | 浮世絵
これは豊原周延(とよはら ちかのぶ・天保9〜大正元・1838〜1912年)の浮世絵だ。
制作年は1895年、タイトルは「松竹梅 老松」。
松竹梅のシリーズで、「老松」を弾いているのだろう。
おそらく三味線を弾いているのは芸者だろう。
結構長唄が流行っていたとみえる。

  

月見

2018-12-08 | 浮世絵
これは豊原周延(とよはら ちかのぶ・天保9〜大正元・1838〜1912年)の浮世絵だ。
制作年は1888年、タイトルは不詳。

月見の宴で三味線を弾く芸者。
芸者にしてはずいぶんと派手な着物だ。

   

芸者たち

2018-12-07 | 浮世絵
これは豊原周延(とよはら ちかのぶ・天保9〜大正元・1838〜1912年)の浮世絵だ。
制作年は1883年、タイトルは不詳。

どこかの劇場の開場記念のようで、
芸者のオンパレードだ。
前列左の芸者が胡弓を弾いている。