フクジュソウの里に

今日も寒そうだけど、ちょっと植え替えでもしようかと外に出てあれこれ眺めていたら、モチモチさんから電話をいただき、フクジュソウを見に行かんかね。昨日下見に行って来たら丁度の咲ごろやとのこと『見て来ちゅうがやったら、わざわざまた連れて行ってもらうのは気の毒なので今日はえいにする』と言っていたら奥様が変わって『行きなさいそりゃきれいやき、私は用事があって行けんけんど現地集合で○○さん達も行くから、お父さんと二人でもかまんろう』ということで、かまんどころじゃないですよということで連れて行っていただいた。

沢山のフクジュソウが出迎えてくれた。持ち主さんがきれいに刈ってくださりだいぶ増えたと地元の方が仰っていた。ありがたいこと踏まないように気を付けて撮影させていただく。





ここは他の場所にもフクジュソウが見られるということで、フクジュソウにはお気に入りの土地かもしれない。でも対岸に見える集落には自生はないとか。
私たちが撮影していると、地元の方が私たちの所にはないと仰って見に来ていた。



陽だまりの中に集落が見えるが、子どもさん達も減ったのか、鉄筋のまだ新しい感じの小学校も閉校になっていた。
校舎の前は、きれいな川が流れていた。少しある砂浜には獣の足跡。大きいのはイノシシで、小さいのはシカだろうか、水を飲みに来たように水辺へと続いていた。


ユキワリイチゲの咲く場所にも案内してもらったが、まだ時期的にも早かったが、モデルになってくれるぐらい咲いていた。撮影していると地元の方が何を撮影しているんですかというので、この花ですというと、毎日ここを歩いて花は見ゆうけど、珍しい花ですかというので『どればあ珍しいかと言われても説明できんけど、どこにでもありふれた花ではないですよ』ユキワリイチゲが散歩でいつも見られるなんて贅沢だと思う私。

帰ってきてテレビを付けると、北海道のポプラの木(哲学の木)と言われて人気のあった木が、観光客のマナーの悪さで畑の持ち主さんがたまりかねて伐採したと映像が流れていた。

持ち主さんだって切りたくはなかったでしょうけど、畑を踏み荒らされるとどうしようもないよね。外国からの観光客だと言われているが、私たちも心しなければと思ったニュースでした。
バイカオウレンの群生地で山主さんに直接お会いして聞いたけど『踏み荒らされ、盗って行かれもう山には入らせない』と、穏やかな口調にもマナーの悪さにたまりかねているようだった。

風もなく暖かな本当に良いフクジュソウ見物でした。ユキワリイチゲの話は次に・・