チェロ五十代からの手習い

57才でチェロに初めて触れ、発見やら驚きを書いてきました。今では前期高齢者ですが気楽に書いてゆこうと思います。

キャッツと中華街で気散じ

2011年12月23日 22時24分07秒 | コンサート

以前からキャッツを予約していた。
せっかく一番前から2列目が取れているのだから・・・
行くことにした。


<キャノン・キャッツ・シアター。劇場の上にも猫の目が>

会場が暗くなると、目の前に黄色い猫の目が点滅する。
薄明かりの中、音もなく這い出してきたのは、
猫かと錯覚するようなしなやかな動きのアクターたち。
7回も見に行ったという同僚もいるけど、
たしかに この舞台の演出には、何度も驚かされた。
特に猫たちが思わぬところから出てくる舞台装置に目を見張った。

そしてあのメモリー・・・彼女の歌声に聞き惚れた。


<スターは作らない劇団四季、でもそれぞれの力量は素晴らしかった>

ミュージカルとは無関係だけど、気が付いたことがあった。
今年タイで見たのは紛れも無いシャム猫の「野良猫」だった。
ところがキャッツの舞台の上での「シャム猫」は「ペルシャ猫」の姿をしていた。
作家はあまりよく識別してなかったのかな・・・
”本当のシャム猫”姿の女優・「タントミール」(Tantomile)の
スリムでなまめかしい動きには目が離せなかった。

鳴り止むことのない拍手、カーテンコールの中でキャッツは幕を閉じた。

以前横浜に暮らしていたころにはよく通った中華街や元町だったけど
「久しぶりの横浜だから」と、みなとみらいから程近い中華街に行くことにした。

まだ明るいなか 中華街に入ると、なんだか全体に洗練された感じを受けた。
上海料理の店を選んで、クリスマス・ディナーコースを注文した。


<クリスマスツリーをあしらった前菜>


<ふかひれスープに続いて、オマール海老のチリソース煮>


<イルミネーションが明るいメインストリート>

店を出ると、中華街のメインストリートはすっかりライトアップされていた。
忘年会とクリスマスを兼ね会食をしようという人々の流れは
夜に入って ますます勢いがついた感じ。
路地は人の波で溢れていた。

年忘れ・・・にはなるはずもなかったけど・・・
キャッツとおいしい中華で ひと時のくつろぎは得ることができた。


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2 コメント

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初めまして (kiko)
2011-12-24 18:56:16
半年ほど前から時々ブログを拝見して刺激を頂いております。ありがとうございます。私も50歳を過ぎてからチェロレッスンに通い始めて同じく4年目になるのですが、私の回りにはあまり音楽友達がいないので、千葉の音楽環境の良さを羨んでます。色んな音楽情報を含めブログを楽しみにして居ります。
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>KIKOさん (chiibou )
2011-12-25 01:05:09
コメントありがとうございます。57歳でチェロを始めたとき、オケの大先輩から「勇気あるチャレンジ」と感心されたというか、驚かれたのを思いだします。もう10年、せめて5年前に決断してればなーなんて思いますが、幾つで始めても楽器演奏を趣味にできることは幸福増進につながりますね。
 KIKO さんも発表会があると思いますが、そんな機会がいつもスキルアップのチャンスですよね。これからもお付き合いよろしくお願いします。
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