公開中に見るチャンスが無かった「オーケストラ」(原題は Le CONCERT)のDVDをレンタルで見て、
大変感動して2回も借りたけど、どうしても欲しくなってDVDを購入した。
ストーリーそのものは単純というか、旧ソ連の暴虐を風刺したようなフランス映画なのだけど、
何度見ても惹きこまれ、感動するのが、チャイコフスキーのバイオリンコンチェルトのラストシーン。
ヒロインのメラニー・ロラン(アンヌ=マリー・ジャケ役)の美しさにも目を奪われるが、演奏そのものが素晴らしい。
一体誰が演奏しているのか どうしても知りたくなって、メイキングビデオをチェックしたり、
いろいろネット検索をしていて、ようやく演奏者が分かった。
Sarah Nemtanu(サラ・ネムタヌ)というバイオリニストで、バイオリン素人のメラニーに演奏法の指導を
4~5ヶ月行い、映画中のヴァイオリン演奏者も務めていた。
そのSarah Nemtanuの生演奏は、こちらで見ることができる。
フランスのバラエティー番組に映画監督らと出演中のソロ生演奏が見られるのが嬉しい。
http://www.youtube.com/watch?v=8MIeMmigDeE&feature=player_embedded#!
ちなみにメラニーの長期に渡るバイオリン練習には、若いバイオリニストのマチルド・ボルサレロ-エルマンの協力もあったようだ。
彼女は2年に一回開催されるマチルドはロン=ティボー国際コンクール・バイオリン部門第4位入賞者という。
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