たとえば脳脊髄液減少症・・・・・・

ある日、ソレは突然やってきたかにみえました。
30年前の交通事故の記憶がよみがえる・・・・・・

もし、この世に病気がなかったら…

2008年04月15日 | 心に残る言葉

少し間があきましたが。

「もし、この世に障害者がいなかったら…」の続きです。

実は、このお話、
山元加津子さん(養護学校の先生)のサイト
「雪絵ちゃんの願い」から、ほんの一部だけ引用させて頂いています。
あまりに、素敵なお話だったので、ここでもご紹介します。

私は、このお話にふれて、
もしかしたら病気や障害というものは、
宇宙や地球や、人類を助けるために存在しているのかもしれない…。

と思うようになりました。

NHKスペシャル
「驚異の小宇宙 人体Ⅲ」のある回。

『エイズ』

人類はエイズのために、
絶滅すると言われた事がありました。
けれども、
絶滅はしないでしょう。

なぜならば、
エイズにかからない人がいるということが分かったから。

話は700年前にさかのぼります。

スペインのある村で、ペストが大流行しました。
相当な数の死者がでたけれど、
村人の何人かだけが生き残りました。
その生き残った何人かは700年の間に、だんだんと子孫が増えて、
たくさんの人数になりました。
この人達がエイズにはかからない方々なのです。

すごく不思議なことなのですが。

もし、300年後とかで、エイズが発生していたら、
人類は滅んでいたでしょう。
それでは、人類を救うだけの数に、子孫の数が足りない。
ちょうど地球を救うだけの数になるのには、700年かかるんだそうです。

まるで700年後にエイズが大流行することを、知っていたかのように、
700年前にその村でペストが発生している…


サイエンスライターの柳澤桂子さんが、こう結びました。

「私たちが今、こうして生きていけるのは、
過去に、病気や障害を持って、苦しい生活を送ってくれた人がいるおかげです。
もしその人がいなかったら、私たちは今、ここにいないでしょう。
今、私たちの世界にも、今生きているこの社会にも、
障害や病気を背負っている人はたくさんおられます。
その人達は、私たちが、未来の私たちの子孫のためにも、
支えていかなければならない、大切な人たちなのです」


この世には、病気の遺伝子のように、個人にとっては悪い遺伝子というものがあります。 
でも、それにはなんらかの意味があって
社会に存在せざるを得ないのです。  
重症の子供とか、障害をもつ人たちはどうしても
何パーセントかの確率で生まれてきてしまいます。

例えば、1万人に1人という難病。
神に選ばれてしまったその人や、ご家族は

「なぜ、私なの?」
「なぜ、我が子なの?」
と自分の不運を嘆くかもしれません。

でも、その人が病を負ってくれたおかげで、
他の9999人の人が、その病から救われています。 

健康な人間の代わりにその苦しみを引き受けてくれているのです。 

もちょっと続きます


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2 コメント

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Unknown (miffy)
2008-04-15 17:16:01
はじめまして・・
私も事故の後遺症で悩んでる1人です。
毎日苦しい日々でどうにか抜け出したいと
必死に生きてます。
気がつかされた大事なメッセージ
心にしみました。
返信する
はじめまして♪ (のぶ)
2008-04-15 22:11:51
miffyさん
いらっしゃいませ~~
コメントありがとうございます。
お辛い毎日なんですね。
私もmiffyさんのような方のコメントに励まされて
今日も何とか乗り切れそうです。

こんな日々でも、大切なメッセージが
散りばめられているのですね。
また、お気軽に遊びにいらしてくださいね
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