たとえば脳脊髄液減少症・・・・・・

ある日、ソレは突然やってきたかにみえました。
30年前の交通事故の記憶がよみがえる・・・・・・

病名を探して~(11)

2012年12月04日 | 病名を探して…

~救急の処置室にて~

病名を探して~(10)

からなんと3年が経ちました。
なぜ、今、続きを綴るのか。。。
まだ完結していないんですよ。実は。。。

このブログに辿り着いて下さる方の何人かが
「腰椎穿刺、後遺症」だったりするから。。。
何か、ご参考になる事があればなぁ~、と。

腰椎穿刺とは。。。(ルンバール)は、脳脊髄液を採取する検査のこと。
原因不明の意識障害や髄液変化の神経疾患
具体的には、髄膜炎やクモ膜下出血に最重要と言われています。

私は、原因不明な激しい頭痛の検査の為に行われました。
が、、、、、、、
そのために、6年半たった今でも、その激しい後遺症に苦しんでおります。

医師にとっては、「腰椎穿刺」は、正しい医療行為なのですが、
それによって引き起こされる、身体の不調、をしっかり理解している医師は、ごくごく少数です。

脳脊髄液の働きを、全く把握してないからです。
医学書にも、ほとんど記載されていないようです。

ERで脳外科と総合病院に運ばれましたが。
脳外科では、腰椎穿刺の結果「異常なし」。
その数時間後に、この世のものとは思われない、症状(目まい。顔や頭蓋の違和感、不整脈、冷感、冷や汗、身体の揺れ感、頻尿、手足のしびれ。吐き気。。。。。。。)を訴えましたが。
すべて、気のせい、精神異常のせいにされました。

総合病院に運ばれたところは、救急搬送で来た方や、休日救急で来た方がくるところなのですが、
カーテン漉しに、漏れ聞こえてくる会話は。。。
どう考えても、私よりも軽症のように思えました。

だってご家族と普通に会話なさってるし。
ただ、なんだかの「数値」が「異常」だから入院しましょう。みたいな。。。
いいなあ。異常があって。
いいなあ。異常があって。
いいなあ。異常があって。

それに比べて、私は、もう瀕死の状態なのに(自覚症状はね)、
数値に異常がないから、とっとと帰ってくれ、という空気が漂っていました。
夫も、なんだか迷惑そうに。。。不機嫌で。

できればこの症状が、医師に乗り移ればいいのに。。。
どんなに苦しいかわかるでしょうに。。。ほんとにすさまじいよ。
人の中枢神経がぶっ壊れているんだよ。
魂が抜けているかが分かってもらえるでしょうに。。。

結局その病院を追い出され。
タクシーを待つ間。。。
このまま、走ってくる車に飛び込めれば、。。とぼんやり考えていました。
ただ、飛び込まれた方(運転手)は、すごい迷惑だろーなー。

もうそれだけで、それだけで、それだけ、それだけで踏みとどまりました。

その時
自ら死を選ぶ方の、お気持ちがよ~く分かりました。
自分の死後の事なんて思い図る余裕なんてないんですよ。思考がゼロなんです。
以前、生まれたばかりの赤ちゃんを残して、飛び降りた女子アナがいました。
すごくよく分かるんです。
彼女は線維筋痛症だったという事ですが、24時間体中が激しく痛む、しかも薬は効かない。。。
痛みが、心も魂も壊していたのだと思います。


とりあえず、
あの時の、異常な心情を書き残しておきたいと思います
(2006年7月)