ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

こんこんの留学日記・・・を考える 肆

2017年11月22日 21時05分24秒 | 徒然雑記&連絡帳
こんこんがロンドン留学中はメールやメッセージで
時にはメッセンジャーを使った電話で様子をうかがっていました。

ホストファミリーさんは日本人受け入れ5人目というベテランさんだったそうで
他にも2~3人のルームメイトがいたそうで
それも国は違えどみんなアジアの人たち。
語学留学ならではですね、いろんな国の人々と知り合えたみたいです。

こんこんのフェイスブックの友達登録のメンバーを見るに、
日本人がほとんどいない! どちらの国出身の方かわからない・・・

昔、私の大学=京都精華大学にも留学生がいましたが、
ある日、その留学生二人が話しているのを見ました。
一人はアジア圏の人で、もう一人は南米あたりの黒人の人でしたが
二人がカタコトの日本語で話していたのを見て
英語じゃないんだ~と思ったのを覚えております。
二人とも留学先である日本語の勉強をしていたので
この異国の二人を結ぶのは日本語なんやな~、と変なとこで感心したのでした。

そげなことを懐かしく思い出しつつ。

で、こんこんに帰国後聞いたタイヘンだったお話です。

それはしょっぱなの到着一日遅れの件。

まず関空でいきなり3時間遅れで出発となり
当然乗継便に間に合わず上海で一泊する羽目になった時のこと。


なんだかんだで上海のホテルを手配しますのでそちらへ、まではまあ良かった。
そしてそのホテルは空港のすぐそば、というところまでもまあ良かった。

ところが、空港職員に聞いた関空からの荷物の到着場所で
いくら待っても出てこない! いきなりまさかのロストバゲッジか?!
職員に再確認しようにもこっちもまだ英語はたどたどしく
ましてや中国語はわかりまへん!
そこでこんこんの取った行動は・・・・



イヤイヤイヤ!! これも最後の手段で考えたそうですが
その前に、見覚えのある人・・・同じ飛行機で来た確か日本人の筈、な人がいたので
その人に声を掛けたのやそうです。



そのお兄さんは聞くとアメリカ在住の日本人で上海までの飛行機は同じ便、
上海からはアメリカに行く機に乗るはずが同様に乗継便に行かれてしまったという方。
何でも妹さんの結婚式に出席するために帰国されていたそうで
アメリカ在住なだけあって英語は超堪能。
その方も荷物の行方を尋ねていたので一緒に探しに行ったそうです。
どうやら、乗継便が予定通りなら荷物もそのまま受け取ることなく運んでもらえたものを
一旦自分で受け取って振り替え便に乗せる必要があるため
通常の関空からの荷物受け取り口と違う場所で受け取ることになってたそうで
長時間の探索?の末ようやく探し当てられたことであったのだと。

やれやれ、と思った時ははや夕食時。
旅慣れたお兄さんは夕食にも連れて行ってくれて、おまけに奢ってくださったとな!
ちなみに食べたのはうどん。上海でうどん・・・・



その後、一日一便しかロンドン行きがないこんこんは一泊しましたが
お兄さんは夜にももう一便あってそれに乗れそうだとのことで
せんどお礼を言ってお別れしたそうです。



旅先での一期一会。

そのお兄さんにはもうお目にかかることはないでしょう。
名も知らぬお兄さんにここで親子ともども改めてお礼申し上げます。

袖すり合うも他生の縁。
多少の縁、ではないですよ。他生、別の人生で縁があった、という意味です。

お兄さん、前世で親しかった誰かさん・・・だったのかもしれません。



ツヅク。
コメント
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