ゆづ、といえばバラ

バラといえば、古河ていえん(庭園)

ってことで クリンは、チット
や、そのお母さんとともに、
東京都のバラ名所、
旧ふるかわていてん(古河庭園)
に
秋バラを見に 出かけました
古河ていえん(庭園)は、もともと、明治時代の外相・
むつむねみつ(陸奥宗光)
の
お家でしたが、
宗光の息子が
ふるかわいちべえ(古河市兵衛)
の
ようし(養子)となったため、
「古河財閥」のもちものに なりました
(※古河市兵衛とは、田中正造の敵であった、あの、足尾銅山の経営者です
)
のち、大正時代になって、ここに 西洋かん(館)が
たてられることに なります
この洋かん(館)が、つみぶかい(罪深い)までに
うつくしく、
「鹿鳴館」をつくった
イギリス人・コンドル
の
せっけい(設計)による、
じゅうこう(重厚)な、ルネサンス調・石造り
ステキな内部は、1日3回、見学ができ、きっさしつ(喫茶)室でお茶もできる。
という、
すばらしさ・・
(撮影は厳禁です
)
そんな、洋かん(館)とバラの 組み合わさった・けしき(景色)は 人気となり
年に2回の バラシーズン
には、おおぜいの人が
おしよせます
(5月・6月ほどじゃないけど、10月下旬までは バラフェスティバルやってるし・・)
とおもって
クリンたち、
こんざつ(混雑)をさけるため、朝9時すぎに
行ったのですが、
オープンいちばん!
すでに
カメラおじさんたちが
つめかけていました
それでも、まだこの時間は よゆうで かんしょう(観賞)でき
、
一りん(輪)・一りん(輪)
花の名前を よみあげて
たのしめます
「このバラ、カトリーヌ・ドヌーブだって
」
「アブラカタブラ、かあ。・・・それっぽいね!」
「『マダム=サチ』、鈴木善幸もと首相夫人の名。・・・へえ~。」
「やっぱ、プリンセス・オブウェールズ、はキレイだね
」
(京成バラ園から移植されたバラたちもお見事)
開花状況は、10月18日で ほぼ全開、っていうか、ちょっとすぎてるくらいです
きいた話では、
古河ていえん(庭園)では、虫のえいきょう(影響)が少ない秋は
小粒ながら たくさんのバラが咲き、
春は 本数は少ないけど、
その分、たいりん(大輪)のバラを
つくっているそうです
しかし
この庭えん(園)、すごいのは バラだけではありません
バラ花だん(壇)の下にも
必見の場所が
あります。
それは、バラの庭の 6・7倍はあろうかと思われる広さの
みごとな日本庭えん(園)
(階下から見上げる洋かん(館)→)
そこにあるのは、大きな池と、
かいゆう(回遊)式の さんさくろ(散策路)
りっぱな 一枚板の渡し
ゆうゆうと泳ぐ、こい(鯉)たち

おごそかな 石どうろう(灯篭)
大きな雪見とうろう(灯籠)

キノコみたいな、かさの形をした、かわりどうろう(灯篭)

などなど・・
←「濡」ってかいてあります。

・・・・・・・
全体的に
こけむして
しっとりとした空間だから、
キノコがはえてしまったんだろうか
クリンたち、考えました
(※でも、そうじゃなくて、濡鷺灯篭という、鳥をかたどったものでした)
さらに、奥には・・
うら(裏)千家の茶道教室が行われる、茶室もありました
「3回で8千円ね。いいんじゃない?」(お母さん)

「旧古河庭園」
というと、
バラと西洋かん(館)
の
イメージしか
ありませんでしたが、
半分以上を占める 日本庭えん(園)が
バラ以上に 見ごたえがあり、
これなら、近くの「六義園」に行かなくてもいいかも・・って
思ってしまうほど。
カンロクの「小川治兵衛
」作庭です
これで、
「入園料・150円」は
安い。。
「お母さんなんて、70円よ♪」 (←65歳以上半額
)

一時間ほどたつと、バスツアーの人たちが ぞろぞろやってきて、
えん(園)内は
かなり こんざつ(混雑)してきました
よって、
けつろん(結論)は・・・
午前9時すぎに入り、バラと日本庭てん(園)を見て、10時半からの
「洋館内部見学ガイドツアー」に
さんか(参加)し、
きっさしつ(喫茶室)で
お茶する
それが、ベストってことです