「北海道スピリット」
を
かんじる・おかし(菓子)。
ろっかてい(六花亭)が出している 「ひとつ鍋」は、その代表格です
それは、モナカ(最中)
「 開墾の はじめは豚と ひとつ鍋 」
とかち(十勝)開拓の祖、
よだべんぞう(かんじ:依田勉三)
は、
開拓者の苦労を
この句に
よみこみました
その句から、名づけられた、なべ(鍋)形・モナカの中には、
白あん(餡)、
こしあん、
小倉あん
のどれかと、
小さいおもち(餅)が、2つずつ・入っています
(ふたを、むりやりあけると、おなべがこわれるので、ようちゅうい
ナイフとかで
半分に切ったほうがいいです。)
「このお鍋の形と、句だけでも ぐっとくるのにさ~、
この箱!
林子平の「三国通覧図説」でしょ?
この図柄
江戸時代の
蝦夷地の地図だよ~」
と
うちのチットが
おどり上がりました
はやししへい(林子平)とは、江戸時代後期の学者で、
当時
れっきょう(列強)が
「鎖国日本」のとびらを
たたく中、
「もっと、沿岸防備をしっかりやらないと
やばいですよ」
と
してき(指摘)して、
ばくふ(幕府)から
処ばつ(罰)された人だそうです
「林子平は、不遇のうちに亡くなったけど、
200年の時を経て
こんな形で顕彰されるなんてねえ・・。
さすがは六花亭」
と
れきし(歴史)にくわしい・チットが
言いました。
「しかし、やっぱあれだね!道南部は詳細だけど、この地図、
道央~道東は
なかなかメチャクチャ
大沼が
左端にあるし、
根室がここにあるけど、
釧路はなんだかわからない感じに
なってる。
かえって、千島列島のほうがちゃんと描かれているくらいだわ。
『ラッコ島』だって☆
なんだろ、これ
沿海州のところが樺太になってるな。間宮林蔵が探検したのって何年だっけ?」
パッケージひとつで、
かなり・いそいそする、
チットでした。
れきし(歴史)好きの人へのおくりものに、おすすめです
(その3「山親爺」に、つづく)