ほくおう(かんじ:北欧)にある、と思っていた
かもめ食堂が、
むさしの市にあった、というだけでも
内心
クリンはきょうがく
(かんじ:驚愕)いたしました。
しかしながら
ほくおう(北欧)は、
なんと、クリンの地元、たま市にも
そんざいしていたのです。
10年前から
ここのパンを食べていながら、
たま市のほくおうに
思いいたらなかった・クリン。
でも、それは
クリンだけのせいじゃ・ない(と、おもう)
だって
ホクオーは昔、
きっちり「北欧」っぽいパンを作っていてくれたのに、
今は
そういうオリジナルカラー
うすめちゃって、
「小田急沿線」の
きがるでおいしい・パン屋さん
に、なっちゃっているんだもん
クリンたち、
昔、ホクオーでうっていた
「スカンジナビア」っていう、
まん中がわれた、大きなパンが
大好きでした
チットいわく、
「スカンディナビア半島を二つに割る、山脈を表現した」
ダイナミックなだ円形、そして
さけ目につまった・ほんのり甘い
つぶつぶバター
お店でも
いちばん目立つ所におかれていた、
イチオシのパン
のはずでした。
なのに、
いつのまにか、きえてしまい、
クリンたち、すごく、かなしかったのです
(フッコクをのぞみ、
お客様はがきまで かきました・・)
あれぞ
ホクオーを、「北欧」たらしめていた・タマシイの
一品だった
と、
クリン家一同、だんげん(断言)いたします
いつかまた
スカンジナビアに 会いたいなあ
テレビ放送が あるたびに
「かもめ食堂」を
見るチット
クリンも見ましたが、
せいけつで
おいしそうな
レストランを きりもりする
やまとなでしこの お話です。
(映画HP→http://www.vap.co.jp/kamome/index.html)
見た人は
「こんなお店、あったらいいな~」って
みな思うのですが、
いかんせん
北欧は、ちと・とおい
と
あきらめていたら、なんと
チットは今日
かもめ食堂に行ってきた、と言うのです。それも
おしごとの後で
<moi吉祥寺店>
モイは、かもめ食堂にほれこんでつくられたという、ほくおうカフェ
ここで、シナモンロール食べた日には
キブンはすっかり、
「もたいまさこ」
近くの「北欧レストラン・アルトゴット」が
おすすめです
<本格スウェーデン料理のランチ(1650円)>
パンも、ふつうじゃなくて
とくちょうがあり、
小林さとみのような「口調」で、
イッピン一品出してもらえる
お店のならびには
「北欧デザイン」のお店が、
のきをつらねて いるそうです。
ほくおうデザインの
ムダのなさ、あいらしさに ふれると
「丁寧に暮らすって、人間、大事なんだよ」と
おしえられた・気になります
水まわりフキフキや、
水きりマットにもなり、
くりかえし使えて、
さいごは 土にもどせます。
さいきん、女子力たかい人は
みなつかってるので、クリンも・用います
なんとステキな ホクオウのけいもう(かんじ:啓蒙)
・・・・・
・・・・
に、しても
とおい・いこく(異国)と 思ってたのに
ホクオウって
「武蔵野市」だったんだね、チット
雨がふっています
久しぶりの雨。
なぜか、気もちがおちつきます
今日 お休みのチットは
朝ごはんのあと、二度ネ(寝)して
おきてきません。
・・・・・
お茶でものもうかな。
<竜須絞股蘭茶>
「りゅうすこうこらん茶」は、
海草みたいな ほそくてながいクキのお茶。
ほんのり甘い
中国のお茶で、
めずらしいし、おいしいので、
クリンたち、今・はまっています
中国には
ミン(かんじ:明)という国の時代が
あったらしい。
そして
その時代の、さいこうのお茶の本に、
お茶をのむのにふさわしいシーンをかいた
ぽえむ(かんじ:詩)があるって
きいてます
たとえば
「軽陰微雨」
という時。
それは
「うすぐもりで小雨のふる時」のこと。(※許次紓「茶疏」より「飲時」の一節)
ふだん
あまりのまないけど、
中国のお茶って、
なんか 気もち・のんびりして
体にも、
いいことしてる・カンジする。
ポエムにも
「心身ともに ゆっくりしたい時(「心手�適」)」
って
かいてあります
「胡蝶蘭に似てるね」
とほめられて、
気分上々の クリンです
きくところによると、
中国では、古来
「蘭・梅・菊・竹」を、
「四君子」として
とうとんできた・らしい
さむい時でも、花を咲かせる、その
リン(凛)とした うつくしさが
文人の心を とらえました。
・・・・・
しくんし
まるで、クリンみたいです
何年か、おしいれの中ですごしたことあるクリンも、
今や「大輪の花」を咲かせ、
家ぞくの心、つかんでいます
それに、
<写真:鳩居堂はがき>
ウフ
・・・・・
でも、竹は?
竹と、クリンをつなぐものが、見出せません。
「竹や笹とクリンって、なんか似合うよー」って
言います。
・・・・
それってもしや、
<さくさくパンダ>
「世界らん展」に
うちのチットが、はじめて行きました
(東京ドームにて開催中→http://www.jgpweb.com/top.php)
キルトの時とちがって、
男の人も来てるので、
すごい人出
ランたちも なかば
良いかおりをかきけされて・いました。
それでも
「都道府県」レベルのテンジ(展示)だって、
すさまじい。
<上:東京都、 下:埼玉県>
ぶつりょうさくせん(かんじ:物量作戦)と 言えます。
しかし
「大賞作品」をはじめ、一点一点タンセイ(丹精)された、「鉢物」がメインであり、
見たこともないような
かわりダネのランたちも
小さく かがやいています。
<左:赤いラン、 右:ドイツのお堅いラン>
<左:ちょっと気持ちわるいモヨウのラン、
右:キラキラ・スワロ・シールでデコられたラン>
「新聞に出てた「ボルネオ」ランのコーナーには
1時間半の行列ができてたよ。
仕事帰りで疲れてたから、並ばなかったけど」
と
チットが言ってましたが、
ボルネオ・コーナー見なくても
めずらしいランには
ずいぶん出会えるみたいです
とくに カンシン(感心)したのは
プロのしごと・してるらしい
また
<左:盆栽風ランの小宇宙、 右:ランで作った大木>
といった
まったく・ことなるスタンスのランたちも、
はげしく 火花をちらしてた、
とのこと
一方、
キビシイ「勝負の世界」だけでなく
お客さんを たのしませる
「テーマ展示」も ありました
<左:良寛さんと子どもたち、 右:各国大使婦人コーディネート・ラン>
<左:中国文人画に描かれた蘭、 右:ランで出来たスカイツリー>
ムネを打ったのは、
有名ラン作家「江尻光一さん」のいさく(遺作)で
この方だけでなく、
ランを作ってる人がこんなにいて
また
ランにミリョウ(魅了)されてる人も いっぱいいるんだ
と
チットたち、かんどう(感動)したそうです。
<ラン工芸品(ブローチ・ガラス・染色その他)>
「お客さんたち、物販コーナーで蘭買ってたよ~」
というチットは
「蘭茶」という
中国茶(お花が咲くやつ)を
おみやげにわたし、
そして言いました。
「胡蝶蘭とか見ていて、ふとクリンに似てるなって。」
今日はおにいちゃんのお休み
そこで
クリン一家は近所の「百草園」に、
ウメ(梅)を見に行こう!
ということに なりました。
<百草園入り口>
もよりは「百草園駅(京王線)」で、
えきからはトホで15分くらい。
ものすごい「急坂」を
のぼります
クリンたちはバイクで来ましたが
もぐさえんは、中に入っても 坂が多いので
アンヨ・イタイタのおにいちゃんには
きんちょう(緊張)のコウラク(行楽)です。
「2月中旬」にもかかわらず
ウメが
ぜんぜん咲いていません
毎年来てますが、
こんなのはじめて・・
人々も「今年は特別寒いからだね~」
って
がっかりしてかえって行きます。
いちばんすごい「松連庵」の前のウメも まだ・・ それより、ねもとの
一月の花だよね・・
咲いててくれて
ありがたかったけど
いつもなら 一月に咲いてるよね・・
あるていど ヨソウしてたので、
ロウバイは しませんでしたが。
と、おにいちゃんたちと 話していると
見上げると
ほころぶ前ですが、つぼみがふくらんで 今にも花が咲きそうな木が
ありました
一ヶ月、季せつはおそいけど
えん内には一本だけ 花をつけ
おしるこを食べて
クリンたち たのしみました。
「 めでたさも 中くらいなり おらが春 」(小林一茶)
つばきの花からの
レンソウ(連想)ですが、
花といえば、今
丸の内に、大きな花束が
かざられているそうです
<ルドンとその周辺ー夢見る世紀末展>
この花束は、
フランスのおしろ(城)の 食どう(堂)を
長いあいだ、かざっていたそうです
かいたのは、
一世紀前のフランスの人、「るどん」で、
このびじゅつかん(美術館)が ついに手に入れて
うれしさのあまり
みんなに見せて、いるのです。
さびしいのは、だれしも同じ。
だから
丸の内に出て、花束を見て
おしゃれなランチして
外国のせっけんとか かって、
明るい気もちで お家にかえりたい
そして夜は
ふかくねむり、
青い花びんに大きくいけられた、
ブーケのゆめを みたいのです
だがしかし
るどんコレクションの多くは
「黒い版画や木炭画」
ゆめに出てくるカノウセイ(可能性)大
「確率」は半々です
でも
花にほぐされる心と同じく、イヤ、それ以上に
「黒の作品群」は
見る人に
ジブンの心の内がわを 見つめさせます。
「世紀末と、大戦期の空気の中でしか、
生まれなかった絵。」
と
チットは言います
ただ、ブキミな絵をかく人じゃ、
ないみたい。。
みんなの目に、
100年前を見せる、てんらん会だったようです
・・・・・・・・
おすすめ:黒い花びんのアネモネ
樹(樹のある風景の中の二人の人物)
夢想(わが友アルマン・クラヴォーの思い出に)シリーズ
「 海のごと 花を落とせど なほ紅し
太陽に似る めでたき椿 」(与謝野晶子)
先週まで
「根津美術館」でひらかれていた・「百椿図展」。
つばきの一大ブームがおこった
江戸時代に
ひろしま(広島)の おとのさまが
「椿の素敵な絵巻物、つくろうよ!」
と
みんなによびかけて
作られました。
<百椿図:伝・狩野山楽筆>
こうもん(黄門)さまを、はじめとし
当代の
じょうそう(上層)の方々が、
サン(讃)を よせています
さらに
(・・こんなつばき、今は見かけません)
つばきにムチュウ(夢中)だったのは、
こちらの おとのさま
「松平忠国」のみならず、
同じころ、
「安楽庵策位」というお方が、「百椿集」を
出していて、
みぶん(身分)の上下なく、
みんなが もりあがってたみたい
うめ(梅)や、
さくら(桜)の人気のかげに かくれがちな
つばきですが、
「長寿木」として、また
その「造形美」が、ふかく あいされてきました
やまだたありとも(かんじ:山県有朋)が、
山ごとかって、やしきをたて、
(椿山荘では椿ビュッフェかいさい中→http://www.chinzanso.com/ )
西洋でも
マルグリットが、むなもとをかざったし(椿姫)、
ココ・シャネル女史も、むちゅうでデザインしました。(カメリア)
話は
さらに、大々的で、
はたまた
町ぐるみで・つばきラブの
「伊豆大島」というちいき(地域)までも、
つきうごかす力を
つばきはもって いるのです
あいさずには・いられません
花粉がとびちる・2月になると
クリン家の和室には
フシギなものが 出てきます。
くみ立て式で
3000円台。
一年のうち、つかうのは、お外が花フンでいっぱいの
2月~3月だけですが
けっこう長もちしていて
クリンも もう10年くらい とんでます。
と
このように、たのしくなります
大人の人でも
がんばれば
30センチはとべると思います。
チットは外で少し走ったり、なわとびしたり
できない・このじき、
テレビを見ながら、一日3分とんでます。
たのしくとべるのは1分。
3分とぶと、いき(息)が切れるとのこと。
でも
「音が出ないし、
血行良くなるし、
気分がモヤモヤしてる時、けっこういいよ」
と、気に入っているモヨウ。
1日に、その場で5回思いっきりジャンプすると、若返りに良い。
と
昔テレビで
ドクター話しているのをきいてから、
思い出しては とぶチット。
しかし
こんな大きなものが家の中にあると、
「美観を損なう」と、おにいちゃんにおこられるので
つかいおわったら このように
かんそうした日がつづき、
お肌や
火災に
ちゅういほうが出される 今日このごろ
クリンも近所のおくさまと
「イヤ~ね~」って話しています。
とはいえ
冬のあいだ
空気のかわきが もたらすメグミも
あったりするので、
イチガイに、イヤとは言い切れないのが
冬のかんそうです
<例:干し柿(写真は佐渡のおけさ柿)>
人々は
古くから
いろんなものを
こおらせ、かんそうさせて
えいようか(栄養価)をあげて、
冬場をしのいできたらしい
その昔、
ありまのみこ(有間の皇子)も
干したお米を けいたいし
ポリポリたべました。(まんようしゅう)
うちでは
ゆず(柚子)をもらうと
なかみは「ポン酢」
皮は、こまかくきざんでお外に干し
ふうとうに入れてホゾンし、
同ように
食べまくってる
みかんなどの皮を干して
「煮豚」つくる時 おなべに入れたりします。
本かく的に「干し野菜」やってる人には
およびませんが、
オクラのネットをとっといて
「切干大根」
「干ししいたけ」
をベランダで
じゅくせい(熟成)させてるとき、
よろこびをかんじる・クリンです
ボリショイバレエにおける
ただ一人の日本人ソリスト「岩田守弘」さんが、
たいだん(退団)する、
というニュースが入り、
チットはお友だちと見に行くようです。
現在来日公演中→ http://www.japanarts.co.jp/html/2012/ballet/bolshoi/
「50歳まで踊りつつ、教育と活躍の場を作りたい」(産経新聞インタビュー)
前に、
「プロフェッショナル仕事の流儀」
で
はい見したことありますが
「最高のバレエを目指す」
という
じょうねつ(情熱)
まったく・おかわりありません
おりしも
「ローザンヌ国際バレエコンクール」
で
たま市のおとなり・町田市の高校生が、一位にかがやき、
クラシックバレエが 大注目をあびてます
<菅井さんは、学園祭でダンスグループ「さといもダンサーズ」の中心メンバーとして、大活躍。(毎日新聞)>
さて
岩田さんが「道化役」をおどる「白鳥の湖」は
やはり・フキュウの名作です。
ジークフリート王子と
こい(恋)におちた
オデット(白鳥)
それをジャマして、王子をモノにする、
いちばんの見どころは
この
「清らかな美しさ」と
「官能的な美しさ」の おどり分けです。
これがたいへん・・・
・・・・・・