「牡丹灯籠散歩
」で おとずれた、台湾スイーツ・オーギョーチ。
そこから、
谷中方面に向かっていくと
さんさき(三崎)坂上のあたりに、「永久寺」という、お寺が見えてきます。
小さいけど、一部の人々に、人気がある・えいきゅうじ(永久寺)
(いい名前だな・・)
けい(境)内に、ネコ(猫)モチーフ
が ちらほら・あることで、
「猫のお寺」として 知られる
そうとう(曹洞)宗の お寺です。
谷中には、昔からネコちゃんが たくさん住んでいて、
いたるところ
ニャンコが ゴロゴロしていますが、
明治時代から
すでに そんなかんじだったらしく、
付近の住人だった「愛猫家」の かながきろぶん(仮名垣魯文)
が、
自分のことを
みょうみょうどうじん(猫々道人)
と 名のっていても、
だれも、かわり者あつかい
しなかったみたいです
かながき・ろぶん
とは、「安愚楽鍋」という本で、
文明開化の風ぞく(俗)を書いた
げさく(戯作)者
とのことですが、
なかなか、ネコ・まっしぐら
な、
人だったそうで、
ぼだい(菩提)寺とした、この永久寺に、さまざまな 「猫遺物
」を
のこしました。
たとえば、
「山猫めをと塚
」
これは、
ばく(幕)末・いしん(維新)の大物、
「榎本武揚」にもらった
きちょう(貴重)な つがいの海外ネコを
死なせてしまったさい、
かながき先生が たてたもの。
そのとなりには、「猫塔記念碑
」
これは、
かながき先生が 開さい(催)した
「猫グッズ展」の
かんらん(観覧)料と 売り上げで
たてた・とうろう(灯籠)
(丸い穴の中には、ねむりネコがいます)
さらに
ネコちゃんのかお(顔)が せんこく(線刻)された、「猫塚碑
」。
(ろぶんの魯の字に、デザインされた顔→)
これらを見るため、おとずれるネコ好き
を すいこむようなお店が、
どうろ(道路)の反対がわ(側)に たっていて、
ネコ・グッズ・ショップやら、
ネコ・クッキーで、カフェタイムできる店があり、
ネコちゃんの世界に たんでき(耽溺)できる
ようになっています。
(ねこえもん(猫衛門)かあ。)
(つづく)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます