クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

永久寺と猫カフェ~谷中散歩・3

2015-10-25 | クリン江戸散歩

 「牡丹灯籠散歩」で おとずれた、台湾スイーツ・オーギョーチ。

そこから、

谷中方面に向かっていくと

 さんさき(三崎)坂上のあたりに、「永久寺」という、お寺が見えてきます。

 小さいけど、一部の人々に、人気がある・えいきゅうじ(永久寺)

     (いい名前だな・・) 

 けい(境)内に、ネコ(猫)モチーフが ちらほら・あることで、

「猫のお寺」として 知られる

そうとう(曹洞)宗の お寺です。

 谷中には、昔からネコちゃんが たくさん住んでいて、

いたるところ

ニャンコが ゴロゴロしていますが、

明治時代から

すでに そんなかんじだったらしく、

 付近の住人だった「愛猫家」の かながきろぶん(仮名垣魯文)が、

自分のことを

みょうみょうどうじん(猫々道人)

と 名のっていても、

だれも、かわり者あつかい

しなかったみたいです

 かながき・ろぶんとは、「安愚楽鍋」という本で、

文明開化の風ぞく(俗)を書いた

げさく(戯作)者

とのことですが、

なかなか、ネコ・まっしぐら

な、

人だったそうで、

 ぼだい(菩提)寺とした、この永久寺に、さまざまな 「猫遺物」を

のこしました。

たとえば、

 「山猫めをと塚

これは、

ばく(幕)末・いしん(維新)の大物、

「榎本武揚」にもらった

きちょう(貴重)な つがいの海外ネコを

死なせてしまったさい、

かながき先生が たてたもの。

 そのとなりには、「猫塔記念碑

これは、

かながき先生が 開さい(催)した

「猫グッズ展」の

かんらん(観覧)料と 売り上げで

たてた・とうろう(灯籠)

(丸い穴の中には、ねむりネコがいます

 さらに ネコちゃんのかお(顔)が せんこく(線刻)された、「猫塚碑」。

(ろぶんの魯の字に、デザインされた顔→)

 これらを見るため、おとずれるネコ好きを すいこむようなお店が、

 どうろ(道路)の反対がわ(側)に たっていて、

 ネコ・グッズ・ショップやら、

ネコ・クッキーで、カフェタイムできる店があり、

 ネコちゃんの世界に たんでき(耽溺)できるようになっています。

(ねこえもん(猫衛門)かあ。)   (つづく)



















コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 谷中散歩・2~コース | トップ | 築地塀・新旧~谷中散歩・4 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿