「秋田の鶏めし」で、
すっかり鳥肉にめざめ、
チットは鳥肉をもとめて、
こうべ(かんじ:神戸)に出かけて行きました
こうべは、
「風見鶏の街」ってことになっていて、
かざみどりという、
めずらしい鳥肉が、そんざいする・らしいのです
しょうかせん(消火栓)のフタにも・・
かなりおいしいのかしら・・
かざみどりは、やねの上にいたりするので、つかまえるのが超・タイヘン
しかたなく、
地上のかざみどりをつかまえるために、
チットと、
かりうど(かんじ:狩人)のなかまは
こうべ市内を
2日かけて歩き回ったみたいです
手前のコーヒーカップに、
ウサギのかおが見られます
かざみどりは
なかなか見つけられない ようですが、
ウサギはつかまえたんだね。
さすが・かりうど
一息入れたら、こんどは海へ
バードランドに、メリケン粉。
鳥をつかまえたら、
さっそく
肉うどんでも作るつもりかしら・・。
かなりのやる気を、二人にかんじます
「中華料理」にしちゃうつもりなのかも・・。
でも、
そこまでジュンビ・バンタンにしても、
かざみ鳥は
チットたちの目の前にはあらわれず、
ホカク大作戦は、
二日目にもちこされることになりました。
(朝の必勝祈願。於・生田神社)
さいさきの良い、スタートです
おみくじの示す方角にしたがって、
ふたたび、
やねの上のかざみ鳥のいる、本きょ地・北野に向かうチットたち
ハンター坂には、
ハンターのすがたが、にあいます
やはり、この辺が、
「純・神戸」というカンジです
こういうところに
「風見鶏」はいる。
チットたちのねらいは的中し、
お昼には、
どうやら、えものをとらえたもようです
<フロインドリーブ北野本店。パンがおいしいお店です>
もと・北野教会をかいそうしたカフェで、ホカクしたチキンを入れたサラダを、たぶんシェフに作ってもらったのでしょう。
むさぼる二人
これぞ・かりのだいごみ(かんじ:狩りの醍醐味)
目的をたっせいしたチットは、
二日目の夜、
おみやげをもってかえってきました
おみやげは、
フロインドリーブの大ミミパイでした
なんか、かわいらしくて、上品ぽいおかし。
神戸では、
ちょっと「ステータス」のある、おみやげになってるんだそうです
やっぱりチットは、
かりうどなんかじゃなく、
ほんとうは
こういうおかしが好きな、おじょうさまなんだ
ほっとする、クリンでした
しかし、
「フロインドリーブさんの故郷のお菓子だよ。この形のパイは、ドイツ語では「豚の耳」っていう名前なんだって。」
と、チットはこたえました。
・・・・。
こうべって、
鳥だけじゃなく、
ブタもおいしくて有名なの?
トコトコトコ。(クリン、ガイドブックをしらべにチットのボストンバックをあさる)
あ・・・、
鳥・ブタ・牛・・・。
チットは やはり、かりうど