林住期

五木寛之さんの林住期(りんじゅうき)より

古代インドでは「四住期」という考え方が生まれ、
人生を四つの時期に区切ってそれぞれの生き方を示唆する
「学生期」・・青春
「家住期」・・朱夏
「林住期」・・白秋
「遊行期」・・玄冬

人生100年の時代25年づつの区切りとすると
学生期と家住期を人生の前半
林住期と遊行期を人生の後半とする。

「学生期」は基本体力づくり。
(青少年時代。心身を鍛え学習し、体験をつかむ。)

「家住期」は技術を学び経験を積む。
(社会人の時期。就職し、結婚し、家庭をつくり、子供を育てる。)

「林住期」試験に望む本番の黄金期!!ここで人生が決まる!
(これまで蓄えた体力、気力、キャリアを土台にジャンプ!)

そして静かなる時を迎える「遊行期」

「林住期」とは・・
本来の自己を生かす。
自分を見つめる。
心の中で求めていた生き方をする。
他人や組織のためでなく、
ただ自分の為に残された時間と日々すごす。
お金や身内や義理ある人々のために生きるのではない生き方もある。

「家住期」では、勤労期間。
社会人、家族人としての責任、義務をつくす。
だが、「林住期」とは本当にしたいことをする第三の人生。
「家住期」は「林住期」を真に自由に生きるための準備期間である。
その中で余計なものを捨てることで、真の自分を取り戻すことが出来る。

全てを捨て去り昔の想い残した夢や想いにかける。

「家出の進め」
家出とはある意味「出家」である。
職業につき、
社会貢献し、
市民としての義務をはたし、
子供を育てたなら
そこで、家庭というものを一度見直して見てはどうだろうか。
「家住期」から「林住期」を迎えるとき、
人は一度それまでの生活を解体する事も大事ではないかだろうか?
家出するとは、人になることだ。
しかし、人になることでしかつかめない真実というものがある。


「林住期」の仕事は
人生の生き甲斐をどこに求めるかだ。
「必要」からではなく「興味」によって動くということ。
生活の為に働く、家庭、子供の為に定職を持つとか、
自己の夢の実現の為に社会活動にに従事するとか
そんな「必要」はない
「興味」だけでいいのだ。
お金の為に何かをしないと決めつけるべきなのだ。

「林住期」とは、50歳から25年もしくは15年追加も考えられる。
いつまででも良いのです。
この時期にジャンプした者だけが、
死を穏やかに受け入れることが出来る。
例え、清貧というにも
ささやかすぎる暮らしをすることになったとしても、
そこには人間としての、
奇妙な充実感が得られるだろうと思う。

『林住期とはもっとも豊かな人生を送る時期』


管理人なりの抜粋の仕方、まとめなので
内容が違うかもしれません^_^;
著者権などもありますし
自分なりの、ほんの一部ご紹介。

ご自分で読むのが一番良いでしょう。
贅沢な生き方です。
反論も沢山あるかもしれないけど
私は、大拍手を贈りたい!

その為には
今をキチンと生きる事です。
今をキチン生きなければこの資格がないわけですからね!
それに・・・
「家出」するにも
家族にも自分にも蓄えが必要ですしね^_^;
そして、なによりも大切な子育てがまだまだありますし。
50歳からは無理でも先は長いのです(^^)v
がんばりましょう!

まずはいらない物を少しづつ捨てながら・・
しっかり「家住期」を生きながら・・

昔の「神様のいたずらに」にリベンジ!!
後悔のない最後を迎えるように生きたいと思ったり

いつかジャンプの時を想い描き
歳を重ねて行きましょう!

つまり、そう意識しながら歳を重ねることが
最も大切な事なのだと管理人は思います。




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