見張り番

テレビを見ながら遅いお昼を取りました。
いつもテレビを昼間見る機会も無いのだけれど
何のドラマか?こんな一説がありました。

再婚者のお見合いの席
質問者
「どんな奥様をご希望ですか?」

答える男性
「乱暴な言い方ですが・・・
私が泥棒をすると言ったら
例えば
直ぐ警察に通報する奥さん。
例えば
私に一生懸命説得する奥さん。
私は
迷わず「見張り番」を買って出る奥さんが良いですね
そんな信頼関係を望みます。」
というよな?内容だったと思います。

実に面白いと思いました。
夫婦は強い信頼関係の中
外の常識や倫理観などより
独自の世界観を持ち
世界を敵に回しても
夫と共に生きるくらいな・・

但しこれは実に乱暴なたとえ話です。
これが良しと言うわけではありませんが
正しくこれぞ運命共同体です。
夫の「泥棒」以外の
声に出てない想いの部分が
自分のことのように全て共感できるということなのでしょう。

内容もわからないままに
妙に納得してしまいました。

五木寛之の林住期(りんじゅうき)の中にも
置き忘れたものを探しに家出する夫を
理解し許す妻の心情にも似てます。
 
林住期は最高に面白いので
読み終わったら
絶対に感想を書きます。
痛く共感してます。
こちらは夫婦と言うより
今後の生き方のお話ですが・・・

横道それましたが・・
夫婦でも友人でもなんでも
こんな人間の密接で濃厚な関係を築けるということに
憧れを感じます。
人は自我の強い生き物です。
人の数だけ人生があるように・・・

でもぴったりと重なる人生が
この世にある事も事実なのだと思います。

とは言え、そこまで行くには
相性や価値感に加え
時と共に移り変わる想いや夢を
理解し合う時間、会話がとても大切なのだと思います。

そしてもう一つ
お互いが
強く迷わず
信じ続けることが大切なのだと思います。

どうですか?
夫、妻。彼氏、彼女。はたまた親友の

貴方は迷わず「見張り番」になれますか?







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