夏休み

お客様よりこんなメール頂きました。(一部抜粋)
「夏は、大好きです。一生、夏休みはあるものだと信じてました。
出来るなら、ずーとランドセルをしょっていたかった・・・」

そうですね
「ずっとランドセルをしょっていたかった」
管理人も同感です(^^)v
思わず嬉しくなってここに書いちゃいました。

夏休みの宿題はいつも最後にまとめてやりました。
昔は毎日お天気も付けなくてはいけないので
真面目な友達に写させてもらいました^_^;

朝はラジオ体操から始まりました。
首にラジオ体操カードをぶら下げて
眠い目をこすりながら近くの広場に行きました。

毎日、遊び相手を見つける必要はありませんでした。
いつも同じ幼馴染が必ず4・5人は一緒でした。
遊びはいろいろでしたが
自分達流の遊びが多かった。

たまに、民宿を営む幼馴染の家で遊びました。
それも必ず布団部屋。
いつも布団の海の中
汗だくで、ぐしゃぐしゃに泳ぎ遊びました。
今思うと同職業・・・迷惑な事をしました^_^;

神社でもよく遊びました。
缶けり
虫取り
おままごと
でもいつも自分達独自の特別なルールが入ってました。

近づいてはいけない池も遊び場でした。
池でおぼれそうになった事もありました。
親への言い訳は
「大きな水溜りで転んだ」でした。
良く皆無事で大きくなりました。

田んぼのあぜ道もいい遊び場でした。
おたまじゃくしも取りました。
田んぼの中には小さな青い水草がいっぱいあって
毎回落っこち、泥と水草が足に付きました。
それを小さな沢で洗います。
濡れた靴は歩くたんびに「くちゅくちゅ」
わざとヘンな歩き方をして音をたてて歩きました。

沢蟹も採りました
おたまじゃくしと違って
毎回こわごわ採りました。
沢蟹採りはは男の子が居なくてはやらない遊びでした。

午前中遊ぶと家に帰り
扇風機の前で
あ~っと声を出しながら
真っ赤なゆでたこ顔のほてりを冷ました。

お昼を食べるとまた遊びに出かけます。
「○○ちゃん。あ・そ・ぼ!」
と大きな声で玄関で叫びます。
それがどこの家でも普通でした。

一人増え二人増えそしてメンバーが揃う頃には
遊びが始まってました。

いつも遊びが降って来るようでした。

歩いていても真っ直ぐというわけには行きません。
誰かが落ちていた缶を蹴れば
そのまま缶蹴りが始まり缶を蹴りながら
目的地まで行きます。

時間なぞ気にする必要などありません。
蹴るものは棒でも石でも何でも目の前にあるものを
誰かが蹴った時からゲームが始まります。

誰かが草を採り笛を鳴らせば
皆が草を採りました。
でも管理人は鳴らせないので
いつも口だけで音を出しました。
草をくわえる必要はないのですが
それでも楽しかったのです。

ガキ大将も居ました。
やっぱりジャイアンのように太ってました。
でもそれより強い女大将がこちらにも居ました。
管理人はクラスで一番身体が小さかったけど
いじめられた事が一度もなかったのは
きっと彼女のお陰です。

夏休みはあっという間に終わりました。
長いようで短い夏休みでした。

「ずっとランドセルをしょっていたかった」
ふっとそう思う幼い日の暑い暑い夏休みの思い出です。







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秋海堂


またまた驚きました!!
これは庭の秋海堂(シュウカイドウ)の花
大好きな花の一つではありますが
今にも花が開きそうです。
秋の花です。夏の終わりには咲いても・・・まだ・・

今咲いてはダメよとなだめます。
この暑さの中に君を出すわけには行かない。

秋海堂の花が開くと
中からきれいなレモン色の芯が光のようです。
このレモン色は海を照らす灯台の明かり。

海で迷わぬように
静かに照らす優しくも芯の強い光を持つ灯台の光。
その輝きに似ているから
秋に咲くこの花は
秋海堂と名づけられたのでしょう。

秋海堂よ!
どうかそんなに急いで咲かないで!
君の照らす先に何があるの?

葉はハート型。
でも半分側が少し小さくて
片思いのようです。

そうか!恋する人を想って?
でも、そんなに急がなくても大丈夫だから

「いったい貴女に何が判るの?」
秋海堂が見つめます。

だって真夏の熱き空気の中
君はまったく似つかわしくないじゃない。

「たったそれだけ?」

そう、たったそれだけ・・・
在り来たりの説明なんて今の君に必要かい?



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