畳ベッドの縁は、管理人の昔の帯です。
畳屋さんに無理を言って畳の縁にしてもらいました。

私がまだ短大を卒業して間もない時。
お茶・お花・着付けなど親から強要され^_^;
その当時 女の子は、花嫁修業に通らねばならない道でした。
いやいややっていた花嫁修業。
最も役に立ったのは実際の結婚よりも早い、
セラヴィへのお嫁入りの方だったようです。

これはその当時使っていた帯です。
まだ今のセラヴィの影もなかった頃。
父は本業も任せっきり。
ここ長瀞のキャンプ場造りに力を入れていた時でした。
良く着物のまま母の愛情弁当を届けました。
私にとって話も出来ないほど、厳しく怖い父でしたが
この時ばかりはやさしい顔で迎えてくれました。
その顔が見たくて自宅から25分位の距離をわざわざ着物で運転して
お弁当を届けた事を思い出しました。
懐かしい思い出があふれ出しました。

車で、たった25分の距離なのに、
川と自然に囲まれた素晴らしいロケーション。
別世界のような長瀞のこの地に感動を覚えた事も
今、実に鮮明に思い出しました。
その時はまさか私がここへ移住するとは、思いもよりませんでしたが・・・
自然の美しさも厳しさも知ったのはここへ来てからになります。

この畳ベッド、お使いになる方が、優しい気持ちに包まれるといいなぁと管理人。
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