室町美人の滑川焼の甕


本日は、セラヴィの中で3番目に古い物をご紹介いたします。
実は以前紹介した「めだかの瓶」です。
この瓶、室町時代から江戸初期の常滑焼です。
めだかも気に入る?いい焼き上がりです。
一目で惚れただけあって大変味のある瓶です。
寝姿良し、焼き良し、素人の私もうっとりしました。
ただ、立った姿を見たのはめだかを移動したほんの数時間だけでしたが
「2度惚れましたぁ~ふぅ~。」
これは、私だけの目にしっかり焼き付けて置きました。
実はこの瓶、立たせると水漏れするのです。
ふっくら室町美人の立ち姿の見られない理由。
ふるかぶさんの手前・・お分かり頂けると思います^_^;

骨董との付き合いはセラヴィの管理人と同じくらいになりますが
数見てる割りに知識はまるで育たず、未だ肌で感じるだけです。
白洲正子さんがおしゃっていた
「うぶな美しさ」
私ごときがまだまだ使う言葉ではないですが、
大目に見てもらうと、
これが自分なりの「惚れちゃう」決め手です。
寝姿見て良し、触って良し、住んで良し?
三拍子の瓶に、ぜひ触れて下さい。

触れて感じ、対話出来る焼物を本物だと思ってます。
皆さんの心にもきっと伝わる事と思いますよ。

ここのめだかは臆病で餌を上げるとき意外はまったく顔も出しませんが、
(その理由が最近分かりました。それは後ほど)
一様彼らの棲みかですので一言お断りいただきまして・・・


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