曰く付き抱き人形



旧暦のお雛様も4月3日の昨日で終わり
来年までの別れを告げながら、朝から片付けです。
この豚と鳥のお雛様は
人形作家の高梨京子先生のものです。
かわいくてとても気に入ってます。

ここで曰くつきの抱き人形を紹介。
それは、3年前、娘のために作った抱き人形。
髪の毛は本人の物を使いたかったのですが断られ、
絹糸を染め、結い上げました。
顔手足はおがくずと土を煉り造り上げた後
愛を込めて何度も胡粉を塗り磨き続けました。
古布で着物を縫いやっと1年も掛かり完成!
ドキドキしながら娘にあげたところ
「怖い」と一言・・・^_^;
製作者の管理人のいるセラヴィで引き取る事となりました。
顔が製作者に似ていると言われ、
ならば少しは可愛い?・・・と思ってたのですが、
造っているうちに、芸術が爆発したというか・・
確かに抱き人形のイメージとはかなりかけ離れてしまったようです。
これで夢に見た、いつか嫁に行く3人の娘に母が送る「愛の人形造り」は
たった一体で幕を閉じる事となりました。
大丈夫です!こういうことには慣れっこですから・・・^_^;

こんな感じになってしまいました。似てる?



おまけ:セラヴィで最初に飾った雛人形(管理人作)
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