Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

磨いて、使って、手入れして・・・

2006-11-04 21:44:49 | daily life

本日は、“一族の集い”が横浜・中華街で行われました。
『華勝楼』に、祖父、叔母、従姉の家族など総勢8名集合して、お昼ご飯。



ふかひれスープ、実は私そんなに好きじゃないんだけど、今日のはとろりとして具が
多くて美味しかった。

蟹爪の揚げ物とか、北京ダックとか、お腹いっぱい食べました。


デザートの杏仁豆腐も、いつもと違うタイプのクリーミー&フルーツたっぷりのもので美味しかったです。


今日“110歳まで生きる”宣言をしたおじいちゃんは、相変わらず名言(迷言?)が多く、シャッターチャンスを逃さないようにするのが大変でした(デジカメの動画で記録)。
特に一同爆笑(失礼!)だったのが、おじいちゃんが80歳になった記念に考えたという詩(?)。

「親からもらったこの体
磨いて 使って 手入れして(中略)
いつの間にやら80歳
まだまだいけるよ もう10年
人の手借りずに もう10年」

というようなもの(内容は、かなりうろ覚えです。まだまだ続きがありました)。
本の執筆計画も立てているようだし、会社のTシャツも作ろうとしてるみたいだし、常にビッグなことをたくさん考えている彼は、ほんとすごいと思います。

今日の集合写真担当カメラマンは、従姉の娘・K(10歳)。


従姉が昨日、某学園祭のイベントの景品でもらったというチェキで撮影です。
ステキな写真に仕上がりました。


帰りに、「目玉のおやじストラップ 横浜限定バージョン」を発見して購入。


おやじがパンダに笹をあげようとしたら、うっかり自分が食べられそうになっちゃった―という設定かな。
このあいだは深大寺限定バージョンを買ったけど、他にもあるのかしら?


ホステル

2006-11-04 02:18:29 | movie

今日は昼から所沢でイラストレーターの方の取材。

夕方東京に戻ってきて、楽しみにしていた『ホステル』を観にいってきました。
R18のスプラッター・ホラーで、渋谷シアターNでは、今日まで“嘔吐バック・キャンペーン”なるものを実施していました。劇場の扉にタイマーが貼り付けられていて、そのタイマーが0になる前に気分が悪くなって退場した人は、お金返してもらえる、と、そんなキャンペーンです。
もちろん私は退場しませんでしたが。

いや、しかし面白かった!!
やっぱりセンスいいわ、イーライ・ロス。パチパチ。ブラボー。
このあいだ前作『キャビン・フィーバー』を観返していたんだけど、1回目の印象より、よく出来ていて、何だか感心してしまった。
でも、まだ荒削りなところはあったわけですが、『ホステル』は、そのあたりぐっとレベルが上がっていました。伏線をちゃんと貼っていて、そのつながりのつけ方も上手い。売春宿と殺戮の館を対比させていたりして、おおっ、何かすごくちゃんとした映画だわ、とびっくり。幻想シーンが入り込まない、現実の怖さを描いた感じがまた良かったです。
ロスらしい演出ってものもちゃんと伝わってきて、子供たちの唐突な出現とか、不気味な人たちの描き方が独特でした。ユーモアも忘れてないし。
ちなみに、三池崇史がちょっとだけ出演してます。

そしてそして、今作はチェコ・ロケをしてるんです(設定はスロバキア)!そういえば、チェコに行った時、タクシーの運ちゃんが「あの恐ろしい『ホステル』って映画もチェコで撮ったんだよー」って言ってました。
チェスキー・クルムロフで撮ったりしたよう。私が好きな東欧の朽ち感が満載で、ロケーション見てるだけでも楽しかったー。

残酷描写ですが、「見れない!」ってほどじゃありませんでしたよ。
決定的な瞬間は見せていないし。
しかし、やっぱり怖いとこは怖い。特に「イタイー イタイー」とカタコトの日本語で叫ぶ日本人娘の目玉が・・・。ぐえー。怖いけど画面から目を逸らしたくなくて、顔を思いっきりしかめながら見てました。顔面筋のいい体操になったような・・・。

ロスの次回作、スティーヴン・キング原作の『CELL』が、相当楽しみ。


『バタリアン5』『テキサス・チェーンソー ビギニング』『ソウ3』『シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ』(予告編見たら、面白そうだった)など、何気にホラー映画公開続くようですね。わーい。

そして、11/18からは、いよいよシュヴァンクマイエルの哲学的ホラー『ルナシー』も公開です。今日予告編を見ていたら、また見たくなっちゃいました。