咲く乱状態in日比谷野音2011

生まれて初めてアニソンのライブイベントというものに行ってきました。
“シャフト×スターチャイルド作品の主題歌を歌ったアーティストが集う”というイベント。

“シャフト”というアニメ制作会社の名前も知らなかった私ですが、『夏のあらし！』というアニメの主題歌を担当したつながりで、大好きな面影ラッキーホールが出演するということで、行ってきました！
後輩のKちゃん＆Mちゃんに付き合ってもらって。

野音は、ずーっと昔にレゲエのイベントで行ったことがありましたが、めちゃくちゃ久しぶり。
会場前に着くと、眼鏡＆体脂肪率高め男子の群れ、群れ！
オタク男子好きのMちゃん大興奮。「私も眼鏡かけてくればよかったー。名刺もってくればよかったー」て言ってた。
そんな男子にまじって、大槻ケンヂさんが出演するので、ロッキンホースをはいたゴスロリちゃんの姿なんかも。
あと、ピンクアイテム着用率もけっこう高かった気がするけど、別に面ラホのアッキーさんファンではないような雰囲気。
私は「CUNT」って書いてあるピンクのラバーブレスを着用してましたよ。

一応座席はあったんですが、アニヲタさんたちの中でノリについていけるか心配だったので、後ろの立ち見席でずっと見てました。

で、いきなりトップバッターが面影ラッキーホール！
まだ外が明るいうちから面ラホ。
「今夜、巣鴨で」で幕を開け、『夏のあらし！』主題歌の「あたしだけにかけて」、「パチンコやってる間に産まれて間もない娘を車の中で死なせた…夏」、「俺のせいで甲子園に行けなかった」の全４曲を披露。
時間にして20分程、と短かったけど…でもでも、満足度の高いステージでした！
「あたしだけにかけて」は、「おなかにかけて、お尻にかけて」とか、初めて聴くアドリブ替え歌まじりバージョンで、それもすごく良かった！
バカやってても、大人の頭の良さとセンスの良さがそこはかとなく漂う面影ラッキーホール、やっぱすごい。
この日は、大人の判断なのか、アッキーさんの脱ぎは上半身にとどまりました。
それでも、初めて見る人たちには、あのビジュアルは破壊力抜群だったよう。

アニヲタさんたち、かなりノリがよくて＆反応が早くて、見よう見まねで“振り”をやっていて、会場全体で“パチンコ”とか“長渕”とかやって楽しかった～☆


次は、スネオヘアー。
「ママ、僕よりお寝坊さんだよ～」のMCがウケた。
キューピーコーワゴールド。

水木一郎アニキは、イメージ通りのオーラ満開で、かっこよかったです。


トリは、大槻ケンヂと絶望少女達。
斜め前に立っていた男子たちが、ものすっごい本気で狂気なヘッドバングとジャンプを始めて、むしろそっちに釘付けでしたよ。
でも、面ラホの「俺のせいで甲子園に行けなかった」のときの私ももしかして傍から見るとあんな風？と思ってちょっとコワくなった。

あと、各アーティストのつなぎに、アメリカザリガニのMCが入るんですが、それが意外に面白くて驚いた。

新作アニメが上映されたときの歓声とかについていけなくて（どこが歓声あげどころなのかわからなくて）戸惑ったりしましたが、観客の雰囲気もとても良くて、楽しかったです。

最後のほう雨が降ってきて寒くなったので、終わった後は、Kちゃんとあったかい蕎麦＆うどんを食べて帰りました。


面ラホの新譜は、6/8に発売だそう！
待ち遠しいです。

バースデーディナー

このあいだ、お友達の誕生日だったので、ちょっとだけお祝い仕様のディナーを。
ホームベーカリーで、かぼちゃのチーズケーキを焼いてみた。
かぼちゃを皮付きのままレンジでチンしてやわらかくして、クリームチーズや薄力粉などといっしょにホームベーカリーに入れ、途中で卵液とかを加えます。簡単☆
どっしりしっかりした食感で美味しかったです。

あと、クリームシチューと野菜のマリネも作りました。


チーズの盛り合わせも。

左下のウォッシュチーズは、Ｍスマーントランという、かなーりクセの強いもの。
デパ地下で、食べきりやすい大きさのものを見つけたので、買ってみた。
ウォッシュタイプ大好きなんだけど、大きいサイズでしか売っていないものも多い。
これは、室温に戻さなくても、すでにトロトロ～。
臭いキツめの濃厚なチーズ好きなので、とってもタイプでした。

で、せっかくチーズ買ったので、フランスパンもホームベーカリーで焼いてみた。

クオカで買ったフランスパンミックスを使用。
悪くないんだけど、うーん、水分少なかったかな…。
なるべく水分逃がさないよう置いておいたつもりなんだけど、焼いてしばらくしたらパサついてきてしまいました。
今度は自分で粉ミックスして焼いてみようかな。

ホームベーカリー

最近、ついにホームベーカリーを買いまして、週２くらいで稼働させてます。
迷ったあげく、パナソニックのものを購入しました。
Amazonで12000円くらいの手頃な機種。
上位機種だと、パスタ生地とかお餅とか作れるらしいけど、そこまではしないかなーと思い。

夜のうちにセットしておくと、朝起きる頃には、パンの焼けるいいにおいが、部屋中にふわあーっと漂います。
（しかし、途中でドライイーストが投入される“バタンバタンッ”て音で、確実に一度目が覚めますが…）


焼き上がり、こんな感じ。
パンミックスを使えば、粉と水とドライイースト入れるだけで、めちゃくちゃ簡単に作れます。

焼きたてパンで朝食、幸せ！



パンだけでなく、パウンドケーキのようなものも作れるので、
バナナブレッドも焼いてみました。

これも、かなり美味しくできました。

あと、クルミ入れてみたり。

米粉のパンも一度作りましたが、もっちりしっとりしていて、すごく好みだった！

これからアレンジパンいろいろ作ってみたいなあ。
シナモンロールとかもいいなあ（一回外にだして、成形してからまた入れて焼くみたい）。

と思いつつ、面倒くさがりなので、いまのところミックス粉頼り。



おまけで、このあいだ作って成功したハンバーグ↓

ビッグサイズ！
マッシュポテトも美味しくできました。

ファンタスティック Mr.FOX

久しぶりに映画の感想。
『ファンタスティック Mr.FOX』が素晴らしすぎたから！！
ウェス・アンダーソンが初めてストップモーションアニメーションを撮るときいて、わくわくしていたけれど、まさかここまでのものが生まれるとは！

原作は、ロアルド・ダールの『すばらしき父さん狐』。

最初に画面にMr.FOXが現れたときから、ハートわしづかまれた！
すらっとした細身のなで肩のフォルムに、ちょっとラフな感じのするふさふさの毛。
『コラライン』とか最近のコマ撮りアニメの、完成し尽くされて触れがたいパペットとはひと味違って、なんか手にギュッと握って撫でてみたいような、絶妙な人形感。
ちょっと不気味な目の表情とかもいいのよね。
パンフによると、ロシアのスタレヴィッチのストップモーションアニメを参考にしたとか。
スタレヴィッチとか観てたんだ、監督。元々コマ撮り好きなのかな？
（そういえば、『ライフ・アクアティック』にもコマ撮りのシークエンスがありました。ちなみに、あのアニメはヘンリー・セリックの仕事！）
スタレヴィッチ作品は、昔『カメラマンの復讐』等観たことがあるけど、キャラクターの雰囲気など、たしかに通じるものがあったような（ちなみに、スタレヴィッチは、虫キャラのコマ撮りが良いんですよ☆）。


前から、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』とか『ライフ・アクアティック』などを観て、ウェス・アンダーソンの画面構成のセンスはすごいなと思っていたけど、それがこのアニメーションにも存分に発揮されていました。
画面の中での、キャラクターの配置の仕方、画角がばっちりキマっててしびれる。
さらに、秀逸な音楽センスやユーモアセンス、小道具や衣装に対するこだわりも、実写以上にイキイキと輝いていて、ウェス流美学が炸裂！

ウォレスとグルミットシリーズや、ティム・バートンのコマ撮り作品などと比べると、パペットの動きやカメラワークもラフな印象なのだけど、決してチープにならない、ほんとによい空気感があり。

Mr.FOXの声がジョージ・クルーニーっていうのも、またたまらない。超適役。
みんな大好き、ビル・マーレイもアナグマの声を演ってるよ。
なんでも、レコーディングは、場面に合わせて、実際に俳優たちに農場を駆け回ったり、穴を掘ったりさせながら行ったんだとか。型破りすぎ！


この作品、家族の話をメインテーマにしつつも、サバイバルの話でもある。
そういう意味では、いまこの時期にぴったりな作品なのかもしれない。
私たちも、野生の勘を取り戻すときなのかなと思ったり。
もし、まだそういうものが私たちの中に残っているならば。


とにもかくにも、ウェス・アンダーソンのセンスとコマ撮りのファンタスティックな出会いに拍手！！
みんなみんな観るべき、ほんとに！！
珍しく私が万人に薦める映画です（笑）！

予告編観るだけでワクワクしてきますよ。