Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

ソウ3

2006-11-18 22:34:31 | movie

昨晩は、映画サークル時代の先輩に誘われ、下北沢で出版飲みというものに初参加。不慣れなもので少々キョドり気味でしたが、いろんな出版社の方や書店の方と名刺交換させていただきました。
そのあとは、先輩の知人の恋愛系ライターさんに恋愛相談に乗っていただき、楽しい夜でしたー。具体的なアドバイスをたくさんいただいて・・・。


そして、今日は、おまちかねの『ソウ3』を観に六本木ヒルズへ。

↑これは、前売り券を買ったときにもらったストラップ。 

私、珍しく、ホラーを観てちょっと気分が悪くなりました・・・。
やっぱり精神的に訴えかけるゲーム設定とかガジェットを考えるのが上手いんでしょうね。冒頭の脚潰しや鎖外しの時点で、もう正視できませんでした。
このシリーズは痛いのを期待していくので、もちろん残虐な描写があることに文句はありませんが、もう少し見せ方を抑えても良かったんではないかな。そこに耐えることに意識が集中しちゃうから。
『CUT』のインタビューで、監督のダーレン・リン・バウズマンが
「『3』で最もおとなしいシーンは、『2』で最も激しいシーンと同じレベル。僕ですら撮影しながら吐きそうになってるんだ(笑)」
と語ってますが、ほんとそんな感じでした。

全体的に見て2よりは面白いのですが、残念ながら1の完成度に及ぶべくもなく・・・。脚本もヒネリが足りないし、伏線の張り方にも不満が残ります。導入のエピソードと本編が上手く絡まってないし。終わり方は2のほうがかっこよかったかな。この最後は、まだ続きますよ、ということでしょうか。それとも、絶望的なエンディングとして受け取るべきなのかしら。続けるのはかなり難しそうだけど。

1と2の舞台裏的シーンがけっこうでてくるので、ある意味ファンには嬉しい作りではあります。だから、1と2を観ていない人には何のこっちゃわからないと思うので、観る人は予習しとくべき。

今作、見どころは、何といっても、腐乱ブタ地獄です!
よくあんなの考えるなあ。


『ホステル』『テキサスチェーンソー ビギニング』『ソウ3』と公開中のホラー3本観ましたが、『ホステル』がずば抜けて面白かったです。好みもあるかと思いますが、とてもフレッシュな才能とセンスを感じたので。
ちなみに、イタい度は、1位『ソウ3』、2位『テキサスチェーンソー ビギニング』、3位『ホステル』・・・でした。あくまでも私の印象です。レイティングは、『ホステル』がR18でいちばん厳しいんですけどね。


チェコ本告知&チェコセンター情報。

2006-11-18 01:55:34 | daily life

チェコ本出版、上司の許可も得られたので(他社から出版するため)、ここでちゃんと情報をアップしておきます。
本屋さんで見かけたら、お手に取ってみてくださいませ。
よろしくお願いいたします!



『チェコ A to Z +プラハ旅日記』
キュビズム建築、絵本、ウエハース、キノコ狩り、文学、ペルニーク、マッチラベルなどなど、26のキーワードで旅するチェコ案内。
写真満載&私の手描きMAP付きです・・・。

写真・テキスト・イラスト:鈴木海花・中山珊瑚
出版社:ブルース・インターアクションズ
発売日:12月15日

現在、母とチェコ本関連ブログ立ち上げ準備中です。


それと、
最近、「チェコセンター」と検索してこのブログを見てくださっている方が多いようです。ちょうど今週取材で伺ったばかりなので、その際に聞いた情報をちょこっと。

○12/4まで、『ヤン・シュヴァンクマイエルのアリス展』を開催中。絵本の原画が展示されています。
11/20からは、内容が『鏡の国のアリス』に変わります。

○12月には、図書閲覧室も公開になるようで、建築やデザインなど様々な分野の参考資料が見られるそうです。

○12月からは、ダニエル・シュペルルの写真展、来年1月からは、彫刻家・フランチシェク・スカーラによる、写真を使用した漫画作品の展示、と展覧会の予定も目白押し。その後は、音楽コンサートの予定などもあるみたい。

○現在地下&屋外に飾られている、ボジェク・シーペックによるガラス工芸作品『ガラスの宴』は、4月まで展示予定。ソーセージやカリフラワーや蛸など食べ物をガラスで作っていて、とても面白いです。ダイナミックで毒があります。

東京都渋谷区広尾2-16-14(チェコ大使館敷地内)
tel:03-3400-8129
平日9:00~17:00(展覧会は10:00~16:00入場)
広尾駅から徒歩7,8分。