Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

週末の食卓

2009-05-31 13:33:22 | food


知り合いのライターさんが富山のうどんを送ってくださったので、昨日のお昼ごはんにいただきました。
平たい細めんで、でもコシがあって、つるりつるりといくらでも食べられてしまいそう。
付属のつゆも美味しかったです。
以前は、私完全に蕎麦派だったんですが、最近は蕎麦とうどん、同じくらい大好き。


夜は、水野仁輔さんレシピで「牛と豚のドライカレー」を作りました。
飲み物にラッシーも。

作っている途中で、カレー粉をきらしていたという重大な失敗に気づき、急いでキッチンの戸棚をかき回したら、いただきもののカレーキットが見つかったので、それに入っていたペーストを使うことにしました。
美味しくできたー。
でも、これ、ご飯といっしょに食べるより、レタスに包んで食べるのが良さそう。
残しておいて、今日レタスを買ってくることにした。


そして今日のお昼は、久しぶりに何か煮込みたくなり、シンプルなポトフを。


MARTYRS

2009-05-30 23:47:44 | movie


「ビデオマーケット」の通販で、日本でまだ公開されていないホラー映画の輸入DVDを3本購入。
ほんとはお店のほうに行きたいけど、際限なく買物しちゃいそうなので、我慢。

いちばん観たかったのは、フレンチホラーの最高傑作と噂の、パスカル・ロジエ監督『MARTYRS(マーターズ)』。フランス本国では、あまりに凄惨な描写に鑑賞中気絶する人もいたとか…。
それを聞いて観る私も私ですが、注目のホラー監督の作品は観ておかねばね。
フランス語のリスニングはとても無理なので、英語音声&念のため英語字幕もONにして鑑賞。

ストーリーは、あまり予備知識がないほうが楽しめると思うのであまり詳しく書きませんが、15年前に監禁虐待を受けた少女とその友人が、復讐を遂げるために訪れた家で体験するおぞましい出来事、といったところでしょうか。

で、感想ですが、コワい!…というより、人間の歪んだ欲望に怖気をふるう作品。
そして押し寄せる嫌悪感。
グロ描写もかなりキッツイのが出てきて、正視できない部分もあり。
前半は比較的普段のホラーのノリで観ていたのですが、最後のアレは…。“う、うわー…。そこまでやるの?…”と、思わずひとりでつぶやいてしまいました。
フレンチホラーは、アレクサンドル・アジャの『ハイテンション』といい、なーんか歪んでますね。何がでてくるのか、登場人物がどんな行動に走るのか予想がつかないから、そこがまた怖い。そして面白い。
ロジエ監督は、こんど『ヘルレイザー』のハリウッドリメイクを作るんだとか。
おまえなら作れる!
この作品を観ると、そうはっきりと言えます。
しかし、あの『ヘルレイザー』ともなると、歪んだ変態性が全開になりそうだな(って、別に監督変態じゃないかもしれないけど)。
どうぞお手柔らかに。
でも、柔らかにされちゃったらつまらないから、やっぱり全開でお願いします!

観終わった後、前半のシーンを思い出すと、またゾクゾクしてきます。
とはいえ、もう、しばらく観返したくはないですが。

居酒屋ピンク

2009-05-30 13:52:39 | daily life
今週は、大好きな美人ライターさん、ピンク先生のおうちにお邪魔して、手料理をご馳走になってきました!
この夜はガールズ飲み会で、先日強烈な印象を残して幻のように去っていった女医さん、キュートなヘアメイクさん、膣トレ仲間のMさんも一緒。
自ら持参した鶏のから揚げ1パックをペロリと平らげながらのハイパー女医トークに引っ張られ、私もテンション上がってしまい、楽しい夜だった~。

レトロで素敵なお部屋と、美味しいお料理の数々に、すっかりくつろいでしまいました。
あたためたおしぼりまで出してくださる居酒屋風心遣いにも感動。

生春巻き、蒸し餃子、塩レバー、イカの煮込み、エビチリ、チヂミなどなど、メニューも素晴らしい~。ああ、幸せ。
薬味やタレをいろいろ用意してくださったのも嬉しくて、真似したいなと思いました。

シメは、鯛茶漬け。もちろん、最高に美味。


少し手土産をお渡ししたら、お返しにピンクグッズをたくさんいただいちゃいました。
がんばって活用しますー。

次の日午前中から発表会回りだったので、「泊まっていけば~☆」という嬉しいお誘いを泣く泣く辞退し、終電で帰宅。
ああ、ピンク業も料理も、先生に弟子入りしたいです。

整形前夜

2009-05-27 01:07:44 | book
いつの間にやら入稿が始まり、そして先程脱稿。
ライターのみなさま、おつかれさまでした!
いつになくスムーズな入稿でした。
しかし、明日の会議の準備を何もしていない…。


入浴時間にちびちび読んでいた穂村弘さんの『整形前夜』をこのあいだ読み終わったのですが、かなり面白かったー。
穂村さんの本は、いままで2冊くらいしか読んでいないので、そんな私が言うのもなんだけど、これはずば抜けていい!
母に貸したら、このところあまり本を褒めない彼女も「面白い」と言っていた。
そして、今日帰りの電車でふと顔を上げたら、前に立っている女子(ちょい地味目な森ガール系)も読んでいた。

穂村さんの本は、以前から周りで人気だったのだけど、なかなか手がのびなかった。
というのも、私の苦手な、男の“俺ってダメな奴なんだよ自慢”系の本だと勝手に先入観を抱いていたから。
自分のダメエピソードを語りながら、“こんなダメな俺ってかっこよくね、逆に?”という気持ちやアピールがはっきりと透けてみえる人は、どうも苦手。ダメなもんはダメなんです。かっこよくはないんです。
ダメをダメとして、自分をかっこよく見せようとせずに語ってくれるなら好感がもてるし、そのエピソードが聞いていてとびきり笑えるものなら許せるのだけど。

穂村さんのエッセイ、最初は草食男子の香りが若干鼻についたのだけど、やっぱり言葉の選び方のセンスとか妄想力が優れている人の文章は面白い。

『整形前夜』でいちばん心に残ったのが、「共感と驚異」の項。
人間は、若い頃は、なんだかわからないものや無謀なものに惹かれるけれど、年をとるにつれて「お天道様にも雑草にも石ころにも感謝」的な穏やかな“共感”思想に傾くようになる、でも、最近は若者たちの間でも「ありのままの君でいいんだよ」といった“共感”を引き起こす言葉が氾濫している、という考察。

“「驚異」を求めて無謀な賭けに出る者がいなくなると世界は更新されなくなる。彼ら(近年の若者たち)の言葉の安らかさは、より大きな世界の滅びを予感させるのだ”(本より引用)

そうそうそう!と強くうなずきました。
身体的&精神的なダメージから自身を守るために、穏やかに穏やかに、波風立てず突飛なことはせず生きていこうとする風潮はあると思う。
社会的な背景もあるんだろうけど、(自分自身のことも含め)それってちょっとどうなのさ、と普段からぼんやり考えていたことを丁寧に文章に綴ってくださったようで、なんだかスッキリ。これからも、ときどき読み返したい一節です。

江戸川乱歩の項も良かった。
書きながら自分がその場面にうっとりしちゃってるって、たしかにっ!
「ああ、なんということでしょう!」とかいう感嘆文、よく出てくるもんなー。
考えてみれば、かなり独特な“乱歩節”。好きです。


インスタント沼

2009-05-25 00:47:20 | movie

昨日の夜ご飯。かなりあっさり。
しいたけの肉詰め、ひじきと大豆の五目煮(もらいもの)、カブ&カリフラワー&ミニキャロットのマリネ、納豆&温泉卵のなりそこないのせご飯。
温泉卵は、自分で作ってみたら、お湯につける時間が長すぎたようで…。


今日は、原稿書きをひと段落させてから、迷った挙句、三木聡監督の『インスタント沼』を観にいってきた。私には珍しく、久々の映画館。

たぶん『転々』以外はすべて観ている三木作品、いままで『亀は意外と速く泳ぐ』が個人的なベストだったのですが、今作、それに並ぶかも。
期待したとおり、可愛らしくおかしい作品で、大満足。観にいってよかった。
三木監督って、男性なのに、衣装とか小道具とかインテリアが、ほんと女子心をくすぐるような可愛らしさなんですよね。
『図鑑に載ってない虫』は、ちょっと笑いのツボが外れるところが多かったのだけど、今回はかなりハマッて、ずっとくすくす笑っていました。
まさかほんとうに“インスタント沼”ってものが出てくるとは思わなんだ。

村松利史さんや松重豊さんなど、大好きな俳優さんがたくさん出ていて、それも楽しい。
五月女ケイ子さんの看護婦可愛かった。
加瀬亮さんの草食系パンクもなかなか良かったです。

そして、なんといっても麻生久美子さん!
かーわーいいー!
圧倒的な可愛らしさに癒された。

と、可愛い可愛い言ってますが、ほんとに可愛い映画でした。
ソフィア・コッポラの映画より可愛いよ。


まだ一年

2009-05-23 17:48:33 | daily life
気がつけば、この家に引っ越して来てから今月でちょうど一年。
まだ一年?っていう感じです。もっと長く住んでいる気分。
穏やかに過ごしているように見えるかもしれませんが、この一年も揺れに揺れてました。
平安に生きるのはまだまだ先でいいと思っているので、なんだかんだ楽しくやっているんだけど。

不況やらで、これからさらに家計もローンの返済も厳しくなりそうな予感がしているけど、この家があるから楽しく幸せな気分で毎日を過ごせる。
家のためにも、せっせと働きます!
節約も心がけてはいるけど、もっとがんばらないとなー。

そして、このところ仕事が少し落ち着いているので、そろりそろりと作品作りを始めています(ちなみに、映像ではないです)。
頭の中では完成品のイメージが出来上がっているんだけど、作り上げるまでの道のりは遠い。
焦らずコツコツやっていこうと思います。
占いによると、この夏はこういうことを始めるのにいいタイミングらしい。


今日やっと最新号の『映画秘宝』を買ったら、また気になる情報がたくさん。
『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』の再リメイクとか、サム・ライミの新作ホラーとか、『フィースト』の意外に面白そうな続編とか。
あと、私のいまのところの今年ベスト『バッド・バイオロジー~狂った性器ども~』(フランク・ヘネンロッター監督)の前売り買うと「TENGA EGG」もらえると知って笑った。EGG、某所からいただき、いまうちにいっぱいあります。
『バッド・バイオロジー』、ピンクな嗜好をお持ちの方、禁欲主義なんて糞食らえと思っている方には超おすすめ作品ですよ~。6/6から公開だそうです。


この間の爆音オールナイトでのトークがあまりに面白かったので、根本敬さんの漫画を初めて読んで、ぶっとんだ。
『怪人無礼講ララバイ』。
帯の文句を引用させていただくと、

漁船員・定吉が甲板でセンズリ中水爆実験にあい、突然変異で生まれた巨大な精子タケオ。そのタケオがあらゆる差別と闘いながら成長して行く様を描いた「タケオの世界」。ちんぽに全身をのっとられた不良老人が明朗な性質を獲得する「怪人無礼講」他2編を収録。最高傑作の声も高い一冊”。

もうすごいの。常識や倫理観をぶっとばして駆け抜ける性のワンダーランド。
“ちんぽ”がいつの間にやら顔になり、胎児は子宮の中で自慰にふけり、タケオと遊んだ女子は「女の子が精子なんかと遊んじゃいけません」と叱られる…。
脳みそがでんぐり返ります。
これ、“大河精子ロマン三部作”というものの第1弾らしいので、あとの2冊も読まないと。
根本さんには、是非、ヘネンロッター監督と対談していただきたい。




感染列島

2009-05-20 23:50:59 | daily life
インフルエンザ、ついに東京でも出ましたね。
私は、アレルギー(湿度や温度の変化に弱いのです)とバイオリズム的なもので体調不良中。微熱が続いてます。
熱が高くないから、インフルではないはず。
しかし、寝汗がひどくて困る。


いつの間にやら会社のトイレにも「手洗い、うがい、マスク着用」を呼びかける紙が貼られました。
そして、正体のわからない緑色の液体が洗面台に置かれていました。
手洗い用洗剤なのか、そのまま手になじませる消毒液なのかいまだわからないまま使っています。

今日は、化粧品発表会でも、受付でマスクが配られ、着用するよう言われた。
「みなさんのお顔がわからなくて…」とPRの方が戸惑っていました。
しかし、マスクがどこでも品切れで手に入らないので、“お、マスク一個ゲット!”と、ちょっと嬉しくなってしまった…。

周りでは、「タミフル会社がタミフル売るためにウイルスを撒いたんじゃないか」とか「最近アメリカが新しい細菌兵器を開発したと聞いたけど、それがこのウイルスなんじゃないか」とか、微妙な陰謀説がささやかれています。
弱毒性の細菌兵器って…。

早くこの騒動が終わって欲しいです。
これで、マスク会社は景気が良くなるんでしょうか。
ずーるーいー。出版はー?
って見当違いな駄々こねてる場合じゃないですが。

しかし、先週発売のうちの班担当号はけっこう売れたみたいで、よかったなー。
今週末には、参加させていただいたムックも発売になります。
何気に初ムック。編集仕事で初めて名前がクレジットされたかも。うちの雑誌は編集者の名前載らないので。
名前載る載らないで別に仕事に対するテンションに変わりはないですが、ちょっと嬉しい。


下の写真は、最近購入した、大好きなドナ・ウィルソンのグラス3種類。

写真じゃわかりにくいですが、彼女流にキャラクター化された草、木、雲が描かれています。
とぼけた顔つきがキュート。
こんなときは、可愛いものでも見て乗り切ろう、ってことで。


雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた

2009-05-17 23:24:28 | stage


最近の私の朝食はもっぱらこれ。
バナナと「プーさんのはちみつだいすき」(シリアルの名前です)にプレーンヨーグルトをかけて、はちみつを少したらしたもの。
かなり美味しいです。
これを楽しみに起きています。
前までシリアルには牛乳しか合わないと思い込んでいたけれど、チェコで泊めていただいたお宅では、ヨーグルトをかけていたんですよね。
試しに食べてみたら美味しくて、この組み合わせもアリなんだと初めて知りました。


今日は、母とシアターコクーンにて、蜷川幸雄演出『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』を観劇。

舞台は、日本海沿いの都市にある、とある百貨店。
かつてそこに存在した少女歌劇団の面々と、彼女たちのファンバラ戦士の会”の30年ぶりの再会がもたらす、一瞬の輝きと悲劇の物語。
前回観た『95kgと97kgのあいだ』に続く、蜷川老人劇です。

年をとることを忘れたヒロイン、30年の時を経て集い華やかに舞う歌劇団の面々、彼女たちのガラスの心を必死に守ろうとする紳士たちの姿は、輝かしくも、どこまでも哀しく哀しく。
老いるということは、やはり残酷なことだと突きつけられたようで、胸が痛かった。
でも、年を重ねた彼女たちでなければ絶対に表現できないものがあるわけで。

老いた少女歌劇団のメンバーたちが、紙袋を手に恐る恐る集まってくる場面は、思わず涙が出ました。
改めてタイトルの素晴らしさが胸に迫る。

出演者では、なんといっても鳳蘭さん。性別を超えた凛々しさからは、目をそらせませんでした。
すごいな、あの人。最後、男にも女にも見えなかった。
毬谷友子さんの歌もすごかった。あれ、ほんとうに歌っていらっしゃるのかしら。

小峰リリーさんの衣装も、やっぱり素敵。
30人の老ジュリエットたちがまとう、血の色のドレスがとても印象的でした。

しかし、蜷川さん、シガーロス使いすぎじゃない?
カーテンコールに、忌野清志郎の『デイドリーム・ビリーバー』を持ってくるのはすごかった。


次の蜷川は、また、さいたまゴールドシアターです。
何気に、来月は5本観劇予定が。
ハイバイもゾンビミュージカルも、楽しみ。

あたしだけにかけて

2009-05-13 23:21:39 | daily life

面影ラッキーホールのニューシングル買いました。
相変わらず、最高に素晴らしい歌詞センス。下ネタセンス。
これがアニメの主題歌というのが、またすごい。

それと、このあいだ友達の家で聴いた倉橋ヨエコさんの歌が良くて、最近通勤時間にいつも聴いています。
いままでほとんど聴いてこなかったことが悔やまれる。
もう活動されていないんですよね。
自虐性が私の性格とハマるんだろうけど、数年前の私の“片想い狂時代”に聴いていたら、もっとずっぽりハマり込んでいただろうな。

しっとりした曲より、激しめのシャバダバ歌謡のほうが好みです。
とくに好きなのが「友達のうた」。

どうせ叶わぬ恋ならば
私男の子になってもいいわ
あなたのそばにいられるなら
私死ぬまでお友達のままでいいのさ

正直、歌詞は私の考え方とは全く違いますが(どちらかというと私は、可能性ゼロでも、関係が壊れても、自分の気持ちを伝えないと耐えられないタイプ)、勢いのいいメロディーとかっこいい歌い方が好き!

「依存症~レッツゴー!ハイヒール~」も良いです。

今日も元気に あなたに依存症
ばれちゃいけない あなたに依存症
レッツゴー! ハイヒール ぬかるみだってざぶざぶと
あなたに会うために

ほんと、ばれちゃいけないですよねー、依存症。
前述の”片想い狂時代”は、片想いのくせに相手に依存症っていう、重い女でした、私。いま思い出すとコワい。激しく反省しています。
いまはだいぶ、感情表現の引き算ができるようになった気がする。
恋愛における“重”&“軽”のバランスは難しいですね。
“軽く、軽く・・・”と自分に言い聞かせているときに、“ええ、私重いですけど、何か?”と開き直っているようなヨエコさんの歌を聴くと、なんだかちょっと勇気付けられます。



神様とその他の変種

2009-05-11 23:21:39 | stage
昨日、知人たちの間ですこぶる評判のいいナイロン100℃の新作、観てまいりました。

冒頭から、素晴らしいセットと登場人物たちの飄々としたやりとりに魅せられ、テンションがぐわっと上がった!
そして、オープニングクレジット、かっこよすぎる。合唱に鳥肌立ちました。
映像とのコラボレーションもパーフェクト。

前半の伏線からは、陰惨でどろどろした展開が予想されるのですが、それを見事に裏切ってくれ、清々しささえ漂うラスト。
3時間近くずっと積み重ねてきた緊張感を一気に変調させ、最後の最後でどっと崩す勇気に感服。
動物園の向かいに建つ家とか、黄色いカップの秘密とか、消えていく人々とか、ミステリアスなモチーフ使いがとても魅力的で、うまいなーと思う。
こんな話を思いついてしまうケラさんの頭の中はどうなっているんだろう。

出演者の方々も皆さん良かったけれど、何といっても峯村リエさん!
キリッとした凛々しさの中にお茶目さが同居する、あの独特な雰囲気にメロメロです。
ものすごく高度なコメディセンスを持っている方なのではないでしょうか。
あと、みのすけさんが子供を演じるという"異形感"も、このお芝居に合っていたと思います。

ケラさんが脚本を提供する、さいたまゴールドシアターの公演も来月観に行く予定なので、楽しみ。


夜ご飯は、キャベツと豚バラ肉のパスタを作りました。
味付けは、柚子胡椒であっさりと。

野菜のマリネ風サラダといっしょに。