Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

行ってきまーす。

2006-07-30 21:24:21 | daily life
明日からチェコに行ってきます!
というわけで、更新もちょっとお休みです。
次の更新は、帰国する8/7になるかと。

アニメーションをきっかけに、チェコという国に興味をもって早10年程。
大学のプレゼンテーション授業でチェコについて調べて発表したこともあったし、会社に入ってからはチェコアニメ関連の人とお話しする機会も増えました。
でも、一度も訪れたことがないのが密かなフラストレーションとなっていて・・・。
実際にその地を踏んだとき、自分が何を感じるのかワクワクしてます。
ちょっとお仕事(微妙に本業とは違うので仕事とは言わないかな)も絡むので忙しくなりそうですが、楽しんできます。

父に火打ち石も打ってもらったし(うちの伝統儀式)、
明日早いので、もう寝ます!

マミーズ・タッチ。

2006-07-29 20:22:23 | daily life

旅行前だってのに、また胃とお腹を壊してました。
調子乗って毎日お酒飲んだり、好きに食べてた罰ですね。
お腹がパンパンに張って、妊娠中みたいになってしまいました。
しかも、そのせいで腰が痛くなり、腰をかがめてゆっくり歩くはめに・・・。
おばあちゃん状態です。

でも、お医者さん行って、薬を飲んでいたら、だいぶよくなりました。
体調改善の仕上げに、今日は、母と一緒に青山のアロママッサージサロン『マミーズ・タッチ』へ。
ここは良いですよ~。
スタッフの人たちみんな感じがいいし、サービスいいし、使っているブレンドオイルも好き。そして、全身マッサージ100分・10500円というお手ごろ価格が大変嬉しいのです! コストパフォーマンスかなりよし。
やはり胃腸が弱っているらしく、足裏がかなり痛かった! とくに大腸と連動してるあたり。
全身メンテナスしてもらって、体がだいぶ軽くなりました。

ちなみに、マミーズで私が密かに楽しみなのは、フットバスのあと、お姉さんに濡れた足をタオルで優しく拭いてもらう瞬間。
普段、人に足を拭いてもらうことなんてないので、何か照れくさいけど嬉しいんです。


Gilles Barbier

2006-07-27 20:09:09 | art
明日から、なんと夏休み。早いです。お盆は働きます。 今日は何としても校了を終わらせないといけません。

写真は、このあいだ渋谷LOGOSで見つけて、「うわっ、めちゃくちゃかっこいい!」と興奮して購入した、Gilles Barbierの画集です。
バヌアツ生まれのフランス人アーティストのよう。

暗闇の中を懐中電灯で照らしたときにふと垣間見えてしまったような世界を描いたモノクロ作品。
ダークで不穏感&孤独感たっぷりで、素晴らしい。
細かい文字で説明文(?)を入れた図解っぽい作りも私好み。
暗いユーモアを孕んだ、オリジナルな世界観にしびれます。





LOGOSの洋書セレクトには、かなりの信頼を寄せています。
新刊台に並んでいる本は、画集も写真集もかなり私好みのものが多くて、いつもついつい一冊一冊開いてしまう。
Martin Parrの新刊も早く手に入れねば。

海辺からの手紙。

2006-07-26 15:24:10 | daily life
葉山に住む叔母に雑誌を送ったら、 お礼の手紙が届きました。

手紙と一緒に、家近くの海岸でひろったであろう海藻(乾燥済)がそっと同封されていました。
夏の便りって感じで趣たっぷり。

叔母は、趣味で、採取した貝や種などのコラージュで作品を作ったりもしているんですが、それも素敵なんですよ。

海辺暮らし、私もいつか実現させたい。



飲み再開。

2006-07-24 20:08:12 | daily life
体調崩して2週間くらいお酒ぬいていましたが、そろそろいいかな、と飲み始めました。
まあ、もともとそんなに量飲まないので大丈夫でしょう。
チェコに行ったらビール飲まなきゃだから、胃を慣れさせとかないとね。

土曜日は、中高(女子校)の同級生5人で集って、プチ同窓会飲み。
7年くらい会っていないのに、みんな変わっていなくて笑えました。違和感ゼロ。記憶の中のその人そのまま。
でも、基盤はそのままなんだけど、そこかしこに“大人らしさ”がプラスされてて、面白かった。
ファッションもメイクも大人になってるし。恋の話してるし!(女子校で、周りに男子がいなかったため、当時恋バナはほとんどしなかった。今から考えると、何をあんなに話していたのか謎)
中高時代は、今の私を形成してくれた大切な時期。
そんなときに出会った友達は、やっぱり大切な人たちなんだと改めて思いました。
次は、写真を持ち寄ろうと約束。


そして日曜日は、明治記念館のお庭のビヤガーデンに行ってみました。
混んでいてけっこう待ったけど、ひろびろーな芝生が心地よかったです。椅子もゆったり大きめだし、優雅な気分。庭式ビヤガーデンって初めてでした。

途中で突然、黒子のかっこうをした人が芝生の中に現れ、口上に続いて日舞がスタート。びっくり。不思議空間です。

普通のビヤガーデンよりちょっと高めかもしれませんが、のんびりゆったり飲みたい人にはおすすめです。


リメイクiPod

2006-07-23 11:25:19 | daily life

金曜日に見たある方のリメイクiPodに触発されて、私も真似してみました。
オカダヤで購入したラインストーンをぎっしり貼り付けて、ギラギラ仕様に。
予算は¥1000ちょっとくらいかな。
「絶対買ったほうがいい!」と薦められた“マジカルチップ”なるお助けアイテム(スティックの先に吸着シールがついていて、細かいものを貼り付けたりするのに便利!)も買いました。

ひと粒ひと粒ひたすら貼り付けていく単純作業が楽しくて。意外にストレス解消になるみたい。
もっともっと貼りたくなってくる。
次なる標的は何かしら?


パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト

2006-07-21 19:31:05 | movie
月曜日に、R嬢と先行上映に行ってきました。
六本木ヒルズにて。

前評判で予想していた通り、もろ夏のビッグ・ムービー!という作品。海や島シーンが多くて夏気分にぴったり。

ストーリー諸々はまあおいといて、何よりダークな小道具や特殊メイクに魅了されました。
目玉の瓶詰め!切断された指のネックレス!巨大ヤドカリ!ねちょねちょタコ船長!
オーリーの父親はほっぺにヒトデくっついてるし、幽霊船にはイバラカンザシとか海の生物がいろいろくっついてるし。
つまり、私好みの要素が盛り盛りの作品なんです。
海洋生物好きは観るべき。

前作にも出てきた木製義眼くんを使ったブラックなギャグにもにやり。彼が目玉の瓶詰めをじっと見つめるところにグッときました。

しかし、話の内容がちょっと混みいってしまったのが残念。
説明不足のところがいろいろあったと思う。
次作で解明されるのかもしれないけど。

また3を楽しみに待つとします。
先行上映でジャック・スパロウのコスプレした人とかいたみたいだけど、私もやりたいなあ、海賊コス。

2001人の狂宴

2006-07-20 02:06:23 | movie
入稿期間突入。焦りながらも、遠くにゴールが見えてきて、ちょっとだけ安心。

ストレス解消には、能天気なホラーを観るに限ります。
というわけで、DVDで『2001人の狂宴』観ました。

ハーシェル・ゴードン・ルイスの『2000人の狂人』(『マニアック2000』)のリメイクですが、私オリジナル観てません。
リメイク版は、イーライ・ロス(『キャビン・フィーバー』)が製作してます。
“2001 MANIACS”ってかっこいいタイトルですよね。

南北戦争で北軍に虐殺された南部の村の村民が蘇り、村に迷い込んだ北部のバカな若者たちを血祭りに上げる(&食べる!)、ってお話。
カントリー&ウェスタンの流れるのどかな村で、“イーーハーッ!”のおたけびと共に、世にも恐ろしい惨殺模様が展開されていきます。バンジョーの音色が妙にのどかで逆に怖い。
酸で体内溶かされたり、串刺しにされたり、石板で圧殺されたり・・・文字で書くと「こわい!観れない!」って思うかもですが、ゆるい作りなので、けっこう観れてしまいます。“ポコっ”ってかわいい音とともに目玉飛び出るし・・・。
ヤングたちが必要以上にバカで無礼に描かれていて、相当ムカつくので、思わず村民と一緒に“イーハー”言いたくなります。

キャストでは、しまシャツのフレディでおなじみのロバート・イングランドが、アイパッチ姿の狂った村長を怪演。テンション高い!
そして、冒頭の数分間だけ、大学教授の役でアブルッチ(ピーター・ストーメア)が出てました。あれだけなんてもったいないなあ。

チープな映画ではありますが、なかなか楽しめましたよ。
オリジナルも観よう。

新しい相棒

2006-07-19 01:56:16 | daily life

ついに買ってしまいました。
ボーナスで、デジタル一眼。
今月末、念願のチェコ旅行に行くので、ちゃんとしたカメラでバシッと写真撮りたいな、と思って。

買ったのはキャノン「EOS Kiss Digital N」
無難な選択ですが、今までIXYを使ってきて不満がなかったのでキャノンにしようかと。
店頭で触ってみたら、思ったより軽いし、持った感じもしっくりくる。
親が交渉してくれてけっこう安くなったし、満足です。

まだ家でしか撮影してませんが、こんな感じ。
付属のレンズが、とても広角でびっくりなんです。
しかし、いまにマクロレンズが欲しくなることは間違いありません。

旅行までどんどん触って、手になじませようと思ってます。


本秀康の木星人が、こころなしかドラマティックな表情に・・・。
ちなみに、後ろで手を広げてはりきっているのは、『ロッキー・ホラー・ショー』のフランケン・フルター氏です。






あわれ彼女は娼婦

2006-07-16 18:37:52 | stage

昨日は取材の後、母と渋谷で待ち合わせて、蜷川演出の『あわれ彼女は娼婦』を観に。@シアターコクーン。

主演は三上博史深津絵里谷原章介
舞台の深っちゃんを観たことがなかったので、観てみたいなあ、しかも高橋洋さんも出るし、ということで観にいきました。

原作は、シェイクスピアと同時代の作家だというイギリスのジョン・フォード作。
中世のイタリアを舞台にした、兄と妹の許されぬ愛のお話です。

はじまってしばらくして、そこかしこに漂うシェイクスピアっぽさが気になりはじめる。
もったいぶった台詞回し、陰謀に復讐、ヒポリタなんて名前も出てきて、思いっきりシェイクスピアテイスト。
その時代のイギリスって、こういう作風が流行っていたのかしら。
でも、シェイクスピアより台詞が整理されていない感じだし、復讐の行方も中途半端。お互いを過剰に崇め奉る兄妹の言葉にはちょっとしらけてしまいました。
なので、いまいちこの戯曲自体は好きになれなかった、残念ながら。

でも、深津絵里が想像以上に良かった。その堂々とした演技っぷりにびっくり。
野田組で鍛えられたからかしら、長台詞も全くよどまず発していて見事。
声がとっても明瞭で聴きやすかったし。ラブシーン可愛かったです。

三上博史はまあ、可もなく不可もなく、といったところ。
佇まいの異様さは舞台栄えしていました。ずっとロングスカート姿だったこともあって、両性的なイメージが面白かった。他の異性とは一線を画す、「兄」という存在を強調するため?
谷原章介は、舞台向きの発声かと思いきや、意外と聞き取りにくい。女好きで傲慢な貴族というキャラクターに合っていたから、なじんでましたけど。

そして洋さん、びっくりするほどはじけたバカな子の役だったけど、輝いてましたよ。熱演でした。観客みんなが彼のキャラクターに惹きつけられているのが伝わってきました。
それまでのバカキャラゆえに、死ぬシーンの悲しさがいっそう際立つ。泣きそうになりました。

そして何より、舞台装置と照明が美しい!
2段に設置された何枚もの扉とカーテン。垂れ下がるたくさんの赤い糸。
シンプルな装置だけれど、例えば教会のシーンでは壁にステンドグラスのような柄を投影したりして、さまざまな場所を効果的に切り替えていました。
そして、客席までも赤く染める最後の大虐殺シーン・・・きれい。
全体を通して、とっても上品で素敵なんですよ。
さすが中越司&原田保のゴールデン・コンビ。

次回作も続々控えてる蜷川ですが、次は何観にいこうかな。