Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

夏を弔う黒ネイル。

2005-08-31 23:47:25 | daily life
8月31日ですね。
小学生の夏休みも、海の家も今日でおしまい。
風の中にも秋の空気が混じっていて、ちょっと切ない気分です。


会社が寒いので(冷房で)、おうちで原稿書き。
私、入稿のときは、爪をお気に入りの色に染めることにしています。
キーボード打っていると、指先が常に目に入っているので、好きな色だと、指を動かすのが少し楽しくなるから。あまり外部の人と会うこともない時期だから、ちょっと派手でも大丈夫だし。
いつもはショッキングピンクなど明るい色にするんですが、今回はちょい趣向を変えてブラックにしてみました。
秋冬の流行色だからってわけじゃありませんが、黒を身につけていると、何だか落ち着きます。

男前な豆腐。

2005-08-30 23:17:42 | daily life
入稿前でバタバタとしております。
明日、次の号の会議が終わったら、本腰入れて原稿書き始めます。

今日は、朝、玉川高島屋地下1階にある『男前豆腐店』に取材に行ってきました。
ライターさんがたまたまネットで見つけて教えてくださったお店なんですが、なんともユニークなお豆腐屋さんです。
ホームページを見ていただくと、そのユニークさがわかるかと思うんですが。
そう、やたらノリがいいんですね。
商品名からして『お嬢』『豆乳ロケンロー』『風に吹かれて豆腐屋ジョニー』と飛ばしまくり。
なぜ豆腐?という疑問もわかないではないですが。

オリジナルTシャツや前掛けまで販売しています。
今日お会いしたお店のおじさまも、ジョーク好き(?)で気前よくて、男前っぷり発揮していました。
水色地に豆腐鍋の絵が描かれた袋もかわいい。

撮影の後試食してみたら、お豆腐自体も濃厚な味で美味。
二子玉川に行った際は、是非立ち寄ってみてください!

イセム ズ ヤポンスカ

2005-08-27 23:32:48 | daily life
オールナイト明け。

朝7時に寝て、起きたら昼の1時半。
ぼーっとしたまま身支度を整えて、チェコ語講座へ。
今日は、年齢の聞き方&答え方や、出身地の言い方を習いました。
日本は"ヤポンスカ"と言います。何かアホっぽくて可愛い響き。

帰りに、タワレコで『オペラ座の怪人』DVD(もちろん、コレクターズ・エディション!)と、渋谷のリブロで、『ユリイカ』水木しげる特集&『流行通信』を買う。
欲しいDVDが溜まってきた。『ラビリンス』も買わないとなあ。


※写真は、『goldie H.P.FRANCE』で買った、スカルとホーンと十字架モチーフのネックレス。"LES BIJOUX DE SOPHIE"というブランドのもので、パリの墓地をテーマにしているそう。

ランド・オブ・ザ・デッド

2005-08-27 22:29:48 | movie
さて、いよいよ今回のイベントのメイン、最新作『ランド・オブ・ザ・デッド』の上映。
20年ぶりのロメロ・ゾンビ復活作です。

舞台は、すっかりゾンビが蔓延った世界。人間たちは、ゾンビが入ってこないように川とフェンスで囲った小都市で暮らしている。金持ちたちは、超高層ビルの中で優雅な生活を送り現実逃避。一方で、貧乏人たちはタワーの周囲でスラムのような貧困社会を形成していた。そんな中、金持ちのために物資を調達していた傭兵の一人がクーデターを起こすと同時に、知恵をつけたゾンビたちが都市へと迫り、街はパニック状態に・・・。
というお話。

ゾンビの楽団が惰性で演奏を続けていたり、ゾンビがゾンビ見てびびったり、花火を打ち上げる装甲車が出てきたり(その理由がまたアホらしくて◎)、ゾンビと一緒に写真を撮るアトラクションがあったり、と随所に仕込まれた遊び心は健在。ビバ、ロメロ!
ゾンビも、元肉屋とか、元ガソリンスタンド勤務とか、服装と行動から生前の職業が見えるのが面白い。

しかし、93分の上映時間は短すぎ。
ロメロのダラダラ節が好きな私には、ちょっと物足りなかったなあ・・・。テンポが良すぎちゃって。
女戦士アーシア・アルジェントの見せ場もあまりなかったし。

もう1回観て、細かい部分を楽しみたいです。


午前5時終了。
地下の劇場から、ひと気のない夜明けの日比谷の街へ吐き出されていく観客たち。
徹夜明けでフラフラと路上を歩く私たちは、まさにリビングデッド状態でした。
ふぅ、肉が喰いたい…。

ゾンビ・ナイト つづき

2005-08-27 22:10:50 | movie
1本目『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』
 68年に公開された、モダン・ゾンビの原型を作った作品です。
以前観たことがありますが、今回上映されたのは"最終版"だそうで、少しシーンが付け加えられていたりしました。前観たときは、けっこうサラッと観てしまって、あまり心に引っかからなかったんですが、見直してみると面白かった!
 冒頭の墓場の部分から不穏な空気をじりじり高めていって、バーンと加速する感じが上手い。また、ゾンビだけでなく生きている人間に対しても油断できなくて(感情移入できる登場人物がいません)、気を抜けないところが緊張感を高めてます。サバイバルものの基本かもしれませんが。
 そして、なんといってもゾンビのメイクや人肉を喰らう描写がすごいです。肉!骨!血!がっつり作り込んであります。人の体のパーツを、「おれ、右腕!」「私、腸!」「あたし、肝臓!」って感じで次々にもぎとっていくところなど、グロテスクだけれど、どこかコミカル。そこがロメロ・ゾンビの魅力です。
 なんだか、観ていたら肉が食べたくなってしまった。ケンタッキー・フライドチキンにかぶりつきたい…。売店で売ったら、けっこう売れたのでは?

2本目『ゾンビ』(ダリオ・アルジェント監修版)
 感想は先日書きましたが、今回はアルジェント版。
 オリジナルバージョンとけっこう違っていて、これまた面白かった。私は、こっちのほうが好きかも。オリジナルより前半のテンポをよくして、後半のセンター内のお遊びシーンやバイカー襲撃シーンを長めに作っている印象。1カットなくしただけで、また違った効果が出ていたり、意味が出てきたり。オリジナルのダラダラした感じも好きですけどね。
 この映画、始まってファーストカットが、主人公が寄りかかっている分厚いカーペットみたいな壁のアップ(人間の内蔵の内壁を思わせる)。かなり奇妙な始まり方で好きなんですが、どうしてそうしたのか、意図を聞いてみたいです。
 私、ゾンビ映画は『ドーン・オブ・ザ・デッド』とか『28日後』とか、走るゾンビものから入ってしまったけど、ノロいゾンビの良さをしみじみ感じるこのごろ。デッドウォーク(ゾンビの行進)描くシーンでも、ずーるずーるノロノロ歩いていたほうが、画面が美しいもの。一見出し抜けそうで、でも油断しちゃうとやられる、ってとこも一筋縄でいかなくて◎。人間のうぬぼれとか、慣れの恐ろしさを描くのに効果的に使われてますね。

また長くなったので、最後の『ランド・オブ・ザ・デッド』は次項に。

地獄が満員になったとき、死者が地上を歩き出す!

2005-08-27 21:13:47 | movie
ということで、
打ち合わせ、レイアウト回し、取材依頼、イラスト追加発注を超特急で終わらせ、
行って参りました、『ランド・オブ・ザ・デッド』前夜祭"Night of the Zombies"!!
オールナイトでロメロのゾンビ映画を観よう!というイベント。会場は、日比谷スカラ座です。
入り口で、特典のポストカードとコースターもらう。
ロビーには、『ランド~』で使われたらしいゾンビの衣装が飾ってありました。
みんな写真パシャパシャ撮っていたので、私もつられて。


観客は、やはり男性(黒地にホラー映画のタイトルが入ったTシャツを着ている)が多かったですが、けっこう女性もいました。休憩時間は、珍しく女子トイレがガラガラで、男子トイレに長蛇の列ができていましたが。

午後10時半スタート。
まず、上映の前に、みうらじゅん氏と中原昌也氏のトークショー&ゾンビのコスプレコンテストがありました。二人のゾンビ映画体験、『ランド~』の感想などが語られる。「『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』で家に最初に入ってくるゾンビは田中邦衛似だ」なんていうトリビアも(これは本当に似ていて、上映の際、この場面で笑いが起こってました)。面白い。もっと聞いていたい。
コンテストのほうは、かなりユルいコスばかりでしたが、みうら氏のコメントが面白くて楽しめました。


この後上映が始まったんですが、長くなるので、ここでいったん切りますね。

雨夜の怪

2005-08-26 02:04:53 | daily life
ただいま午前2時です。
編集部、残り人数4人。
先程、守衛さんが雨漏りチェックにきました。
こんな時間に『アンリ・シャルパンティエ』の新作ケーキを半個食べました。

雨漏りのせいだか、ネズミのせいだか、私の後ろの副編集長席から不振な物音がして怖いんです・・・。
イスがきしんでるんですよ、やたら。
人が座っているような気配がするんですよ。
なぜ??
気になって仕事に集中できません!

嵐の夜のアンケート集計

2005-08-25 23:56:43 | daily life
雨、激しく降ってますねー。
現在午前0時10分前ですが、いまだ会社を出られません。
編集部一部雨漏り中です。
アンケートの集計が終わらないため、今日は朝までコース。
明日の取材&打ち合わせの準備もしなきゃ。
何とか今週やるべきことを今夜片付けて、明日の夜はゾンビ・ナイトに行きたいのだ。


昨晩は、同期のY君のお誕生日会でした。
久々に同期5人そろっての食事。四谷三丁目の豚しゃぶ屋さん『三櫂屋』にて。
ここ、行くのは3度目でしたが、やっぱりお肉うまい!
ネギの細切りをたくさんお鍋に泳がせて、肉で巻いていただきます。
やわらかお肉と、シャキシャキネギの食感コラボにうっとり。
肉の他、塩辛や鮪のカマ焼きも美味でありました。
そのあと、荒木町の『坊主バー』で一杯。不思議な場所です。仏壇あります。微妙に教訓めいたことを話してもらえます。オリジナルカクテル"愛欲地獄"が喉に沁みた夜でした。

悶絶日記。

2005-08-24 00:33:23 | daily life
同期が、恋愛特集のネタ探しをしていたので、
何か提供できる話はないかと、大学2年のときの日記を読み返してみました。

恋愛話と、そこから派生した映画の案しか書いていないのですが、
これが、もう悶絶もので・・・。
詳しいことは書きませんが、いやー、狂ってましたね。面白い!
5年前の自分の狂気に触れました。
自己陶酔にどっぷり浸ったメロドラマに、誇張たっぷりに綴った恋の悲劇に、グロテスクな恋愛詩・・・
ローラ・パーマーも真っ青の狂気と欲望のオンパレード(言い過ぎ)。

今読むと、恥ずかしくて正視できませんが、自分がこういうこと考えていたとは、ほんと面白いです。当時に私の目にはこんなものが映っていたんだなあ。冷静な目で見ると、ほんと大げさに書き過ぎなんですが、今これだけ楽しめたんだから、書いておいてよかったー。
いつかこっそり創作のネタにしようと思います。