Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

スプライス

2011-01-21 21:42:52 | movie
『CUBE』でおなじみのカナダの映画監督ヴィンチェンゾ・ナタリの新作『スプライス』観てきました。
私は、『CUBE』も嫌いじゃないけど、彼の作品では『カンパニーマン』が大好き。

『スプライス』は、遺伝子操作で新種の生物を生み出した科学者カップル、クライヴとエルサがえらい目に遭うって映画で、予想はしてたけど、とても私好みの変態異形映画でした。

人工子宮から誕生した生命体を見て「まあ、なんて可愛いの!」と感動するエルサ。
カメラがその生命体をうつすと…えっ、チ○コ!? “巨大亀頭ちゃん”みたいな子(一応メス)がうにゅうにゅしているのです。
まあ、私も「可愛い~☆」って思ったけど、実際。

で、倫理観が麻痺して暴走気味の科学者カップルは、人間のDNAを使って、さらに新しい生物を生み出そうとします。
そして誕生したのが、ドレンちゃん。
この子は、脚が生えてたりしてちょっとだけ人間に近いんだけど、頭はやっぱ亀頭ちっく。
ルックスはたしかにグロテスクですが、動きとかが愛嬌があるので、妙に可愛く見えてきます。
そして次第に、歪んだ色気のある女子に成長していくのです(頭つるつるで脚逆間接だけど…)。

それからの展開はネタバレになるので書きませんが、思わず吹き出してしまうところあり、キツいゴア描写あり、で楽しめました。

主人公カップルはオタクっていう設定なので、二人が暮らす部屋の作り込みも、なかなか面白かった。
デハラユキノリさんのフィギュアが飾られてました。
あと、寝室の「奴が来るぞ!!」には思わず笑った。

最近観た映画2

2011-01-10 12:26:28 | movie
『キックアス』

クリスマスに観ました。
巷でもかなり評価が高いようですね。
いや、たしかにかなり面白かったです。

“みんなヒーローに憧れるのに、なぜ自らヒーローになろうとする人がいないの?”と疑問を感じた高校生男子が、通販で買ったコスチュームを身に着け、ヒーローになるべく街に出て奮闘する、というこの映画、最初は"ユルい青春ものっぽい感じなのかな”と思ってたのですが、全くそんなことはなく。
無謀な試みをした結果主人公にふりかかってくる災難は、コメディにしてはドギツすぎで残酷。
でも、そこが妙にリアルで、彼の素直さと勇気が胸にせまってくるんですよね。
チンピラとの格闘シーンも良かったです。あくまでも、“普通の男の子がチンピラに立ち向かったら”という視点を大切にしていて。

そんな彼の前に、リアルヒーローとも見える、バトルマニア父娘が登場。
11歳にして最強の殺し屋・ヒットガールの胸のすくような殺しっぷりには、思わずアドレナリン沸き立ちます。血も出る出る。音楽も煽る煽る。
その父親がニコラス・ケイジっていうのが、また何とも最高。
ピュアさと変態さを併せ持った、魅力的な俳優さんですよね。コメディセンスもあるし。

ヒーローになりたい普通の少年と、殺し屋になるべく育てられた特殊少女…そんなふたりの孤独な闘いと、クライマックスの畳み掛けるようなカタルシスに興奮したり涙したり。
素敵な作品でありました。



『トロン:レガシー』

3D大好き!ってことで、元旦に観に行ってきました。

行方不明だった父親に導かれ、デジタルの世界(って、ざっくりしてんな…)に入り込んだ青年の父親救出譚。
物語の大半は、そのデジタル世界の中で繰り広げられるんですが、3Dで描かれた蛍光色のグリッドは、美しくて、どこか懐かしくて、すっかり入り込んでしまいました。
ビジュアルにしても、ダフトパンクの音楽にしても、最先端でありながらどこかレトロさが漂っているのがよかったです。
冒頭の古びたアーケードのシーンもよかったし。

あと、主人公のバトル準備をする4人の白い美女たちのシーンもすごく好きだった(あの、予告編で「SURVIVE」って言ってる人たち)。かっこいい。
もちろん、女戦士・キオラの闘いっぷりも観ていて気持ちよかったです。

私、昔ちょっとサイバーパンクな世界に憧れていたことがあり、そのときのことをちょっと思い出してしまいました。
基本土臭いものが好きですが、こういうものも好きなんです。

ただ、私前作を観ていなかったため、わかりにくい部分があったのがちょっと残念。最後まで、“結局トロンって!?”って感じだったし…。でも、ビジュアルの力で充分楽しめました☆
これは、映画館で観ないと意味ないですよ!!





最近観た映画1

2011-01-05 20:59:19 | movie
書き損ねていた映画レビューをまとめて。
駆け足ですみません。

『バーレスク』

ダンサー目指して田舎から出て来た娘が才能を開花させて大ブレイク! というサクセスストーリーと、つぶれかけのバーレスクショーパブの再建という、ベッタベタのストーリーなんですが、とにかく歌とダンスとビジュアルのゴージャスさでわくわくさせられました。サントラ買っちゃいました。
衣装もかわいかったなー。あの真珠まきつけただけ、みたいな衣装着てみたいー。

アギレラ、顔は?だけど、歌うまいのね。
あと、シェール!! 64歳であれって、化け物! 凄みのある歌声素晴らしかったです。
加えて、アラン・カミングとスタンリー・トゥッチというゲイゲイしいキャスティング。これもベタだけど、ナイス。
あ、あと、私の好物の目バリ男子がたくさん見られたのも嬉しかったですよ!
昔は、とにかく化粧が似合う(a.k.a女装が似合う)男子が好きだった…。


『ハリー・ポッターと死の秘宝(PART 1)』

一応1から全部劇場で観ているから、半ば義務的な心持ちで行ってきました。

うーん、なんか地味…。
派手な見せ場とか、楽しい魔法の場面が少ないのはちとつらい。
今回は学校が出てこないから余計に。
3人がひたすら“つらいつらい。さむいさむい”って逃げたり、アイテム探して彷徨ったり、で、年頃になってきたから関係が微妙にモヤモヤっとしてきたり、で、なんかこう、ひたすら暗いんですよね、ムードが。
男子二人の面倒みるハーマイオニーは大変だ。

私、前作の内容をほとんど覚えていなかったのもキツかった。
(あれ、校長どうしたんだっけ?ってレベル…)
それに加えて、新しい人の名前(魔法使いの名前は覚えにくい)がバンバンでてくるし、新しい伝説は出てくるし、で、頭の中とっちらかりました。
まあ、それでも観れましたけど。

しかし、そんな中の救いはドビーで。
泣けます。
あのしゃべり方ズルいよね。

ああ、あと、1作でフィニッシュか~。





明けましておめでとうございます。

2011-01-01 23:21:41 | daily life
最近更新の頻度がゆるくなってますが、今年もお付き合いいただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

今年の目標は、
眉間にしわを寄せないこと(気がつくとすぐ寄るから)、口角を上げること(ほうれい線がかなり気になる)、水をちゃんと飲むこと(特に仕事中、水分補給怠りがちだから)、そして、深く呼吸をすること(深い呼吸をしたほうが感度が上がるとの説あり)。
自分の生活というか、生きることの基本のキを見直していきたいです。
あ、あと、ちつトレがんばって、膣道のネクストステージを目指すことですかね。
ハンドフリーの域までいきたいですね~。


昨年最後のご飯は、蕎麦ではなく、もんじゃで締めました。
家で、ひとりもんじゃですが。せっかくホットプレート買ったことだし。

タコ、チーズ、もち、コーンなどトッピング。
美味しかった。
でも、ちびちび食べてたら、思ったよりすぐお腹一杯になってしまった。

おせちは、今年はちょっとしか作ってないです。
お煮しめと、


菊花かぶと、


あと、飾りかまぼこ!

本を見ながら作ってみました。
けっこう簡単なんですが、華やかでしょ?
左が松で、右が孔雀、だそうです。
こういう作業とても好き。

栗きんとんや黒豆も作ろうか迷ったんですが、去年一昨年と作って大体わかったし、ひとりじゃとても食べきれないので、今年はやめてしまいました。
一口食べられれば満足なので。

元日の今日は、朝から実家に行って、家族でおせちをいただきました。

今年は「たん熊」のおせち。
ちょっと味が濃かったかな。
でも、種類豊富でちょこちょこいろいろ食べられたのが良かった。

あと、うちの定番お雑煮。

やっぱりお雑煮にはいくらだね。

ご飯の後は、ミネソタに住んでいる従姉の家族とスカイプ。
向こうはまだ大晦日の夜。
家の中の立派なクリスマスツリーもウェブカメラ通して見せてもらいました。


その後は、今日は映画が安い日なので、『トロン:レガシー』を六本木で鑑賞。
感想はまた改めて書きますが、とにかく映像がかっこよくて興奮しました!!
あれは映画館で観ないと意味なし。