Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

『よりみちチェコ』出版記念イベント

2008-01-31 20:26:22 | Czech
下記のような形で、イベント第2弾を開催いたします。
締め切りまであまり時間がないのですが、参加御希望の方は、下の番号まで、お電話にてお申し込みくださいませ。
私を直接知っていらっしゃる方は、私宛にメール等で申し込んでいただいても構いません。
 どうぞよろしくです!もぐら好き歓迎!

 ちなみに、去年のイベントの様子はこちら

『よりみちチェコ』出版記念イベント
 『ビールとアニメと、チェコっとの話 その2』
同書出版を記念して、チェコセンター(チェコ大使館)でイベントを開催します。 ビールとアニメと楽しいトークを用意して、皆様のお越しを心からお待ちしております。

●『よりみちチェコ』の著者ふたりが、世界中にファンをもつ『もぐらのクルテク』の作者ズデニェク・ミレルさんをプラハのご自宅に訪ねたときの話、チェコの著名建築物であるチェコ共和国大使館の映写室でのクルテクのアニメーション上映、そしてピルスナー・ビールの元祖チェコ・ビールを楽しむ夕べ。
●同時開催中の『もぐらのクルテク』原画展と合わせて、チェコ気分 いっぱいの盛りだくさんの催しに、ぜひ、おいでください!

 ●開催日:2008年2月12日(火)
 ●時間:18:00~20:30
 ●入場無料
 ●定員:50名限定(先着順)
 ●お申込み〆切:2008年2月5日(火)
 ●会場:チェコ大使館内チェコセンター 〒150-0012渋谷区広尾2-16-14(広尾駅徒歩7分)
 ●開催協力:チェコ共和国大使館、チェコセンター
※クルテク原画展を観た後、映写室でアニメーション上映とトーク。その後レセプション・ルームでチェコ・ビール をお楽しみいただけます。
 ●申し込み先:03-5770-5003 / 『よりみちチェコ』イべント係 ※月~金(9:30~17:30)

タヒチ特集

2008-01-30 15:34:53 | daily life
身内の宣伝ですいませんが、去年の母のタヒチ出張がようやく形になり、本屋さんに並んでおります。
雑誌『PAPER SKY』の24号「いとうせいこうさんとみどり濃いタヒチの島々へ」特集です。いとうせいこうさんとタヒチ人のおじさんの2ショットが目印。
植物からタトゥー、美容ネタまで、かなり盛りだくさんの作りです。
本屋でお見かけの際は、是非お手に取ってみてください。
母が写真に微妙に写り込んでいて笑いました。
ちなみに、いまこの雑誌のデザインは父がやらせていただいているため、またまた家族コラボです。

あー、タヒチ行きたい。久しぶりに南の島に行きたいなあ。

私のほうは、いま恋愛特集の取材真っ最中。
毎晩、男性の恋愛に対する本音を聞きまくっていて、少々ヘロヘロ気味ですが面白いです。静かな夜の会議室に「セックス!」とか「浮気!」とかいう言葉が響き渡っています。
いやー、男って恐ろしい!(女も怖いけど)
こんなにも違う男と女の間に、恋愛という感情が滅びずに生きながらえている奇跡!なんてものも感じてしまいました。

血のしたたりと拝一刀

2008-01-28 23:18:32 | daily life


ネットショップで購入した、UBOというドイツブランドのラバーブレスレットです。
血が滴るデザインで、めちゃくちゃ私のタイプ。
ちなみにこれ、首にあてると、首斬られた人みたいに見えてさらに可愛い。


いずれチェーンを付けて、チョーカーとしても使えるようにしたいです。
個人的には、落ち武者みたいなボサボサの髪型に合わせてみたい。

そうそう、首切りといえば、私、「公儀介錯人」が『子連れ狼』の中だけに登場する架空の職業だということを昨日初めて知りました。ずーっと気になっていたんだよな。
っていうか、私“介錯”って言葉の意味も知らなかったんですが・・・これって常識?
ちなみに、「切腹する人のそばに付き添っていて、その人が刀を腹に突き刺すと同時に、その首を斬って死を助けてやること」(大辞泉)の意です。
三島由紀夫に介錯人がついていたことも知らなかった(でも、うまく斬れなかったそうですね。ギャー)。


入稿やらデスクの引っ越しやらでバタバタとしておりますが、そんな中、チェコイベント第2弾の日程も決まりました!
2/12(火)広尾のチェコ大使館にて。また近いうちに詳細アップしますが、もうすぐだなあ。

週末料理・第2夜

2008-01-27 21:40:39 | food
今夜は、和&中華な献立。

よしながふみの漫画『きのう何食べた?』(面白いです)から「鮭とごぼうの炊き込みご飯」。スープは、『蒸籠でつくる、毎日のごはん』の「中華風蒸しスープ」。


クウネルの『伝言レシピ』からは「アボカドらっきょうのマリネ」と「大根のマリネ」、そしてまた別のレシピ本から「山芋の梅酢和え」を。


そしてこれは、叔母が考案したレシピ「キノコと豆腐のヘルシーシウマイ」。
豆腐をたくさん入れるので、ふわっと軽くて美味しい。上にしめじの頭をのっけるのもポイント。


若干作りすぎ、お腹いっぱい食べました。
来週末はパスタ作りたいなー、と、さっそくまたレシピ本購入。

最近、松尾スズキさんのブログの料理ネタがとても面白いです。
料理に対するテンションの高さに共鳴。
今度まねしてみよう。


今日は家にいる時間が長かったので、『トゥモロー・ワールド』と『子連れ狼 死に風に向う乳母車』観ました。
『トゥモロー・ワールド』、噂通り面白かった!細部まで作りこまれた、独特の終末世界が素晴らしい。静かに死に向かっていく世界の空気が伝わってきました。マイケル・ケインのヒッピー役もいい。
『子連れ狼』は、このあいだの『三途の川の乳母車』には到底かなわないけど、最後の大合戦には胸躍った。乳母車からマシンガン!!大五郎の「血がちゅいてる」のセリフに萌え!

昨日は、R嬢と母と3人で『スウィーニー・トッド』観てきたので、また感想がまとまりしだいアップします。

冬の煮込み

2008-01-26 22:40:16 | food
相変わらず料理が楽しい。
いまの私には、1食分の食事を作ることに、DVD1枚観るくらいのエンターテイメント性があるように感じられます。面白いし美味しいし、手を動かすの気持ちいいし、頭も使うし、最高です。
まあ、毎日毎食作っていたら、こんなこと言ってる場合じゃなくなるんだろうけど。
しかし、まさか私にこんな日が来るとは。以前ひとり暮らししていたときも、たまにしか自炊してなかったからなあ…。

平日はなかなか料理できないので、夜布団の中でレシピ本を眺めながら週末の献立を考えにやにやしてました。
で、金曜日の夜は、大量の食材を抱えて帰宅。寝る前に軽く仕込み。


そして今日は、朝からぐつぐとと煮込み料理を作り、出掛ける前に夕飯ほぼ完成。
高山なおみさんのレシピの「豚肉と大豆の田舎風煮込み」と、先週お邪魔したお宅で教わった「レンコンの白ワイン煮」をさっそく作ってみました。
メゾン・カイザーのパンとレバーパテと一緒に食べる。料理にも使った白ワインを飲みながら。





大量の大豆でイソフラボン補給です。
両方とも唐辛子が入っているので、ちょいピリ辛。
体があったまりました!

貸し切りホラー

2008-01-25 23:38:32 | movie
観たかった『パルス』の上映が今日まで!
ってことで、朝いちでシアターNに駆け込んできました。
仕事けっこう忙しいはずなのに・・・。でも、来週になるとさらにスキがなくなりそうなので、いまのうちに観たいもの観ておかなくてはと。

10分前に劇場に着いて、整理番号1番のチケットを渡されたときから悪い予感はしてましたが、他にお客さんゼロ!
レイトショーとかで3、4人しかお客いないという状況はたまにあるものの、全くの貸し切り状態は初めてかも。ある意味贅沢。私ひとりのために上映していただいたわけですから。場内アナウンスも私だけのためにしていただいたわけですから。
でも、ひとりっきりでホラーってけっこう怖いですね。しかも、映画の内容が、ネットを介して世に溢れ出た幽霊に魂を吸い取られ、街から人がどんどん消えていく、っていうものなので余計にドキドキした。

この作品、黒沢清監督の『回路』のアメリカ版リメイクなわけですが、チャラチャラした若者たちがモンスター(幽霊)に襲われていくという、思った通り派手な感じの作りになっており、あの静かに迫ってくる不穏感はありません。
人間が壁のシミになって消える恐ろしさが伝わってこなかったのは残念です。ああいうのはVFX技術とかの問題じゃないもの。荒削りの映像の方がむしろ怖いもんです。赤テープを使った“開かずの間の作り方”の都市伝説的な不気味さも薄かったし。
『回路』の、不安を伴うじわじわ恐怖は、日本人監督ならではの感覚なんだろうな。「わけわかんないけど、なんかヤバイことが起こってるっぽい」っていう。あと、あの、じめっと暗い絶望の空気も。

全体のイメージは、もろクリス・カニングハムが撮ったエイフェックス・ツイン『Come to Daddy』のPV。ほんと、そのものってほど雰囲気も幽霊の造形も似てました。
『回路』で何となくもやもやした存在だった幽霊を、こういうモンスターの形で派手に表現するってアイディアはかなりいいと思うんですよね、アメリカンホラーとして。でも、やるならもっと思い切ってはじけてほしかったな。笑えるくらい。

あと、怖いことが起こる前に扉がひとりでに閉まって電気がチカチカするというホラーの超定番セオリーは、そろそろ一度封印したほうがいいんじゃないかしら。っていうか、いまだにこういう演出を普通にしちゃうんだ、とちょっと笑えたけども。『回路』のリメイクでこういうベタな怖がらせ方はないだろうよ。

まあ、無人街系ホラーは好きなので、そこそこ楽しめました。
ストーリーは分かりやすくなっているので、『回路』の副読本として観るにはいいかも?

あ、あとブラッド・ドゥーリフ(チャッキーの声とかやってる人)が一瞬登場するという、嬉しいサプライズがありました!


百千万

2008-01-24 21:18:00 | stage
土曜日に観た劇団鹿殺しの『2008改訂版 百千万』ですが、最前列での鑑賞でした。
ただでさえ駅前劇場初めてだっていうのに、最前列・・・と行く前はちょっとビビってましたが、濃い舞台の空気を存分に吸い込むことができたし、飴投げに参加できて楽しかったです。

蟹と人間の愛が良かった。
丸尾丸さんは、やっぱり気持ち悪いほど知人に似ている。

すごくいろいろな要素が盛り込まれた舞台だけど、根底にある半端ないストイックさをひしひしと感じました。人と人とが裸でもつれあいますが、不思議とねっとりしていないというか。動きもキレがあるし。劇団全体の性格が真面目でサバッとしてるんだろうな。「力の限りっ!」という感じで、観ていて気持ちのいい劇団です。

終演後は若干裸酔い。
前張りだけの男性の裸体をこれだけ間近で見せつけられたら、もう・・・。
もちろん全然嫌いじゃないけど、そういうの。

そうそう、客演していた動物電気の政岡泰志さん、やっぱり素敵だ!
体型も表情も演技のテンポも。何か、周りとまったく違う時間軸を生きている人のよう。
実は以前、某自主映像イベントで、なぜかほんの一瞬動物電気のおふたりと短いコントをやらせていただいたという不思議な思い出があるのですが、ツッコミを入れられる際、すごい力で舞台下へと突き落とされ、その本気さにビックリした覚えがあります。

雪と血と森

2008-01-23 23:54:12 | movie
今日は、どうしても観たいレイトショーがあり、仕事を無理矢理切り上げてラピュタ阿佐ヶ谷へ。
岸田森特集上映のうちの一作『子連れ狼 三途の川の乳母車』を観てきました。



『子連れ狼 三途の川の乳母車』は、若山富三郎主演、三隅研次監督作。映画秘宝のオールタイムベストで、伊東美和さん、三家本礼さんという、尊敬するお二方がランキングに入れてらして、年末から観たい観たいと思っていた作品でした。
日本でDVDが出ていないみたいで、このあいだビデオマーケットで輸入版も探したのだけど、あいにく品切れで海外編集バージョンしかなく、観たい思いをつのらせていたところ、タイミングよく上映があり、これは行かねば!と思ったわけなのです。
最近『怪奇大作戦』を見直す機会があり、私の中で森熱が復活してたし。

で、念願かなって観たわけですが、なんかもう、興奮で内臓がぶるぶる震えるほど素晴らしかった!!最高です。
血が噴出し鼻が削げ落ちるビックリ残酷描写と大五郎の愛らしさの間で翻弄され、もうヘロヘロ。

演出がいちいちかっこよすぎる。感動通りこして呆れちゃうくらい。あんなこと思いつかないもの。砂丘での大立ち回りにシビれまくり。
「ここ撮るんだ!」「ここアップにしちゃうんだ!」と意表をつくアングル、カット割りも素晴らしい。

大五郎がいいのよね、また。無邪気なくせにしっかりしてて動じない。ろくに話せもしないのに、コイツひとりでも生きていけるんじゃないか、と思わせる貫禄。乳母車のギミックも自ら作動させるし(そのときの仏頂面がめちゃキュート)。こんな子を産みたいと思いました、ほんとに。

そして、この映画の岸田森もかっこいいですよー。殺人マシーン三兄弟の末っ子役。トゲ付きアイアングローブで敵の皮膚を痛めつけます。青白い顔がセクシーで、出番は短いながら、強烈なインパクト。

個人的には、三兄弟が殺しの後懐紙で武器をぬぐうと、次のカットで血のついた3枚の懐紙が青空にひらひら舞っている、という場面が秀逸と思いました。
あと「首が鳴っている・・・」のシーンも良かったし、「大五郎、三途の川で母が待っているぞ」のシーンも泣けたし、自分を殺しにきた女と大五郎と3人で体をあたため合うところも凄かった。要は名シーンだらけなんです。

とにかく、観ることができて幸せでした。
心も体も熱くなって、雪の日の寒さもどこへやら。
しかも、今日は水曜日で料金1000円の日だったのです。
こんな素敵な映画を1000円で観せていただくなんて、かたじけない!
今年、これ以上の映画を劇場で観られるのだろうか。


手料理天国

2008-01-21 19:03:03 | food
今朝は3時45分起きでロケ撮影へ。
3時45分って、いつも眠りにつく時間だよ・・・でも、自分が組んだスケジュールなので文句は言ってられません!
しかし、なにはともあれ、雪予報が外れてホッと胸をなでおろしました。よかったよかった。この週末は、その不安で頭がパンパンだったので。


ところで、このあいだの土曜日は、昼間に友人のカメラマンと劇団・鹿殺しの公演を観た後、最近引っ越した知人宅へ夜ご飯をごちそうになりに行ってきました。
手作り饅頭と、最近お気に入りのスコーン、スパークリングワインを持って。
10年ぶりに会う友達、1年ぶりに会う先輩、前日に仕事でお会いした方・・・不思議なつながりのある友人、知人が集った会でした。

で、家主の方が素敵な手料理をふるまってくださって、興奮!

これは、ほんの一部。続々と美味しそうなものが出てきて幸せ気分でした。
最近、人の手料理にも興味しんしん。このれんこん料理がとても美味だったので、作り方を教わってきました。

ちなみに日曜日は、ライターさんと、もうすぐチェコ旅行に行かれる編集者さんが家に遊びに来てくださり、みんなでチェコ話など。それから有楽町でR嬢とお茶をし、その足でロケハンへ。撮影に使おうと思っていた場所がなんと工事中で、一瞬目の前が暗くなったけど、カメラマンと電話で相談してなんとか解決。

思いがけずたくさんの人に会った週末だった。

スチームスイーツ

2008-01-19 00:53:22 | food
明日の夜、友達の家にお邪魔することになっているので、今日は帰宅後、手土産にと蒸し饅頭を作ってみました。

紫芋パウダー、南瓜パウダー、シナモンパウダー、抹茶パウダー、黒ゴマペーストを生地に練りこんでカラフルに。
途中で小麦粉をバフッとやってしまい、クラシックなコントみたいに服が真っ白になった。

こんな感じで蒸籠に入れて、12分程蒸したら・・・


こんなに膨らんでビックリ!!

ギュウギュウだ!