今日は昼から所沢でイラストレーターの方の取材。
夕方東京に戻ってきて、楽しみにしていた『ホステル』を観にいってきました。
R18のスプラッター・ホラーで、渋谷シアターNでは、今日まで“嘔吐バック・キャンペーン”なるものを実施していました。劇場の扉にタイマーが貼り付けられていて、そのタイマーが0になる前に気分が悪くなって退場した人は、お金返してもらえる、と、そんなキャンペーンです。
もちろん私は退場しませんでしたが。
いや、しかし面白かった!!
やっぱりセンスいいわ、イーライ・ロス。パチパチ。ブラボー。
このあいだ前作『キャビン・フィーバー』を観返していたんだけど、1回目の印象より、よく出来ていて、何だか感心してしまった。
でも、まだ荒削りなところはあったわけですが、『ホステル』は、そのあたりぐっとレベルが上がっていました。伏線をちゃんと貼っていて、そのつながりのつけ方も上手い。売春宿と殺戮の館を対比させていたりして、おおっ、何かすごくちゃんとした映画だわ、とびっくり。幻想シーンが入り込まない、現実の怖さを描いた感じがまた良かったです。
ロスらしい演出ってものもちゃんと伝わってきて、子供たちの唐突な出現とか、不気味な人たちの描き方が独特でした。ユーモアも忘れてないし。
ちなみに、三池崇史がちょっとだけ出演してます。
そしてそして、今作はチェコ・ロケをしてるんです(設定はスロバキア)!そういえば、チェコに行った時、タクシーの運ちゃんが「あの恐ろしい『ホステル』って映画もチェコで撮ったんだよー」って言ってました。
チェスキー・クルムロフで撮ったりしたよう。私が好きな東欧の朽ち感が満載で、ロケーション見てるだけでも楽しかったー。
残酷描写ですが、「見れない!」ってほどじゃありませんでしたよ。
決定的な瞬間は見せていないし。
しかし、やっぱり怖いとこは怖い。特に「イタイー イタイー」とカタコトの日本語で叫ぶ日本人娘の目玉が・・・。ぐえー。怖いけど画面から目を逸らしたくなくて、顔を思いっきりしかめながら見てました。顔面筋のいい体操になったような・・・。
ロスの次回作、スティーヴン・キング原作の『CELL』が、相当楽しみ。
『バタリアン5』『テキサス・チェーンソー ビギニング』『ソウ3』『シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ』(予告編見たら、面白そうだった)など、何気にホラー映画公開続くようですね。わーい。
そして、11/18からは、いよいよシュヴァンクマイエルの哲学的ホラー『ルナシー』も公開です。今日予告編を見ていたら、また見たくなっちゃいました。
痛いの嫌い…と思いつつ、「見れない」ほどでないのなら見てみようかしら。
昔、レザーフェイスというプロレスラーがいたのですが
最近、死亡説が出て、本人が否定したそうです。
数年前に彼が来日した時、チェーンソー振り回して客席に乱入してきて、
カネックはびびって逃げまくったのですが、後で他のレスラーから
「刃が外してあるんだよ」と聞いて悔しかったですよ。
カネックさんなら、きっと大丈夫
チェーンソーをそんな間近で見たことないですよ、私。刃がはずしてあっても怖いですね
ホステル、カップルで来てる人もいたんですが、見終わった後、ぐったりしてる彼女を、彼氏が必要以上に「大丈夫?大丈夫」と気遣っている姿に不快感を覚えました。
ただの妬み?
1939年8月、食肉処理工場で一人の赤ん坊が生まれた。生まれながらに奇形児だった赤ん坊はすぐにゴミ容器の中に捨てられるが、ゴミを漁っていた女に拾われる。トーマス(レザーフェイス)と名付けられた赤ん坊は、女とその家族が暮らすヒューイット家で育てられる。やがて食肉処理工場で働き始めた彼は、工場が閉鎖された衝撃から工場長をハンマーで殴り殺してしまう。住む土地に異常な執着を持つヒューイット家は、捜索に来た地元の保安官までを殺害し、その後も次々と一家の惨劇が繰り広げられていく。一家に迷い込み身の毛もよだつ恐怖を味わう!恐怖度・サディスティック度・グロテスク度・心理的追求度・暴力度・は、、最高峰実在の殺人鬼エド・ゲインをモチーフに猟奇的な殺人一家を描いたトビー・フーパー監督『悪魔のいけにえ』(74)。ドキュメンタリー風の映像が、追いかけて来るチェーンソーの音と共に恐怖を極限まで煽り、以降のホラー映画に多大な影響を与えた。
『悪魔のいけにえ』はホラー映画の金字塔として語り継がれ、人の皮をつなぎ合わせた面をかぶり、チェーンソーを振りかざす殺人鬼・レザーフェイスは史上最も残酷で恐ろしい殺人鬼として人々の記憶に刻まれている。早くも現代ホラー映画の最高峰との声も上がっている!
コレが世界で一番怖い映画だ、ホラー界の帝王とも言える恐怖の原点にして頂点の究極のホラー映画!最近の、ここ数年のホラー映画の流れの中で出てきたものとしては、やはり観るべき1本かなと思いますね!是非見てください!本作は前作の過去を描く衝撃的な続編あまりの衝撃的映像に注意!