Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

面影ラッキーホール@FRIDAY

2010-02-21 23:57:36 | daily life
昨日は、夕方、表参道のピンポイントギャラリーへ。
樋上公実子さんの個展、最終日に滑り込みで伺ってきました。
相変わらず麗しい樋上さんと久しぶりにお会いできて嬉しかった!
今回は、いままで見たことのなかった昔の作品も見ることができました。
ちょっとゴシックでフリーキーなテイストの看護婦さんや、きのこと一体化した女の子など、心くすぐる作品がいろいろ。
あと、バルセロナの市場の干し野菜を描いたという絵も素敵だったなあ。
野菜のエネルギーがぐわんっと伝わってきて。


その後横浜方面へ向かい、ライブハウスFRIDAYへ、面影ラッキーホールのライブを観に行きました!!

先月に続いて今月もライブがあるなんて、嬉しい限り。
昨晩のメンバーは、おなじみツヤ子先生と、女子カメラマンのTさん、そして、このところ可愛くて仕方がない後輩・Kちゃん。
半ば無理矢理“面影友の会”メンバーを増員中です。

ちなみに昨日の衣装は…

メキシコのブラウスに、ちゃちいガイコツネックレス(これもメキシコ土産)、かぎ針編みモチーフの派手ストール。
今回はあんまりピンクじゃないですね。
メキシコならと、フリーダ・カーロみたく眉毛つなげていこうかとちょっと迷ったんですが…やっぱ断念。いつもより若干眉間狭くするにとどめました。


前回のFRIDAYのときは1部での参加だったけど、今回は時間が遅い2部にしてみました。
ライブが始まる前に、もうすでに店内の雰囲気でクラクラ。
空気が、お客さんが、濃すぎる…。
年齢層高っ!集団多っ!渋谷とかのライブハウスでのライブとはかなり違う客層でした。
カップルさんたちなんかも、あの…どういう付き合い方したらそんなムードだせるんすか?って感じの特濃オーラむんむんで。
私たち、浮いてたなあ…。

狭く凝縮された空間で聴く面ラホもまた素敵で、aCKyさんの美声と演奏にたっぷり酔いました。
昨日は、ホーンの演奏が沁みたな~。
あと、くわえ煙草でベースを弾くリーダーが激シブくて、かっこよかったです!

もちろん、全曲もれなく生で聴けて嬉しい曲ばかりなのだけど、特に「ひとり暮らしのホステスが初めて新聞をとった」が聴けたのが嬉しかった。
“ヒトミ いつも読んでたレディコミ あれ俺楽しみにしてたんだぜ~”のとこが好きなんです。あと“白い粉がきれたからさ”のシャウトも。
「夜のみずたまり」も良かった~。振りもグッとくる。

いつも楽しみなMCは、筆談ホステスの物まねとか、ポニョの替え台詞とか、CKBのパクリとか、ヒドいネタを畳み掛けるように連発。ほんと最低!…だけど最高です!
「パンツのヒモが切れた…」とか、いつものaCKyさんとはちょと感じの違う、甘えキャラな部分もあったような。

そして、アンコールの「東京(じゃ)ナイトクラブ(は)」で恒例のパンツ一丁になったaCKyさん。
私たちは、ちょっと奥のほうの席に座っていたのですが、目の前まで来て、素敵すぎるネタを叫んでくださいました。
素晴らしいサービス精神と、汗でキラキラ(ヌラヌラ?)と光る肉体に、Kちゃん共々感激!! ありがとうございましたっ!!

ああ、でも…1時間のライブじゃ足りない!
もっともっと聴いていたい!
そしていつの日か、名曲「360°ノーマル」をライブで聴くのが、私の夢なのです。


絶品パフェ

2010-02-20 14:23:22 | food
この記事、アップするの忘れてました。



このあいだの京都取材の帰り、新幹線の時間まで少し余裕があったので、京都駅内にあった「中村藤吉本店」の喫茶で“まるとパフェ”を食べたら、すごく美味しくて感動してしまいました!
久しぶりにパフェに感心した気がする。

生クリーム、抹茶アイス、ライスパフ(?)、抹茶ゼリー、抹茶シフォン、あんこ、栗、白玉・・・すべてのバランス&ハーモニーが絶妙!
各々があわさることで、それぞれの味も単品で食べる以上のものになってる。
甘さの加減も良かったです。

気が張ってちょっと疲れてた心が、元気になりました。


NECK

2010-02-17 16:57:02 | stage
バレンタイン一過な感じで、少々放心気味だった今週前半。
ようやく落ち着いてきました。
今年のバレンタインも面白かったな~。
友人のプチ奇跡にも出合えたし。

このあいだの日曜日は、夕方から青山円形劇場で『NECK』を観劇。
原作が舞城王太郎さんで、演出は河原雅彦さん。

ネタバレしてしまうと面白さが半減してしまう作品なので、あまり詳しく書けないのですが、首だけ残して土に埋められた男性たちの会話劇、という、超ミニマムな設定を、あそこまでのエンターテイメントに仕上げた演出力はすごい。

舞城さんの、ネット文化と自然、デジタル世界とアナログ世界、バーチャルとリアルを巧みにつなげ、自由に混ぜ合わせていくアイディアも、さすが面白い!
いままで文字だけで読んでいた舞城ワールド、立体化されると、こういう風になるんだー、と、とても興味深かったです。

そして何より、こわかったっ!
内臓ぐちゃぐちゃ系の描写はわりと大丈夫な私ですが、ああいうじわじわーっとくる湿った恐怖には、弱いのです。
あのヒト、こわすぎ・・・。
久しぶりに、寝る前に思い出して怖くて眠れなくなる、という経験をしました。
と、こわいんだけど、恐怖のビジュアル面の表現はとても美しく。
土から手が生えてきたり、突如モノが現れたり。
そんな仕掛けの数々が、森の中で繰り広げられる、笑いがありつつも残酷で悲しい物語を盛り上げていました。

最前列だったもので、土に埋まった出演者の顔が目の前に来て、ちょっとドキドキしちゃいましたが、みなさんがそれぞれのキャラクターにピタリとはまっていて、とても説得力がありました。
とくに、鈴木浩介さん。こズルいけれど憎めない、飄々としたキャラが良かったです。

マイ・バレンタイン

2010-02-13 21:30:17 | daily life
今年のバレンタインは、チョコレート菓子2種類を手作り。


チョコレートチーズケーキと、


カントリーナッツクッキー。

昨日の朝6時までかけて完成!
チーズケーキのほうは、焼き上がりの様子がどうにもおかしくて、とても心配だったんですが、味は大丈夫だったようでひと安心。
クッキーのほうは、とても美味しくできました。
ちなみに、大森いく子さんの本『いつでもクッキー、どこでもクッキー。』からのレシピです。
ああしかし、ずっと言ってるけど、ちゃんとしたオーブンが欲しい!


知人の差し入れ用には、「ドゥバイヨル」のチョコレートをチョイス。

ここんちは、ほんとにパッケージが素敵!
正直、中身よりパッケージで、どの詰め合わせにするか決めています。

あと、大好きな「テオブロマ」の粒々チョコ「キャビア」も今年パッケージ3代目。
パッケージの絵を描いていらっしゃる樋上公実子さんから、一缶いただいてしまいました。
一昨年1匹だったチョウザメは、昨年カップルになり、今年はなんとベビー誕生!

あたたかみのある赤とゴールドの色味が、なんとも“愛”な感じで、見ているだけで胸が熱くなります。



最後におまけで、今日の自炊朝食&夕食。


タケノコ&菜の花&絹さやを具にした春感ある味噌汁、ごはんにかけて食べる用の山芋納豆、かぶとキュウリの即席漬け(梅茶を使用)。


こちらは、『伝言レシピ』の「じゃがいもとチキンのローズマリー風味」。
新じゃがで作りました。

精進太り

2010-02-08 23:38:02 | daily life


またまたなかなか更新できませんでした。

京都、長野、と立て続けに出張に行っておりました。
実は、初出張。
ちょっと緊張しましたが、カメラマンさんやライターさんにたくさん助けていただき、無事終えることができました。
さっそく編集長に写真を見てもらったら、気に入ってもらえたようでよかった。

京都各地&善光寺の宿坊を回って取材していたのですが、個性の強いさまざまなタイプの御住職の方々に出会えたのが、とても面白かったです。
実際宿坊に泊まり、早起きしてお朝事(朝の法要)に参加したり、なかなか貴重な体験ができた。
とにかくこの季節だもんで、寒さには正直参ってしまったけど、ちっとは心が鍛錬されたかしら?
今朝参加した善光寺のお朝時、堂内の気温は-4度…。
いやしかし、善光寺の朝は素晴らしかった。
大雪の後だったから、いっそう幻想的な風景が見られたのかも。
善光寺を守るお寺の住職さんたちが、黒い雪よけマントに身を包み、厳かに参道を通って集まってくる様子を見ていると、言葉ではいい表せない静かな興奮が身を走りました。



しかも、これが365日毎日休みなく繰り返されていることだというのが、またもうなんか。

お経の合唱も良かったな。
尼さんの唱える「南無阿弥陀仏」の声が美しくて、聞き惚れた。
あたたかくなったら、またプライベートで行ってみたいです。

あと、毎食、撮影用を兼ねて作っていただいた立派な精進料理をいただいていたので…太りました…。
取材中は常に腹いっぱい状態で…。
豆腐や湯葉を大量摂取したので、イソフラボンに満ち満ちたカラダになっていると思います。

今日の午後長野から戻り、そのまま出社。即レイアウト回し。
今週中に入稿せねばです。




アバター

2010-02-02 20:34:06 | movie
やっとこさ、話題の『アバター』観てきました!
せっかくだからここで観ようと、川崎のIMAXシアターに仕事帰りに駆け込んで。
実は先週末も2度程観ようとしたんですが、満席で観られず・・・。
リベンジしてきました(最初からネット予約すればよかったんですね・・・)。

まず・・・川崎IMAXの3Dメガネ、かけやすい!
いつもズリズリ落ちてくるのを直し直し観ていたのですが、ここのは全く直す必要なしで、快適でした。

で、『アバター』ですが、2時間半まったく飽きることなく、美しく作り込まれた世界にどっぷり浸らせてもらいました。

原住民・ナビィの自然との付き合い方に心震えたり、主人公の現実とアバターで見る世界とのギャップに打ちのめされたり、軍曹(?)のタフさにあっけにとられたり・・・といろいろ感じるところはあったものの、やっぱり楽しかったのは、スクリーンを縦横無尽に駆け巡る、奇妙な姿の生物たち。
虫っぽいフォルムを持った動物や、海の生物を思わせる陸上生物など、虫、海洋生物、動物、植物を自由に掛け合わせた生態系が、とても面白かったです。
肌の質感が虫っぽい動物とかね、すごかった。
あと、あの鳥! 飛ぶの気持ち良さそう!
鳥さんとの“絆”にはグッときました。
“運命の相手”は最初自分のこと殺そうとしてくる奴だ、ってあたりもいい。

サービス精神たっぷりに、ここまで世界を作りこんでくれると、なんだか嬉しくなっちゃいます。
これは、スクリーンで、3Dで観ないと意味ないです。

あ、あとキャストでは、大好きなミシェル・ロドリゲスがやっぱり素敵でした。
観るまで出ていること知らなかったのですが。
あの目でガンとばされてみたいー☆