Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

人喰猪、公民館襲撃す!

2011-10-24 20:20:16 | movie
シアターNのモーニングショーで観てきました。
韓国の動物パニックものです。

シリアスな感じの怪物映画かと思いきや、腰が砕けそうになるギャグを各所で繰り出してくる、肩の力を抜いてみられる作品でした。
私、そんなに映画で笑わないほうなのですが、これは、何か所か思わず吹いた。
猪の造形もそんなに怖くなくて、むしろちょっと可愛かったし。目は凶悪だったけど。

平和だった韓国の田舎の村に巨大猪が現れ、人を襲い出す→主人公たちがチームを組んで退治に乗り出す…とストーリーはいたってシンプル。
出てくるのも、都会から田舎にとばされた巡査(身重の妻と認知症の母親がいる)、お金大好き村長、使えない警察署長、昔喧嘩別れしたハンター師弟、男まさりな女性学者、狂女…とけっこうベタな感じな人たちなんですが、ディテールがあまりにユニークで、飽きさせません。
驚くようなポイントで笑いをとってくるので、油断できない。

襲撃される“公民館”にしても、いわゆる私たちの知る“公民館”をイメージして行くと、“え…これって、公民館?”と軽くビックリします。

お気に入りのキャラはカリスマハンターのペク・マンベで、演じている役者さんが、大好きなソン・ガンホにちょっと似た雰囲気。
最初はイヤな奴かと思いきや、学者ちゃんといい雰囲気になったり、なかなか可愛らしい一面がのぞいて、キュン☆
調べてみたら、ユン・ジェムンという役者さんで、『母なる証明』とか『グエムル』にも出ていたみたい。


真面目な映画を求めている人にはちょっと…かもしれないけど、ゆるいギャグが好きな人にはオススメ。
チラシによると、監督のシン・ジョンウォンは、「韓国のティム・バートン」と呼ばれているらしい。
ほんとかしら??


猿の惑星:創世記(ジェネシス)

2011-10-17 20:20:18 | movie
『猿の惑星:創世記』初日に観てきました。

面白かった!!

私、猿の惑星シリーズは、はるか昔に1を観たのと、ティム・バートン版を観ているだけ。
でも、そんな状態でも、まったくシリーズ観たことのないという人でも、問題なく楽しめると思います。

もうね、どの猿もいい顔してるんですよ。
で、撮り方も上手いから、どんどん猿に感情移入していく。
人間世界で暴れ回る猿を、あそこまで魅力的に撮れるってすごいです。
並木道の樹木の葉を散らしながら移動とか、ほんとうに美しい。

チンパンジーだけでなく、オランウータンやゴリラ等、猿混成チームを結成していくのがまた良いんですよね。
オランウータンも超いい味だしてた。
それに比べ、人間イケメンのジェームズ・フランコは、物語が進むにつれ、どんどんかげが薄くなっていく…。
とにかく猿にメロメロになる作品です。

シーザー(主人公のチンパンジー)を演じたアンディ・サーキス(『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムでも有名)はほんとにすごいなあ。
チンパンジーの動きってだけでも難しいのに、知能が発達したチンパンジーの複雑な表情まで見せるなんて、どうやって役作りしたんだろか。
テレビでちょっとだけ、彼が演じているモーションキャプチャーの様子を見たけれど、もっとじっくり観てみたいな。

ジョン・リスゴーとのあれこれや、人間世界での暮らしの描写ももちろん面白いんだけど、何より面白かったのが、シーザーの、いかに猿軍団のリーダーの座を勝ちとるか、という戦略。
「おお、そこから崩していくのかー!」みたいな、ビジネス指南書顔負けのお見事さ。
私、絶対あんなことできないし、思いつきもしない…。


最後、もちろん人類はめっちゃくちゃなことになるんですが、なぜかスッキリ。
猿たちが元気に暮らすことを祈ってしまいました。


31歳

2011-10-11 19:10:17 | daily life


10月8日で31歳になりました。

お祝いメッセージなどくださった方、ありがとうございました!

別に意気込みとかないのですが、最近かなりの勢いでアラフォー向けファッション誌を読み始めたので、上品かつセクシーな、大人のコンサバにトライしていきたいです。

あと、久しぶりの部署異動があったばかりで、仕事のペースがかなり変わったので、はやくそれになじみたい!


誕生日当日は、横浜フライデーで、面影ラッキーホールのライブ!
誕生日に面ラホのライブだなんて、なんと贅沢☆

ちょっと時間早めに行ったら、前のほうのいい席に座れました。

ライブ第一部は、ボーカル・aCKyさんの、“尿管結石になり、ライブ後即入院”という衝撃のカミングアウトからスタート。

体調が心配でしたが、MCも“片ビラ”ネタとか相変わらずのシモ話でとばしていたし、ラストのお約束「東京(じゃ)ナイトクラブ(は)」の脱ぎまで、燃え尽きんばかりの勢いで魅せてくださいました。
なんだか神がかってた。
「ゴムまり」では涙出てきたし。
会場内もすごいテンション上がって盛り上がってたなあ。

「夜のみずたまり」は久しぶりに聴いた気がする。
やっぱりいい曲。
このあいだお友達と「面影ラッキーホールの曲の登場人物を演じるとしたら、誰がいい?」という話をしていて、あまりにもたくさんいて絞り込めなかったのですが、「夜のみずたまり」は上位に入る気がします。
あと、「必ず同じところで」「小さなママに」「あの男は量が多かった」「いっちまったら」あたりもいいですよねえ。

ライブ終了後、aCKyさんが放った靴下のかたっぽが、私の手元に巡ってきたので、ひとまず持ち帰ってみました。

次は、12/17の、ねごと(!)との対バンだそうですが、残念なことに男子限定ライブだそう…。どうしよ…。



一緒にライブに行った後輩ちゃん二人から、「いつまでもエロい先輩でいてください!」と、かわいいもこもこスリッパを誕生日プレゼントにいただきました。

ありがとうー。
でも、先輩、エロに興味が津々なだけで、エロくはないのよ、たぶん…。


次の日実家で祝ってくれた両親からは、お花と、ムーミンのイラストが付いたイッタラのグラスと、「スター・ウォーズ」のブルーレイBOXをもらいました。

ちなみに、自分への誕生日プレゼントには、コレ買いました。

「Swan Clutch」で検索してみると、正体がわかるはず!


SKINFOOD

2011-10-07 20:07:33 | daily life
韓国には一度も行ったことのない私ですが、韓国美容と料理と少女時代と4minutesには興味があります。

このあいだ、以前人にいただいた「SKINFOOD」のキャビアコスメのサンプルを使ってみたら、とても調子がよかったので、思い切ってネット通販でラインで揃えてみました。


とろみのある金箔入り化粧水がとくにお気に入り。
とろっとしてるけど、肌にすっと入る感じがいい!
たまにシートマスクも使ってます。

お値段もお手頃でうれしい☆
(このあいだまで、この10倍くらい値段のする化粧水&乳液使ってた…。いただきものですが)
加えて、パッケージもかわいいので、部屋に並べて置きたくなる。

あと、同じく「SKINFOOD」の卵のヘアパックも使ってみたのですが、これも当たりだった!

最近、もう、ほんとに、髪の状態がひどくて…。
元々かなりのクセ毛の上に、髪をのばしたいがため(&節約のため)に半年に一度しか美容院に行かないので、まとまりのなさ加減に困っています。
で、コレを3日間ほど続けて使ってみたら、サラサラに。
潤いはそこまで実感ないですが、手触りが変わりました。

さらに、冬のボディケアはオイル派なので、フレッシュライム ボディオイルジェルも購入。

ジェルっぽいテクスチャーだけど、肌にのばすとオイルに。
お風呂後、肌が濡れている状態で塗るのがおすすめ。
でも、香りがちょっと“フレッシュ”な感じじゃなくてクセがあるのが気になる…。

「SKINFOOD」の商品は、まだまだ使ってみたいものたくさんあります。

そしてこちらは、「Innisfree」というブランドのミネラル メルティング ファンデーション。

ananの韓国特集で絶賛されていて、使ってみたいと思っていたもの。
文字通り肌に溶け込むように密着して、ものすごくナチュラルなツヤ肌になります。
アラ隠しをしたいときにはちょっと物足りないかもだけど、普段使いに活躍しそう。
最近ほとんど普通のファンデーションは塗らず、BBクリーム+パウダーか、これです。


あと、韓国つながりで、韓国の健康食・ミスカルも、ここ何か月か毎日飲んでます。
麦とかアワとか黒ゴマとか黒豆とか玄米とか、いろいろな食材を干して粉状にしてブレンドしたもの。
牛乳や豆乳に溶かして飲みます。ちょっとハチミツ加えたりして。
きなこみたいで美味しいですよ!
炭水化物なので、ダイエット的に飲み過ぎには注意らしい。
私は、この「keats」というショップで買いました。


韓国行きたいな~。
美味しいもの食べて、コスメ買い漁って、スパ行きたい。



ファイナル・デッドブリッジ

2011-10-02 23:10:11 | movie
ブログになかなか書けてませんが、映画いろいろ見てます(軽い感想は、ツイッターでつぶやいてます)。

今日は、ファイナル・デスティネーションシリーズの最新作『ファイナル・デッドブリッジ』観てきました。
18禁の3D。3D大好き!
最近は、3Dメガネ、あの後ろでストラップで締めるやつじゃなく、持ち帰り式の普通メガネ型がほとんどになりましたね。
「今日は映画観よう」って気分のときは、一応マイ3Dメガネをメガネケースに入れて持ち歩いてます。
あの後ろストラップのやつは、髪にも鼻にも跡つくし、そもそも顔の形に合わないし(鼻とメガネの間にハンカチ挟んで観てた…)で、ちょっと不便だったので、普通メガネ型は嬉しい。
でも、やっぱり値段高いですよね、3D。


ファイナル・デスティネーションシリーズは、『ファイナル・デスティネーション』『デッドコースター』『ファイナル・デッドコースター』『ファイナル・デッドサーキット3D』とすべて観ています。

悲惨な事故を予知して生き残った生存者たちが、死の運命から逃れられず次々と悲惨な死を遂げていく…というのが、シリーズすべてに共通するストーリー。
話の構造は毎回ほとんどお決まりなのですが、生存者たちが必死で死の法則性&逃れる方法を解き明かそうとする姿と、あと何といっても、工夫を凝らした登場人物たちの死に方が見どころ。
なんだか言葉にするとすごく不謹慎な感じになってしまいますが、とにかく見世物的な感覚で、その“死に様博覧会”を楽しむシリーズです。
その死に方も、ただの死に方ではなく、ピタゴラスイッチ的に小さなことが連鎖していった結果死につながるという、観ていてハラハラ&驚愕する“技”が続出。
「技術点○点! 芸術点○点!」とそれぞれフィギュアのように点数付けしたくなるような、そんな勢い。

しかし、言ってしまえば、このシリーズほど、いま生きていることの奇跡を実感する映画もない。
このシリーズ観終わってしばらくは、周りのすべてのものが凶器に見えるし、すべての場所が死に場所に見えてくるので…。
鑑賞後のメメント・モリ指数がハンパない映画です。


今回の『ファイナル・デッドブリッジ』は、冒頭の吊り橋崩壊の迫力がものすごくて、一気に観客のテンションを引き上げます。
しかも3Dですからね。棒状のものがこわくてこわくて。

あとはもはや“お家芸”といった壮絶な死に様が次々と展開されていきます。
今作は、フェイントがやたら多かったな。
「ああ、これで、きっと、これがこうなるんだな」というこちらの予想を裏切りまくる。
あと、レーシック手術とか、鍼治療院とか、くるぞくるぞ的な舞台設定が多かった。
新体操やってる人と、近々レーシック&鍼に行く予定がある人は、絶対観ちゃダメ!

これがシリーズ最終作なのかな。
全体的にまとまりがよくて楽しめたし、最後のまとめもキチッとキマっていて、満足。

あと、「映画秘宝」に書いてあった、トム・クルーズのそっくりさんから目が離せなかった。
微妙な似具合なんだけど、引きの画面だったり、ピントがぼけていたりすると、かなり似てる。
橋で走ってる姿が『宇宙戦争』のトムを思い起こさせました。