昨日の午後4時10分ごろ、
石川県能登地方でM7.6(USGSではM7.5)の地震が起きました。
震源の浅い地震で、最大震度は7です。
地震の起きているエリアを見てみると、佐渡島からまっすぐ能登半島に向かい、そこから能登半島の西に延長した直線上で余震が続いています。ですから、気象庁の震源の表記が異なりますが、すべて同一の余震だと考えた方がいいでしょう。
その中で震度5弱以上の地震は
震度5強では
石川県能登地方でM6.1とM5.7が2回。
震度5弱では
能登半島沖でM5.6、M5.3、M5.2、M4.7、M4.6です。
また、震度4以下の2日の午前5時までに起きた余震は、気象庁の表記別に
石川県能登地方で
M5.2
M5.0
M4.9
M4.8
M4.6 3回
M4.5 4回
M4.4 2回
M4.3 3回
M4.2 6回
M4.1 2回
M4.0 4回
M3.9 6回
M3.8 6回
M3.7 8回
M3.6 3回
M3.5 7回
M3.4
M3.3 4回
M3.2 3回
M3.1
M3.0 3回
M2.9
能登半島沖で
M5.2
M4.9 2回
M4.7
M4.6 2回
M4.5
M4.4
M4.2
M4.0 2回
M3.9
M3.8
M3.7 2回
M3.6
M3.5
M3.4
M3.3
M3.2
M3.0
M2.9
佐渡付近で
M4.8
M4.7
M4.3 3回
M4.2
M4.1
M4.0
M3.9 2回
M3.8
M3.5
新潟県上中越沖で
M5.2
M5.0
M4.7
M4.6
M4.2
M3.7
石川県西方沖でM3.7
富山湾でM3.4
と、計122回となっています。
被害の方では、建物の崩壊や火事が起きていて、2日の午前5時の段階では、死者が4名となっています。
亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げます。
その他の有感地震は
青森県東方沖のM3.5、震源の深さ60キロ
伊予灘のM3.2、震源の深さ40キロ
奄美大島近海のM3.2の震源の浅い地震の3回です。
伊予灘の地震に関しては、最近になって、瀬戸内海の九州と四国の間の海域で震源の深さ中程度の地震が続いています。通常、震源の浅い地震が起きるエリアですから、こちらでも、動きに変化が出てきていると思っていてください。