地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

与那国島近海でM5.6 奄美大島近海でM2.8 能登半島沖でM2.3

2022-06-25 05:42:31 | 日記
 まず、海外の情報からですが、南太平洋で、M5.8、M5.7、M5.6と、規模の大きめの地震が発生しています。

 与那国島近海でも、M5.6の地震が発せしていて、こちらは、台湾の東方沖と考えていいと思います。フィリピン海プレートの台湾付近では、まだ、動きが続いているようで、一昨日のデータでも、震源の浅い地震から深い地震まで、台湾の東部沿岸に集中しています。

 奄美大島近海のM2.8の地震は、規模はやや小さめでしたが、島の近くが震源なので有感地震になったと思ってください。このレベルの地震は近海で多数起きているのですが、島から少し離れると揺れを感じないので有感地震にならないと思っていてください。

 また、能登半島沖のM2.3の地震は、地図で見る限りは内陸が震源になっているように見えます。石川県能登地方の地震と同じと考えてください。先日、震度5強の地震が起きたときの震源よりも、西側に震源がシフトしています。

 日本全体の動きとしては、今までと変わらず、福島と宮城の県境付近の沖合で活発に動いていることと、日向灘方面から沖縄方面にかけて、細かな地震が続いているということです。
 また、茨城県では、茨城県北部で、震源の深さ中程度の位置での動きが活発になってきています。注意していてください。

 もう一つですが、これだけ太平洋側が動いているにも関わらず、山形・新潟方面では、しばらくの間、動きがほとんどありません。2019年の山形県沖の震度6強の地震など、日本海側の地震は、震源が浅いため、震源に近いところでは規模に対して揺れが大きくなります。そして、このとき、しばらくしてから、石川県方面でも揺れの大きな地震が起きています。
 日本海側では、こういう連動が起きる可能性があるので、これからしばらくの間は、日本海側で注意をしていてください。
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