有名な句だが、今では井戸そのものが少なくなっている。ただ仙台などは地震などに備えて災害用井戸が市内にある、衛生管理などもされているようだが、いざの際の井戸は貴重なもの、人間や動物は水がないと生きていけない。私は小学校の3年生ぐらいのときに転校、井戸のある生活を経験した。確か水道が完備していない田舎だったと思う。手押しポンプで水を汲み家に運んだ記憶がある。水質管理や共同体意識も芽生え井戸がある意味、生活の中心だったような気がする。今では蛇口をひねるとイヤ水道の種類によっては押すと自然に水が出るのが当たり前。自然に当たり前に水が出る生活、時には水の大切さを考えたい。